• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

惰眠のブログ一覧

2006年02月20日 イイね!

音羽の事件を思い出した

音羽の事件を思い出した敢えて「高いところ」から「他人事」として書く。

17日金曜日に、滋賀の長浜で起きた事件のニュースを見て真っ先に思い出したのが、99年の11月に起きた音羽の幼稚園児殺害事件だ。

 一時は「お受験殺人」などと言われたりもしたが結局それは中核的要素ではなく、裁判の過程を通しても本当の動機が何であったのかは明らかにならなかった事件である。
 思うに、こういう傍目には突発的に見える「日常の抑圧が破裂した」ような事件の場合、明確に言葉として語りうる動機などというものは、他人が聞いて腑に落ちるような動機というようなものなどは、そもそもないのかもしれない。

 報道を通じて聞こえてくる言葉というものは、所詮は本人の肉声ではない。「こう言った」と捜査関係者なり弁護側なりが話した間接情報(時には思惑づくの)を、取材者というフィルターをもう一度通して流れてくるものだ。
 そして、こういう言い方はどうかと自分でも思うけれども、記者も読者も視聴者も、あるいは恐らく検察・警察も弁護士も、「納得したい」のだ。「謎は深まるばかりです」ではいられないのだ。
 だから、被疑者の際立った特異性だとか、異常性だとか、具体的なトラブルの存在だとか、そういう解りやすさ(そういって悪ければ、納得できるための糸口)が存在することを求める。

 ただ何となく僕が印象として持っているのは「この子供たちさえいなければ」という思い詰めた心理を、加害者である主婦は抱いていたのだろうと言うこと。
 いなければ、送迎をしなくて済む。いなければ、自分の子供はいじめられない、etc.etc.
 この主婦がそんな心理状態に陥っていった背景事情については、これからイヤというほど報道されるであろう(既にされ始めている)が、シンボリックな事象に目を奪われては、結局いちばんの問題を見落とすことになる。社会防衛のための最適解を、見失うことになる。

 日常のコミュニケーション不全や生活文化の相違から生じるストレスを、コミュニケーションがキチンと取れないがゆえに溜め込んでいる人物がいる。
 言語や国籍の違いはもちろんだが、教養・学歴の違いや出身地の違いだって「話が合わない」「会話についていけない」「価値観が違う」という形でコミュニケーション不全を生ずる点で、まったく同じことだ。通じ合えない相手ばかりのグループの中に身をおけば、そしてそこから離れることのできない事情があれば、ストレスは溜まらざるを得ない。
 社会防衛を考えるのであれば、そういう環境にあってセーフティ・マージンを使い切ってしまった人物のストレスが、破滅的な方向に向かって暴発することを未然に防ぐことしかあるまい。

 ファン・クラブのような任意の集まりであるのならば、肌が合わないものは或いは自ら去り、或いは誰にも相手にされなくなったり追い出されたりして付き合いは消えるが、生活の場で否応なく顔を突き合わせているようなケースでは、そういうわけには行かない。

 それにしても滋賀の事件でやりきれないのは、子どもを犯罪から守るために行われたであろう、児童の父母による送迎であるにもかかわらず、よりにもよって子どもを守るべき「親」が、最も子供の安全のために信頼できるはずの「親」が、子どもの命を奪ったことである。

 幼児2人を滅多刺しにして殺害するような加害者に寄せる同情心など僕は一片たりとも持ち合わせていない。自分には子供のいない僕であっても、我が子を理不尽に奪われた親の気持ちを思うと、極刑ですら生ぬるいと思う。
 同時に、この事件の加害者を極刑に処したとしても、そのことは「社会生活の上で受けたストレスを子供に向ける大人」と言う普遍的な問題(こんなものが普遍的であるなどと思いたくはないが)を解決する一助にもならないとも思っている。

 音羽の事件からおよそ7年。また同じような構図での事件が起こってしまったことが哀しい。個別の事件の対処は対処として、そこから「社会」が学べることが、きっとあるはずだ。
Posted at 2006/02/20 19:03:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記
2006年02月20日 イイね!

10年、10万キロストーリー

10年、10万キロストーリー自動車雑誌を買わなくなって久しいが、以前購読していたNAVIに10年、10万キロストーリーという連載があった。ひとつの車に長いこと乗り続ける人たちを取材して、その人なりの「乗り換えない理由」の物語を綴った記事だ。

 そんなものをふと思い出したのは、僕のユーノス500の累計走行距離がまもなく10万キロに達するから。よくも乗ったものだと思う。(添付の画像は9万キロ時点で撮影したもの)
 むしゅ氏やkahan氏ほど明確にリミットを切ったわけではないけれども、僕もこのユーノス500を買ったときに、まだ17キロしか距離の刻まれていないオド・メーターを前に、ひとつの目安を決めていた。最低10万キロは乗り続ける、と。

 考えてみると、複数回に及ぶ全損級の事故を経験したにもかかわらず、そのたびに直して乗り続けてきたのは、ひとつにはその初期衝動が残っているからなのかも知れない。

 最初にこの車を買ったときから比べれば年間の走行距離は1割以上も少なくなり、丸15年目になってようやく10万キロに届くところまで来たわけだけれども、こういうのはつくづくタイミングだと思う。
 もし1月の車検よりも前に10万キロに到達していたとしたら、もしかしたら所有する車を1台に絞る気持ちになっていたかも知れないのだ。

 今回は車検を通してしまったし、しかもそのときのメンテナンスが奏功して色々と具合がよくなってしまったので、良くも悪くもそうそう簡単に「もういいや!」とは言いづらいことになっているが、新しい相棒に乗り換えていく友人たちを見ていると、どこかそれを少し羨ましく感じたりもしている。
 まあ、その分僕は「2台目」を所有することで埋め合わせて(?)いたりするのだが。

 はてさて、最初に決めていた一区切りを越えてしまったあと、鉄人・衣笠祥雄のように自身の最長不倒距離を伸ばし続けることになるのか、それとも大物トラブルに直面したところでアッサリ現役引退を決意するのか。
 自分自身の心模様がどうなっていくのかまだ判らないけども、きっと特に問題がない限りはズルズルと維持し続けていくのだろう。
Posted at 2006/02/20 14:48:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記

プロフィール

「そろそろ寝ないとなー。あした、絶対仕事が面倒くさいことになるの確定だから。」
何シテル?   09/17 23:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2006/2 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728    

リンク・クリップ

Automotive Design 
カテゴリ:新しい車関連
2003/08/09 00:21:12
 
All The Web 
カテゴリ:便利
2002/12/27 14:03:26
 
Hubble Space Telescope Public Pictures 
カテゴリ:科学・文化・芸術
2002/11/08 15:59:43
 

愛車一覧

マツダ ロードスター マツダ ロードスター
2005年10月、発作的に衝動買いしてしまいました。 いい車だなぁと思ってはいたものの所 ...
マツダ ユーノス500 マツダ ユーノス500
気が付けばデビューはもう19年前。 最新の車とは比べるべくもありません。 ガタガタゴトゴ ...
マツダ ランティス マツダ ランティス
俄かオーナー経験は僅か3週間で終わりましたが、とてもいい車です。 代車だったので、コンデ ...
マツダ アテンザ マツダ アテンザ
例によって例のごとく、借り物の車での「パートタイム・オーナー」です。レンタルしたのは10 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
©2019 Carview Corporation All Rights Reserved.