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惰眠のブログ一覧

2006年10月23日 イイね!

直っていなかった……

直っていなかった……生物と違って機械に自然治癒はないのだから当然なんだけれども、やっぱり車庫のシャッターは直っていなかった。けさ出庫したときと同じように、とりあえず素早くシャッターをかいくぐって中に突撃体制で車を納め、それから微妙な位置合わせをする。借り始めてからだいぶ経つ駐車場で、なおかつ下げた向こう側に絶対に人がいないと確信できるからやれる芸当だ。

 いずれにせよ、そのまま普段どおりの調整をしていると車庫の中に閉じ込められてしまうので、隣室住人の使っている側のシャッターを先に半開きにしておいて、そこから退出したのだが……なんだか泥棒にでもなったような気分だった。明日にでも状況を大家さんに伝えて、修理してもらわなくてはならない。多分、センサー系の故障じゃないかと思うのだ。

 それはそれとして、こうやってシャッターの閉じた車庫の内側の景色を見るのは、中々得がたい体験だった。
Posted at 2006/10/23 22:49:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2006年10月23日 イイね!

極めて深刻なトラブル

極めて深刻なトラブル出勤のためにトラブルを無視してむりやり出発してから気がついて、血の気が引いた――というのは大げさすぎるのだけれども、もしかしたら今夜は車庫にユーノス500を戻せないかもしれない。

 トラブルが起きているのは、車ではなくて車庫のほう。出入り口の電動シャッターが、自動で折り返し運転をしてしまうのだ。つまり、全開になった途端に何もしなくても勝手に閉まってしまう。
 けさは出勤時間も迫っていたので半開きのシャッターをくぐって急いで車に乗り込み、昔のファミコンのゲームみたいに屋根の高さがクリアできたあたりで緊急発進して事なきを得た。しかし思い返してみるに、もし仮に目の前の道に車や歩行者がいて直ちに発進できない状況だったとしたら、トランクをメリメリと押しつぶされていたに違いないわけで、全く無謀なことをしたものだと我ながら冷や汗が出る。

 しかも、冒頭に書いたとおり、車庫入れのことを考えると目の前が真っ暗になる。添付の画像にあるとおり、かなりギリギリまで寄せて停めないと隣の車の出入りに差し障りがあるのだが、そういう試行錯誤をしていたらシャッターが閉まるまでに車から出ることができない。
 この車庫、開閉回路に組み込まれたスイッチもリモコンの受信アンテナも建物の外側にしかないので、車庫に閉じ込められて出られなくなってしまうのである。不審者と間違われる覚悟さえあれば裏技がないこともないのだけれども……。

 ともあれ、この状況が解消されるまでは、ユーノス500を使うことは出来そうもない。もしかしたら同じシャッターを共用している上階の人のリモコンが、何らかの理由で(ボタンが押さえつけられてるとか)『閉』信号を発信し続けてるって可能性もなくはないし、だとしたら帰宅する頃には解決してると思うんだけど……。
Posted at 2006/10/23 14:49:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2006年10月21日 イイね!

日本の古代に少し触れる

日本の古代に少し触れる中央道諏訪インターチェンジのほど近くに神長官(じんちょうかん)守矢資料館という、とてもとても小さな郷土史料を扱ったところがある。大和朝廷が入り込んでくる以前から諏訪地方の「まつりごと」を司っていた一族の裔が、ついに明治期に途絶えてしまった祭祀にまつわる品々を展示しているのだ。

 建築史家にして建築家でもある藤森照信氏による建物の外観がとても特徴的なのだけれども、何より所蔵品と説明文に心かきたてられるものがあった。守矢(もともとは『洩矢』であったらしい)の一族が神長官となるのは、5世紀のころ出雲から兵を率いてきた建御名方命(タケミナカタノミコト)との戦に敗れて以降のことらしい。

 この一族が執り行う祭礼で用いられた供物が一部資料館に再現保存されているのだけれども、これは完全に狩猟民のそれである。そしてそのまつりごとは、時を経て江戸の末までは受け継がれてきたというのだ。農耕文化の民に制圧された後も、狩猟文化の民の祭祀が生きながらえてきた……。戦に敗れたとはいえ、さぞかし強い力を持った人々だったのだろうと思ったら、資料館の片隅にそれを証明するかのように銅鏡が展示してあった。どういう来歴のものかまでは説明されていなかったが、こんなものを所有している一族が、只者であろう筈がない。

 牛に引かれて善光寺に参ったような按配で訪れた資料館だったが、なんだかとっても厳粛な気持ちになった。人の営みが築き上げたホンモノの歴史ってやつの重みは、やはり圧倒的なのだ。
Posted at 2006/10/23 23:39:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2006年10月20日 イイね!

続・恵比寿の白いストラトス

続・恵比寿の白いストラトスけさ出勤途中、三度『恵比寿の白いストラトス』に遭遇した。
前回の目撃に引き続き、今回もまたシャッター・チャンスに恵まれなかったのが残念だけれど、あのとき疑問だった「なぜ一目でストラトスと見分けられなかったか」が何となく分かったような気がする。

 今回も停車している脇をうしろから駆け抜けざまに見ただけなのだけれど、問題の白いストラトスにはどうやら、テール・エンドのスポイラー(添付写真参照)がついていない。その結果、真後ろに近い位置から眺めると、写真などで見知った姿に比べて、かなり平べったくかつ角ばって見えるのである。まっ白なボディー・カラーも、そうした視覚的な錯覚を強調する。

 ひどいことを言うと「もしかしてこれってレプリカ?」と思ってしまったりするくらい、印象が異なる。ホント、自動車のデザインって尻っぺたの小さな空力付加物ひとつ、車体色ひとつといえども疎かにはできないものだ。
Posted at 2006/10/20 11:22:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 海外の車 | 日記
2006年10月18日 イイね!

教育者の責任

教育者の責任福岡と北海道で起きた、『いじめ』に遭った学童の自殺の報道を見ていて思うのだが、本当に「またか」としか言いようがない。そういう事案が発生したということよりも、事件後の学校関係者等の対応のことだ。『いじめ』の事実を隠蔽しようと血眼になり、その努力むなしく露見すればしたで責任逃れに全力を尽くし保身に狂奔するザマは、胸糞が悪いこと極まりない。

 20年前、僕が卒業した高校で起こった一つの事件と、その顛末を思い出す。
僕と同学年だった複数の生徒が学生証を偽造して別人に成りすまし、レンタル・レコードで借り出した洋楽のアルバム数点を盗んでしまったのだ。
 事件が発覚し、問題を起こした生徒たちの停学処分が決まった後、校長は緊急の全校集会を開催した。校長は、事案の概要を(問題を起こした生徒たちの固有名詞と被害にあった業者の名前以外は)包み隠さずに報告し、その上で『何故停学処分にしたのか』と言うことまで説明した。

 「教員の会議でも、退学処分にするべきだという意見は少なくなかった。確かに引き起こした事柄の重さに対する、本人たちの責任と言う意味では、それもありうる考え方だとは思う」校長は、職員会議での議論の一端をも明かした。
 「しかし、もしここで彼らを学校から去らせ社会に出してしまったとしたら、我々教師は教育者としての責任を放棄したことになる」彼がそういったとき、僕はかなりの衝撃を受けた。『教育者の責任』!
 「彼らをわが校の生徒として留め、二度とこのようなことを起こさないよう学ばせることこそが、教育者としての我々が将来彼らが出て行く社会に対して負っている責任だと確信している」。校長は、概ねそういう話をした。

 教育者は、将来の社会に対する責任を負っている……概念論として耳にすることはあっても、それを確固たる行動の指針にして実際に行う人が、ここにいる。この校長の言葉を、多分僕は生涯忘れない。と言うよりも――僕は教育関係の職にはつかなかったが――僕のものの考え方の根っこの所に、確かな重みを持って存在し続けている。それもまた、教育であったわけだ。

 あの校長は、間違いなく本物の教育者であったと、僕は信ずる。その職にあるものとしての心構え、姿勢、信念、覚悟、そういったすべてを僕は尊敬できる。翻って、冒頭に書いた福岡や北海道の学校の校長、地区の教育長ら教育委員会幹部の姿を見ると――沸々と憤りがわいて来るのを抑えられない。
 彼らは、どこを向いて学校教育を行っているのか。何に対して責任を負っていると感じているのか。何を守ろうとしているのか。――どの面を下げて、教育者であるなどと名乗れるのか。

(添付の画像は本文と関係ありません)
Posted at 2006/10/18 12:35:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記

プロフィール

「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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