
昨日の旅行のことをお話しましょう。
2時に起床し、2時半までには出発。
時間短縮のため高速を使い太田桐生ICで降りるとそこから国道50号へ。
この時点で大まかな、かなり大雑把な経路しか考えていません。
とりあえずまっすぐ50号を進み海の方へでたら南下して犬吠埼を目指すといういい加減な考え。
5時ごろ水戸付近のファミレスで早めの朝食を食べながら地図を見るものの、特にいい考え(笑)も浮かばず更に直進。
しかし、大洗が近いぞという案内を見つけたところで最初のミスコース!
しまった、今の直進だったと思いつつ、すぐに左折すれば海のほうへ行けると思ったのが大きな間違い。その後1時間ほどよくわからない民家街を彷徨う(笑)
標識が付近の町の名前を表示していても、そもそも街の名前がわからない。
コンビニで地図確認し、今のは右折か!とか何度も繰り返しやっとの思いで大きな道に出て、自分が今何処にいるのか判明。
思いのほか土浦方面に近づいていたため、当初予定していた犬吠埼から帰りのルートは、霞ヶ浦大橋を通って帰るという目論見は諦め、1度と来た事のある霞ヶ浦ルートから犬吠埼を目指すことに。
しかし、ここから通勤時間のラッシュにはまってしまい土浦市、かすみがうら市の渋滞をおよそ1時間近く堪能することに(笑)
渋滞途中に潮来市の案内を見つけ再度抜け道的に左折を試みるもなぜか民家街・・・。
これで民家をぬけてどう潮来に行けと・・・・。
結局民家を抜けてもと来た道へ、再度渋滞の中へ・・・。
30分ほど渋滞を走り、左折霞ヶ浦大橋の案内を見つける。
思わず声が出る「よし!キター!」
しかし左折してもまだ渋滞・・・・・。
そして渋滞を抜け久しぶりの2速、3速で進んで気付く・・。
アレ、今の左折?
しかし距離的には橋まで何キロもないはずと思いとりあえず左折し、霞ヶ浦を目指す。
どう考えても地元民しか通らないような狭い路地をひた走る。
途中、GSで給油。
とりあえず方向は合っているようだが、GSのオッサンの説明はわからない(笑)
更に20分ほど狭い道を走ると、やっと
知っている場所に出た。
少し休憩して霞ヶ浦を見ながら左手に霞ヶ浦大橋があるのを確認。
虹の塔も見える。
安堵したものの、このあと更に道に迷うことになるとは思わなかった(笑)
霞ヶ浦大橋を渡ってすぐの道の駅で「なまずバーガー」を食べたかったのだが、朝9時だったからなのか、平日だからか軽食コーナーは準備していなかった。残念。
虹の塔も
水の科学館も2度も来たことがあるため休憩しただけでスルー。
ここから更に海沿いを目指す。
途中どちらに進めばわからない案内が出ていたものの、偶然前の車が松本ナンバーのSAI。
絶対ナビが付いているはずなので追従する(笑)
期待通り正しい道を選んでくれたが、どう考えてもここは左じゃないだろという雰囲気の道を左折した。
多分、前の車がいなかったらここでも間違えていたはずだ。
途中、
鹿島神宮の案内が出ていたのでとりあえず寄ってみる事に。
鹿島神宮には迷わず行けたものの、無料駐車場から鹿島神宮は目と鼻の先、というかスグに見える場所にあるというのに徒歩にて道に迷う・・・。
この時、自分は天才じゃないかと思った(笑)
そして境内に入ると妙な既視感・・・・。
子供の頃来た事のある所だったorz・・・・。
親父が旅行好きのため、子供の頃は隔週くらいのペースで県外の観光地に連れて行かれていたんですね。
大人になってから関東、北陸、東北の観光地に旅行に行くと大概思い出すんですよ。
子供の頃に来ていたことに・・・。
でも、写真とかでは思い出さないんですよね。
現地に行ってから気付く。
旅行は親父との見えない闘いでもあるのです(笑)
今回も負けましたよ(笑)
宝物館に日本最古最大の直刀というのが展示されていました。
撮影禁止のため写真はそのパンフです。
他にも日本刀がいくつか展示してありましたが、日本刀の反りをみてまさにFN2のヘッドライトを少し上側から見ると日本刀であると再認識しました。
多分昨日の見学者で日本刀を見ながらFN2を思っていたのは私だけでしょう(笑)
その直刀を再現したレプリカがあって見学者が持ってもいいようになっていたのですが、長すぎて持ち上げることは出来ても振り回すことなどとても考えられないシロモノでした。
ついでに、戦争中に三八式歩兵銃のグリップを持って片手で平行に肩の高さまで上げられたのは部隊では俺だけだった、と言って自慢していた祖父を思い出しました(笑)
その隣に刀と合わせたという重さ80kgの胴がありましたが、そんな物着ていたら身動き取れない状態で胴意外を刺されて瞬殺されますね(笑)
かわいい巫女さんがいましたが、あえて写真を撮ってこなかったジェントルな私を褒め称えたい(笑)
見学後、一番の目的地である
犬吠埼へ。
ここから先はある程度スムーズに進んだものの、犬吠埼は目前と言うところで道を間違う・・・・。
2台すれ違うのがやっとの港町の民家の間をすり抜け元の道へ戻る。
そういえば、目の前の県外ナンバーのS-MXも道に迷っていた(笑)
状態の悪いコンクリ路面が延々と続きFN2の足でも上下左右に振られる。
FD2でこの道を走ったら頭蓋骨を骨折するか、同乗者に到着後フルボッコにされるでしょう(笑)
そして正しい道にもどりやっとの思いで犬吠埼へ到着。
犬吠埼観光を終え帰路に着く。
しかし更なる罠が・・・。
地図を見て、この道ならこの橋に行けそうだ、という道を進みようやく橋が見えた!と思ったら何とその橋の下を華麗に通過(笑)
聞いてないよ!
すぐに左折、左折で橋の方向に戻りたかったが、どう見ても道の狭い民家が続く・・・。
とりあえず安全圏であろう信号のある場所で左折しようと思い、信号があるまで直進するも一向に信号がない(笑)
まさかあれだけ長い距離を直進してつきあたりまで信号がないとは思わなかった(笑)
港町の構造はワカラン(笑)
これがこの旅行の県外での最後の迷い道となった。
この時点で、午後2時半。
本来であれば帰り道の観光スポットにも寄るところですが、ナビなしでの今回の体たらく・・・。
暗くなったら本当に家に帰れないというリアルな危機を感じるためどこかに寄る選択はない(笑)
しかし、最後の最後で罠が。
北関東道、太田桐生ICから高速に乗ろうと思い国道50号を進行中、300m先太田桐生IC左折の案内を見つける。
やっとこれで帰れると思った矢先流出車線に停止車両が!
貨物を避けて前を見ると車の列が・・・。
停止車両じゃなくて流出渋滞だった・・・。
唖然としてそのまま直進。
元の道に戻ろうにも渋滞しているしな、と思い1つ先の太田薮塚ICから高速に乗ることに。
しかし、側道も帰宅ラッシュで渋滞でしたよ(笑)
本来一区間7分ほどの道を、側道で30分かけICへ。
これにて私のナビの必要性を認識するための実験は終了。
えっ、私旅行だなんて言ってませんよ(笑)
最初からこれはこういう実験だったんですよ。
いやぁ有意義な実験だった(笑)
という冗談はさておき、ここまでこの長文を読んだキトクなお方は気付いた人もいるかもしれません。
文の中に「とりあえず」が多い(笑)
この思考こそが道がわからない人間の根本であると今、理解した(笑)
私のような人種はナビがなければ本当にお金をドブに捨てているのと同じようなものですね。
予定していたメニューを1/3しか消化しなかった感じです。
はぁ、居間に転がっているナビはいつ着けられるだろうか。
まさに切実な問題です(笑)
この旅でのFN2の平均燃費は12.7km/ℓでした。
燃費計では常に13kmを下回ることはありませんでした。
燃費計の最高は14.4km。
あの渋滞がなければもう少し良かったと思いますが。
FN2での高速道路走行はラクでいいですね。