気になる一台

新年、明けましておめでとうございます。
ご覧の皆様、今年もよろしくお願いいたします。

さて、新春の話題としてはちと古いのですが、正月休みの暇つぶしに書店で写真の本を買ってしまいました。

「MITSUOKA大蛇（おろち）のすべて」でございます。
この車、2001年東京ﾓｰﾀｰｼｮｰに出展された時から気になっていた一台です。

昨年、市販化が決定しいよいよ販売が開始されるそうで、この本によると12月7日段階で、すでに51台のオーダーが入っていると記されています。10500000円の価格が高いか安いかはそれぞれの判断によりますので、一概には判断できませんが、個人的にはかなりリーズナブルな価格ではないかと思います。

大蛇のデザイナー青木孝憲氏(31）は「もともとクルマって、女の体のようにチンポコが立つような色気が必要だと思っていた」と語っている。

うん、素晴らしい。確かにそれはある。ユーノス５００の曲線には「その気」が少しありましたが、S40ではワックスがけをしても勃起しません。いかんですね。

クルマとしての動力性能という点からは、スーパーカーとは呼べないのかもしれません。友人の惰眠さんが語ったごとく「スーパーファッションカー」と呼ぶ方が正しいのかもしれませんが、このクルマは気になります。

その昔、三船敏郎がフランスベットのCMで「う～ん、寝てみたい」という意味深長な台詞を吐いておりましたが、「う～ん、見てみたい」と思わせる1台です。

ついでに限定1000部というカレンダーも、お屠蘇の酔いの勢いで申し込んでしまった。うぅ。