タイトルどおり、スープラに乗って一週間が経ったので、インプレッションとやらをしてみます。
ちなみにうちのスープラは
平成6年式(前期型)GZグレード(オートマ・エアロトップ・ツインターボ)
走行距離43000km
オプションのブレーキ以外ほぼノーマル
といった状態です。
○乗り心地
とても良いです。車重1500kgオーバーのおかげで、段差で跳ねることもありません。今まで乗ったクルマで言うと、20セルシオの足回りを硬くしたような感じ。ロードスターとはまったくキャラクターが違います。(足回りがノーマルなせいもあるかも)
○パワー
ロケットみたいに加速します。最大トルク44.0kgf·m/3,600rpmという数字は伊達じゃない感じで、ほとんどブーストをかけなくてもグイグイ走ります。そこから一気にアクセルを踏み込むと280PS/5,600rpmの怒涛のパワーが開放されて、車重を感じさせない走りを堪能できます。意外なことに、この車のエンジンはオートマと相性が良いように感じました。マニュアルであればシフトチェンジのたびにブースト圧が落ち込むので、オートマのようにブーストをかけ続ける事ができないからです。まぁ、それもノーマルだからの話で、改造して馬力アップをすれば、丈夫なゲトラグ製ミッション一択となるのでしょう。
反面、下手にパワーがあるせいで、ロードスターのようにエンジンを回して楽しむ、ということが出来ません。走り方としてはスポーツカーというよりビッグセダンのような感じになってしまいます。
○ハンドリング
これは、足回りやタイヤの扁平率、銘柄なんかで変わってくると思われますが、どうしても車重を感じてしまいます。ロードスターのようなキビキビした感じはほとんどありません。これからのカスタム次第と思われます。
○ミッション
上記のとおりオートマです。感覚としては、20セルシオの4速オートマに近いものを感じます。(60km/hで4速1400rpmというところも同じでした)シフトタイミングもかなり低回転でした。(2000rpm程度)ここら辺もスポーツカーらしさを感じさせないところだと思います。流すにはよさそうです。
○燃費
今のところ、
高速道路・・・12km/l
下道 ・・・ 9km/l
意外にも、3リッターツインターボはエコロジーでした。ただし、上記のとおり私自身があまりブーストをかけない&回さない走り方をしているせいもあるかも・・・(ドノーマルなせいでもあるかも)
○開放感
ロードスターに乗り続けてきた私としては、オープンの開放感は必須条件であり、エアロトップ以外は考えられませんでした。
しかし、エアロトップは運転席からの視界こそ普通のオープンカーそのものではあるものの、やはり背後にあるハッチの圧迫感はかなりのものでした。また、屋根はボルト留めで、着脱が面倒でもあります。さらには、ロードスターほどではないものの、雨も漏ってきました・・・。
ただし、ハッチバッククーペの美しいボディラインとオープンエアが同時に楽しめるという点では素晴らしく、また背後にあるハッチのおかげで風の巻き込みがほとんどないのは美点です。
○内装
80スープラの内装といえば、ドライバーを囲むようなコクピットが魅力だと思います。ただし、前期型のガソリンメーター、水温計は、商用車のようにひとつのメーターにされてしまっています。後期のダッシュボードが移植できるならそっちのほうがカッコいいと思います(個人的主観)
また、GZは最上級グレードで、本革・電動シートが装備されていますが、なんだかシートのロックが甘く、Gがかかったときに若干シートが動きます(笑)
○ブレーキ
車重に対してプアなブレーキといわれている80スープラですが、純正オプションの17インチ用キャリパーを装着すれば、そんなに困ることはないと思います。(もともとの設計も、17インチブレーキありきのようです)
○見切り
80は角のない丸いデザインであることに加え、ドアが高いので見切りは悪いです。左右、後方はまあ慣れるのですが、前方はノーズが長く、先端が落ち込んでいるのでいまだに慣れません。
○その他
ガタピシ音が結構あります。おそらくエアロトップの継ぎ目、トランク下の車載工具なんかが怪しいです(今度調べてみよう)車体そのものは、そこそこ防音がしっかりしてそうです。
また、エアロトップ車はやはり剛性が低いように思います。段差を乗り越えるときによじれを感じたり、未舗装路での振動で、そのことを感じます。
こんなインプレッションが誰かの参考になれば幸いですが・・・(笑)

Posted at 2015/05/15 22:46:55 | |
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