今年もあっという間に10日が過ぎてしまいましたね〜
conceptcar.comことKenです。
今日はタイトル通りE46M3 SMGⅡ車のクラッチ交換についてのお話です。
SMGとはATと違いMTミッションを油圧&電子制御により2ペダルでの操作を可能にする機構で、いわゆるセミオートマ車です。
このSMGはE36M3の時代から実用化されましたが、とにかく都市伝説が多く、壊れるとヤバイ、高いなど耳にする情報は信憑性の無い物が多く、おそらく全国のオーナーの悩みの種だと思います。
そこで今回私が経験した事例を書いてみます。
昨年の10月のE4sナイトミーティングに参加して、その帰り友人二人と仲良く、ちょっとヤンチャしながら帰りました(笑)そして自宅の駐車場に停める為バックギヤに入れると、突然ガチャン!ガチャン!と音と衝撃が伝わってきました。そしてギヤインジケーターはニュートラルになってしまいます。
これは噂のSMGポンプリレーの寿命かなと?と思いましたが、SMGに関する警告灯は何も点灯せず。。。
つぎに遂にSMG本体がイカレタかと思い冷や汗が。。。
とにかくもう一度バック出来るかもう一度トライ、ガチャガチャいいながらもギヤを繋ごうとしている感じで、少しアクセルを煽るなんとかギヤが入りとりあえず駐車出来ました。
次の日これはローダーが必要かなと思いましたが、もう一度とりあえず近所を走行してみたところ、なんとか行けそうな気配が、思い切って自走にてDラーまで(約20分)自走出来ました(汗)
そしてDラーにて早速SMGの診断、結果エラーは出ず。。。
どうやら電子、油圧系統のトラブルは無い、あとはミッションをおろしてみないとという事でDラーに入庫。
DラーにてMTをおろして分解チェック、走行不能の直接の原因はクラッチピボットの破損でした!
しかし、問題が一つ。E46M3の場合、純正はWマスフライホイルと言って、ゴムダンパーでジャダーを吸収するタイプを採用しています。このゴムダンパーの破損が元でピボットに負担がかかり折れたとの事。
そしてさらに、同時にクラッチの寿命(泣)と言う事でした。
そして上がって来た見積りはフライホイール16万、クラッチ9万、工賃、診断料、ショートパーツ含めて35万! ん〜高い。。。
現状復帰で35万は。。。と思い軽量フライホイールや、カーボンクラッチ等も考えましたが、ゲトラグの6速MT車はソリッドタイプのフライホイールにするとカウンターシャフトの音がアイドリングやエンブレ状態でうるさく不快らしいです。それは嫌なので却下しました。
自分で色々調べた結果、クラッチ、フライホイール共に純正OEMがあるではないですか〜!
金額も純正の約半分で、品質は同じ!今回はこれで直す事にしました。
Dラーにその話しをすると、ごめんなさいDラーでは純正品以外の修理は出来ませんとの事。
それはそれで仕方が無いと思ったので、Dラーで直すのをやめました!(キッパリ)
と長くなりますので、今日はここまでにします、続きはまた明日書きます!
Posted at 2012/01/10 22:16:04 | |
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