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2012年01月29日 イイね!

現行システムの維持

昨日の読売新聞の夕刊に面白い記事が2つ載っていました

1つはクリーンディーゼルの開発について

先日の大阪モーターショーで個人的にデザインに惹かれたマツダのコンセプトカー雄(TAKERI)ですが



じつは新開発のディーゼルエンジンを搭載していることが、その記事に書かれていました

高価な浄化装置を搭載しなくても、大気汚染につながる排出物を抑えることができるうえ、燃費も高く、2.2Lで4Lのガソリン車に匹敵するパワーも併せ持つとか

マツダが2月にも投入するSUVのCX−5はディーゼルとしてはトップの18.6L/km走るらしいです

雄はそれに加えて減速時のエネルギーも電力として蓄える装置を搭載し、ワンチャージで1500Kmも走ることができるようです



こんな素晴らしいコンセプトカーだったとは露知らず、デザインばかりに目を奪われていました

最近のマツダの開発力は凄いですね
 
会社で何が起こっているのか知りたいところです


さて、もう1つは高速道路のGS撤退の動きです

参入している民間業者が相次いで撤退し、歯止めがかからないようです
理由は燃費の良いエコカーの普及でガソリン販売量が落ち込んでいるからだとか
 
もともと一般道より高速のGSは割高なので、私はほとんど使ったことは無いですけどね

給油以外に収益の無い高速GSですから、上限価格の廃止された現在は価格競争に巻き込まれて利益が出なくなったようです

高速3社は民間が撤退したGSを直営にしてしのいでいるらしいですが、赤字体質が変わるわけも無く垂れ流し状態

GSが減少した地域の高速のガス欠事故が増えているようですが、民間業者撤退の対策として彼らが考えたのは、ガソリン備蓄を増強してSAを災害時の緊急車両の給油拠点とすることだそうで、またもや国や自治体に補助金を出してもらって、何がなんでもスタンドの数を維持したいみたいです

何でもかんでも東日本大震災につなげるところが、どうも納得できない

確かにエコカーに替わる過渡期の今は、こういった現象も起こるだろうけど、それも一時の問題で、ガス欠事故にしても、ドライバーが気をつければイイことで、高速ガス欠に罰則でもつければ減少するんじゃないかと思うんですけどいかがでしょう

ましてや将来ワンチャージ1000kmも走る車が普通になってくるとなると、もはや既存のシステムは減少、変更するのは避けられないし、その方向で考えられんのでしょうか

どうしても既存のシステムを維持したい勢力には、既得権益にしがみついている輩とか、新しい集金方法を考えている輩がたくさんいるんでしょうね


民間がこれほど頑張っているというのに
 
 
 
Posted at 2012/01/29 11:19:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | よもやまネタ | ニュース

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