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惰眠のブログ一覧

2005年08月31日 イイね!

レクサスと言う名のソフトを売る

レクサスと言う名のソフトを売るきのう8月30日はレクサス店の開店日、テレビのニュースなんかでも随分と手厚く報じられていた。たしかに日本初の国産高級ブランド専売店で従来例を見ない接客方針を持つなど一般ニュースで扱うだけのバリューはあったと思う。

 ただ一方で、民間放送の事情として営業からの要請なんてものがあって、しかもレクサスの宣伝戦略はきっと電通の仕切りのはずだから、いわゆる「是非もの」で大扱いしないわけにはいかなかったのだろうなんて想像している。ま、報道担当としちゃあニュースをPR番組扱いするような企画は扱いたくないのだろうけれども。

 それはそれとしてニュースを見ていて溜息をついてしまったのは、客に名刺を渡すときに一々ひざまずけと言う方針を見たときのこと。これはもう「接客」じゃなくて「接待」だ。
 たかだかクルマを買う程度のことで、販売担当にそこまでして貰いたいものなのだろうか。…いや、恐らくそういうのを望むお客様もいらっしゃるには違いないのだろう。でも僕は真っ平ごめんである。そんなご接待をして貰うよりも、フランクに車のお話をしたほうがずっと気分がいい。だって、僕はクルマ好きだから。

 こういう言い方をすると語弊があるのだろうが、レクサスの系列と言うのはつまり、クルマに興味があってクルマ好きな人たちに向けたお店ではないのだ。
 クルマが欲しい。それも、高級なクルマが欲しい。でもクルマに特に思い入れがあるわけではない。そういう人のうち、さらに「おもてなし」を受けることを殊更に好むような、小金を持った人々の需要を満たすには、レクサスというソフトウェアは魅力的なのではないだろうか。

 レクサスと言うのはGSやSC、これからラインナップされるLSやISなど自動車と言うハードウェアを販売する店ではないのだろう。レクサス流接待と言うソフトを顧客に提供し、そのソフトウェアからの期待値にたがわぬハードウェア販売する。そういうビジネスなんじゃないかと言う気がしている。

 もう10年位前になるだろうか。「礼を尽くす車」とかいうキャッチ・コピーを携え、鳴り物入りで日本に上陸した外国ブランドがあった。ビジネス的には惨敗したが、その理由の一つはハードウェアがキャッチフレーズ(ソフトウェア)に比べ大きく見劣りしたことにもあると思う。トヨタのレクサスならば、少なくともサターンのようにハードの信頼性が足りないなんてことは、そしてアフター・サービスが不安だなんてことはない。

 果たして、GSと名前を変えて先代モデル「トヨタ・アリスト」の影を消し去ろうとした車や、セルシオのLS、アルテッツァのISが、昔の名前に比べて売れるか売れないか預言者ならぬ僕には分からない。
 でも一つ思うのは、日本でのレクサスは、梁瀬次郎以来の「高級車商売」の手法とは全然違った、まったく新しいビジネスをしようとしているのではないかと言うこと。
 だから、高級ブランドは一朝一夕には根付かないだとか、「中身は結局セルシオやアリストやソアラじゃないか」との見方をしていたのでは、見通しを誤るような気がする。レクサスが伸びるとすれば、そのソフトウェアが顧客の心をつかんだからであり、こけるとすれば、市場はレクサス式接待など欲していなかったから、なのではないだろうか。

 それにしてもレクサス、本当に敷居が高い。きょう仕事に立ち寄った六本木ヒルズで見かけたポスターには「レクサス特別展示中」と出ているから見に行こうと思った。そうしたら、展示してあるのはビル52階の展望台だと書いてある。
 地上から百メートル以上の高さもさることながら、展望台に入るには、たしか2000円の入場料が必要なのである。いくら物見高い僕でも、さすがにそこまでして見に行く気にはなれなかった。
Posted at 2005/08/31 20:51:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記
2005年08月28日 イイね!

文明の恩恵に浴する

文明の恩恵に浴する丸一週間、夏休みを取ったのにあわせて日記からも離れていたが、懸案だったユーノス500のエアコンは、その休暇の初日である20日の土曜日に修理を終えていた。

 20日は朝から暑い日で、10時半に店に赴く約束の道すがらは、既に車内は温室の如し。窓を4枚とも降ろし、走行風だけを涼みの手段にして久が原のディーラーへと急いだ。
 到着してみるとしかし店内は意外に盛況で、工場側も作業待ちの状態になっている。作業が始まってしまえば30分ほどで完工する由、事前に聞いていたので、屋外の気温と比べれば寒いほどよく効いた冷房にちょっとばかり震えながら店内をうろついたりしていた。

 結局、全て終了したのは昼の少し手前。きちんと効くようになったエアコンの効果を満喫するために、ちょっとばかり近所をドライブした。
やはりエアコンはありがたい。
Posted at 2005/08/29 11:16:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2005年08月19日 イイね!

小泉さんがディーラーのセールスだったら

小泉さんがディーラーのセールスだったらテレビなんぞを見ているとユーセイ、ユーセイと一文字変えれば夏場の怪談の如くにかまびすしいが、小泉さん(と応援団)はいつもの論点ぼかしやってるだけじゃねえかとウンザリさせられる。
もうええ加減、詐欺まがい商法みたいなセールストークは止めてくれないかなあ。

 郵政民営化が、それ相応に筋の通ったビジョンであるならどうぞ推進なさるがいい。でも、既得権益がらみの話は脇に置いておくとして、民業に転換してちゃんと従来通りのサービスを続けられるのかって不安にきちんと答えて欲しい。大丈夫です、国が責任持って支えますじゃなくて。
 民業としてやってくなら、今までどおりのサービス内容で経営がちゃんと成り立つのかどうかの数字での見通しがもっと前面に説明されなくちゃいけない。
 例えば、今のサービスを維持するには、従業員規模はこのくらい、サービスを利用する顧客の見通しはこのくらい、だから例えば郵便料金はこの水準にしないと成り立たないとか、営業費用はこの程度にしないとペイしないとか。
 改革が必要なんですなんて精神論ばっかりで、冷静で合理的なビジネスのお話が小泉さんの口からはついぞ聞こえてこないのが実に不満だ。

 郵貯に何兆のタマリがあって、それが国庫資金でテキトーに運用されてるのが怪しからん、民間に分離してしまえってのも分かるが、じゃあそれを切り離したら国庫の側は結局別のルートから資金調達するだけなんじゃねえの?と言う疑念を打ち消す話は出てこない。
 僕自身は蓋然性が高いと思うのだけれども、そうした資金ショート分は増税と言う形で補われることになるんじゃないか、そういう伏線の中でこの前の都議選前の税調の見解が公表された流れがあるんじゃないだろうか。

 小泉商法のヤバいところは、抱合せ販売を平然とやってのけるところにある。国民は「小泉」と言うパッケージ商品を購入した。このパッケージの目玉は郵政民営化だけれども、よく見たら所得税控除の廃止だとか税率のアップなんてもんまで同梱されていた。「こんなものいらない!」と客が言い出しても「最初から同梱してるといったでしょ。それを承知でこのパッケージ買ったんだから、あなた方はそれを欲しがっていたと言うことだ」って言い逃れる。福袋のつもりで買ったら実は厄袋だったみたいなもんだ。
 それなら最初から目立つところにパッケージ内容を明示して置けなどとクリティカルなところを突かれると「それじゃ郵政民営化はやらなくていいのか!」と開き直る。税率云々の部分は(現時点では)フィクションだけども、過去の小泉さんの言動は、ほぼ押しなべてこんな具合だった。ユーセイとのセット販売で何を売りつけられるか知れたもんじゃない。

 僕はこういう手合いとは金輪際お付き合いしたくない。ディーラーのセールスマンでこんなのがいたら、多分そのメーカーのクルマは二度と買わないだろう。「うるさいシズカちゃん」は嫌いだけど、小泉さんに続けさせるくらいなら亀井静香氏に政権を任せたほうがまだましだ。パンドラの箱なら最後に希望が残っていたけれど、この「厄袋」の底には絶望しか残ってないような気がするのだ。
Posted at 2005/08/19 12:15:23 | コメント(2) | トラックバック(2) | ふと思ったこと | 日記
2005年08月18日 イイね!

昔の名前で出てきます?

昔の名前で出てきます?イプシロン(写真)と、イプシロン・ベースの小型SUVムーザに支えられた今のランチアのラインナップに、フルヴィア・クーペが帰ってくるかもしれない。
 そういう記事が、italiaspeed.comに掲載されていた。2003年のフランクフルト・ショウにランチアがコンセプト・カーとして出品したときには、単なるデザイン・プロポーザルで製品化するつもりはないとアナウンスしていた筈だったなぁと思い出しながら、記事本文を読むと「製品化するかどうかの検討を始める」らしい。元にするプラットフォームも決まっていないようだ。なーんだ。まだ、企画の検討をこれから開始する段階に過ぎないじゃないか。
 でも「フルヴィエッタ」なんて名前(仮称?)も出てきていて、なんだか実現可能性が結構高いような気がする。

 ランチアはフィアット・グループの中の位置付けでは、普及ブランドのフィアット、スポーティ・ブランドのアルファ・ロメオに対して高級ブランドとして扱われている。
 2年前のフランクフルトに登場したフルヴィア・コンセプトはフィアット・バルケッタを元にしていたそうだけれども、高級ブランド品らしい雰囲気はちゃんと備えていた。ただ高級クーペとは言っても、コレステロール過多な感じはなくて、まるで映画の中で見る南欧リゾートに薄手のワンピースをさらりと着こなして現れた裕福な家の若い令嬢のような爽やかな魅力が素敵だった。
 スタイルは全然違うけれども、トゥーリングがコーチワークしたアルファ・ロメオの1900SSを横浜の展覧会で見たときに感じたのと似た雰囲気なのだ。率直に言って、これが市販化されたらすごく欲しくなるだろうなぁと思ったものだ。

 ただ同時に、これはまるで過去の名車の自家パロディだよなぁと言う覚めた気持ちも頭の片隅にある。片隅と言うか、半分以上そう思っている。これまた市販が検討されているらしいトレピウノはフィアット500の焼き直しだし、名前だけの話ではアルファ・ロメオの「159」も、往年のグランプリ・カーへのあやかりだ。
 「過去の栄光」という資源を持っている企業の強みと言えば言えるけれども、新しい未来像を創造できない閉塞状況から抜け出せない中での窮余の一策との印象が強い。映画もテレビドラマもリメイクものがやたらと幅を利かせていることから考えると、創作の分野全体でなにか行き詰まりがあるのかも知れないな、との思いがチラリとよぎった。
Posted at 2005/08/18 17:31:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 海外の車 | 日記
2005年08月13日 イイね!

エアコンレス

エアコンレスほんのちょっと前まで…と言ってももう15年以上も前になってしまうのだけれども、車のエアコンはまだ、全車標準装備ではなかった。ライン装着オプションや、場合によってはディーラー・オプションだった。
 よほどの廉価グレードでない限り、どのカタログモデルを買っても最初からエアコンが装備されているようになったのは確かバブルの頃。当時のカーセンサーでは、掲載の商品に「AC」つまりエアコンだとか「C」即ちクーラー装着かどうかの情報が結構重要だったものだ。

 ライン・オフの時点でクーラーやエアコンがついていないことにも、実は一定のメリットがあった。ディーラーで後付けした場合、車検証に記載される車両重量が、少し軽くなるのだ。その結果、元の重量によっては自動車重量税が少し安く済むケースがあった。
 僕が最初に乗っていたGC型のカペラもそれに該当していて、1800ccのミドルサイズのセダンのくせに車検証上の乾燥重量は1トンを切っていた。勿論、いまほど車両の受動安全の問題が厳しくなかったゆえの軽さではあるし、当時のカペラはいまのアクセラくらいの大きさでしかないのではあるけれど。

 この土曜日、エアコン他空調装置が動作しない原因を突き止めるため行きつけのディーラーに行って診てもらっている間に、そんなことをつらつらと思い出した。
 いろいろ開いて見てもらったところ、やはりと言うべきか、故障の原因はエアコン・アンプだった。素人が一目みてもわかるトラブルで、基盤に取り付けられているICと思しき電子部品のはんだ付け部分が一箇所黒く焦げていた。何らかの理由で回路がショートしたのだ。火を吹いて車両火災にならずに済んだのは、僥倖だったのかも知れない。
 ショートした回路が他所に影響すると怖いとの指摘を受け、焦げ跡のある基盤は引っこ抜いたままにし、来週の土曜日に新品の基盤と差し替えることにした。おおよそ5万円+工賃の出費になる。

 この検査のときに、もう一つトラブルが露見した。こちらは機械的なものではなくて、メーター・ナセルの「割れ」だ。ハンドル・ポストの向こう側の、小物が置けそうな床部分がパックリ二つに割れている。
ひところ、その辺りからやたらとビビリ音がしたのは、亀裂が原因だったのか、音を押さえようと押したり叩いたりしたのが原因で割れたのか。今となっては理由はどちらともつかないし、またどちらでもいいけれど、こういうものは気が付いてしまうと気になって仕方ない。
 仕方がないので、こちらも部品交換を依頼してしまった。この先どこまで乗りつづけるのか確たる覚悟もないのに、よくぞここまでの大散財だ。ついでに燃料フィルタも交換してやろうか知らんなどと、暑さにあてられたか浪費の虫がもぞもぞと蠢き始めてしまった。


<エアコン話補足>
自分で書いた過去ログを見ていてはたと気づいた。
ベリーサを借り出した修理の折、問題になっていた症状の一つに「エアコンが勝手にオン・オフする」との記述がある。アンプの基盤には、電子部品がショートしてできたらしい焦げ跡があった。と、言うことは、もしかしたらあの頃の再現性の低い異常動作は、アンプの不具合に起因していた前駆症状だったのかもしれない。
Posted at 2005/08/15 11:37:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記

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「そろそろ寝ないとなー。あした、絶対仕事が面倒くさいことになるの確定だから。」
何シテル?   09/17 23:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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