今日の一台…何回目だっけ？

今夜はおいらの好きなBカーの中でも真打ち登場でございます。

MGメトロ6R4…勝つためには手段を選ばず美しさも捨て去ったグループBのラリーカー達…ある意味代表格でありましょう。






ベースとなったのはローバーメトロと言う小型の大衆車でした。
ぶっ飛んじゃったラリーカーにルノーマキシ・サンクターボがありますが、こちらは更にぶっ飛んじゃったラリーカーです。






ここからはおいら流の解釈で書きますがご勘弁くださいm(__)m


1981年に登場したアウディ・クワトロにより一気にラリーカーは4WD化が進みました。


まあ、あんな走りを見せつけられた日にゃあ嫌でも四駆になりますわな。


MGメトロ6R4もそんな中で生まれた訳ですが、なぜ小型の大衆車がベースに選ばれたのか？


それは単純に小回りが効くから…なんだけど、こ奴も発想はサンクターボと同じでミッドシップ化した訳です。


ただし小排気量で大パワーのターボが主流だった中、ターボ特有の唐突に出るパワー特性を嫌って大排気量のツインカムエンジンを搭載しています。



しかしまあ…ちっこいクルマにV8突っ込んだら収まり切らないから二発ぶったぎってV6にして、四駆にしたがまっつぐ進まなかんべ？？…ってんでR34GT-Rも真っ青なワイドドレッドにして、まだ不安だからこれまたF-1マシン真っ青なダウンフォースが与えられたのがこの姿…





ずいぶん乱暴な解説？…だけど、ワタスはこのクルマがラリーカーでは一番好きなのです、念のためf(^^;


ワークスカーが20台、プライベーター向けが180台、それぞれインターナショナル、クラブマンと区別され前者が310
～410馬力、後者が250馬力でした。


戦績ですが、デビュー戦は3位、以後最高順位４位で一年間と短めでしたが参戦していました。




まあ、ぶっちゃけ７位入賞圏内に入るのがやっと…だった訳ですが(^^;ワタスは大好きなのです



ただ…ワタス個人的に思うのは、なんでこんだけぶっ飛んだクルマになったのにスケベ根性だしてV6なんか積んだんだべ？四発ターボならもっと軽くできたべよ？と思う訳ですが(^^;



まあ、そこは紳士の国の悲しい性(おいっ！)があったんだろう…とワタスは解釈しておきます(￣▽￣;)










口説いけどおいらの一番好きなラリーカー…