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惰眠のブログ一覧

2007年06月17日 イイね!

インプレッサの20S-GTにチョイ乗り

インプレッサの20S-GTにチョイ乗りインプレッサに乗ってきたのになんでゴルフGT-TSIの写真かというと、単に撮影を忘れただけなんだけれども、それだけじゃなくて以前チョイ乗りしたゴルフGT-TSIの印象と似ていたからだ。

 近所にあるスバルの販社に行くと、三種類のエンジンを積んだそれぞれの試乗車が用意されていた。えらい力の入りようである。……と言うか、それだけエンジンごとに車のキャラクターが違うのだろう。それは販売担当者の説明からもうかがい知れた。
 元々試乗するつもりはなくて、カッコだけ眺めてこようかと思って足を運んだのだけれども、あまりにも熱心なトークにほだされて試乗に選んだのがS-GTの手動変速仕様だ。聞けばいまのラインナップにある2リッター無過給エンジン搭載車は自動変速しか設定がなく、1.5リッターには手動変速も用意されているようだが脳裏にふとよぎったのが「普及用廉価版」と言う単語だったりするもので、実態はどうか知らないが敢えて時間を費やして乗るほどの気にはなれなかったのだ。

 まずは外観のスタイルだけど、写真で見たほど悪くない。というか、写真うつりが悪すぎ。寧ろ見慣れてくると良く感じるようになるんじゃないかなとさえ思った。もしかしたらだけども、広告写真の常套手段であるロー・アングルからの視点だと殊更不恰好に見えて、成人男性が直立した高さの視点から見下ろすとソコソコに見えるのかもしれない。視点の高さって、結構重要らしいのだ。
 そういう印象は別にしても、販売店員氏の説明を聞く限り――いや聞くまでもなく――ものっすごく「デザインする」ことに力を入れていることが窺える。多少、細部に神を宿らせ過ぎって気がしないでもないけども、デザイナーの独り善がりな思い込みではない「成果」がちゃんと出てると思う。

 内装も悪くないんじゃないかなあ。少なくとも僕は、国内2番手のメーカーが謳う現代的居住空間系インテリアの同クラス車よりも好感した。ま、要するに僕はローレルスピリット系のヴァニティ(日本語で明け透けに書くとちょっと角が立ちそうなのでヨコモジにするが)な意匠が好きではないのだ。
 なーんてことを考えながらハンドル周りをいじったり覗いたりしていると、スターター・ボタンが設定されているのが目に留まった。おお、なかなか趣味的でいいぞ。と思ったらキー・ホールがない。ドアの開錠は緊急避難用に金属棒のキーがあるが、始動方面は電波感知式のインテリジェンス・キー一本槍なのだった。

 ステアリングの軽さはちょっと趣味じゃない。流石にバブル期の一部ホンダ車が揶揄されたように「小指一本で回せる」ほどの軽さじゃないが、個人的にはもう少しだけ手ごたえが欲しい。
 左半身操作系では、ストロークの短いシフトは気に入ったのだけれども、クラッチの断続ポイントはもう少し奥にあってくれた方が、僕には乗りやすい。主に慣れの問題だけども、繋ぐときに判りづらいのだ。

 走らせて見ると、例の排気干渉音や過給器のタービン音が程よく聞こえて来るが、総じて静かで滑らかな印象がある。前の型のインプレッサ(STi)に試乗したときに感じた、無闇に固くて多少ガタピシ軋むような印象とは雲泥の差だ。
 設計年次のこともあるけど、父のレガシィB4よりも(「格下」のくせに)かなり上等な車に乗っているような気さえする。随分と大人びた印象だ。まぁでも、車体のロールを親の仇のように言う人には、このテイストは好かれないだろうな。

 ほんのちょこっと乗っただけなのであれこれ言うのもおこがましいけど、冒頭に書いたように、僕はゴルフのGT-TSiに乗ったときの感じをかなり連想した。それよりもっと似た何かがあったよな~と頭をひねって、フォードのフォーカスSTが割と近い感じだったのを思い出した。ただフォーカスは着座位置が、もう少し高かったような記憶がある。

 かなり良いなと思いつつも、それでもこのクラスの車を買うんだったら多分僕は、インプレッサではなくゴルフのTSiを選ぶような気がする。ブランドとかそういうことではなくて……なんだろう。乗って走らせたときに感じる、えもいわれぬ「しっかりした感じ」が、あっちの方が強いからだろうか。

 余談ながら面白いなと思ったのは、今度のインプレッサにはトヨタのサービスであるGブック・プラスが導入されていること。車そのものにはまだ提携(というか子会社化?)の効果は反映されていないけれど付加的サービスの方ではいち早く……と思ったら、費用対効果やサービス内容の充実度から、スバルではこれまで積極的にPRしてこなかったと言うだけで、ただのGブックなら現行レガシィがデビューしたときからサービスしていた由。今回はお値段もソコソコお徳なので積極的に売り出すのだとか。
 あとは、MT車でもクルーズ・コントロールが選べるところも面白いと思った。ま、僕は必要ないと思うんだけど。
Posted at 2007/06/18 14:35:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2007年06月16日 イイね!

え?デミオって7段変速!?

え?デミオって7段変速!?ディーラーの店内で流されている次期デミオのプロモーション・ビデオを見ていたら、4,5,6とアップしていたシフト・インジケーターの数字が「7」になるのが目についた。
 エーッ!こんなちっちゃいクルマに7段ギアはやりすぎじゃん……と一瞬思ったけど、すぐ気がついた。

 CVTだ。
便宜上「段」として設定されてるだけだから、その気なら7段どころか256段でも512段でも刻めるわけだ。ま、そんなに細かくしても意味ないけど。あー、驚いて損した。
Posted at 2007/06/17 13:45:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2007年06月14日 イイね!

うわっ微妙……

うわっ微妙……莫大な借金を返せと言う裁判で、どうやら敗色濃厚だ。手持ち資金は借金返済には足りない。敗訴の判決が出たら土地建物を差し押さえられちゃう……。そういう事態は避けたいので、土地と建物を第三者に売却して所有権を移し、賃貸契約を結ぶことで施設の利用を継続したい。
 おとといあたりから急に報じられ始めた、東京・九段の朝鮮総連本部売却「騒動」(まだ「事件」と決まったわけじゃないので)は、そういう思惑から始まったらしい。

 で、東京地検の特捜部は電磁的公正証書原本不実記載の容疑で捜査に乗り出した14日にはついに強制捜査に踏み切った。登記の移転は済んでいる、しかし支払はまだ行われていない、もしかしたら行われないかもしれない。要するに強制執行逃れの架空取引じゃないのかと言うわけだ。うわぁ、微妙……。
 確かにそういう解釈も成り立つは成り立つけども、理屈立てとしてはかなり無理筋なんじゃないかなあ。状況としては「契約書にハンコつきました、納車も名変も済みました、でも支払は先になります」と変わりない。一番最初に書いたような事情が先にあるとしても、少なくとも外形的には電磁的公正(以下略)容疑に問われる状況じゃあない筈だ。

 買い手が「善意の第三者」ではなく、この取引のためにわざわざペーパーカンパニーを立ち上げたことも認めているから「微妙」って言い方をしたんだけど、普通は地検特捜が乗り出してきて大事件にするような種類の話じゃない。
 支払する意図が最初からないとしたら、登記は書き換えちゃってるんで既遂の詐欺(被害者は朝鮮総連)事件だし、意思はあっても支払い能力が追いつかないんだったら民事の債務不履行(債権者は朝鮮総連)ってだけでケリのつく、そこらに幾らでも見聞できるような売買当事者のトラブルに過ぎない――というか、まだそのトラブルすら起きていない。

 まあ、だから被疑事実が電磁的(以下略)なんだろうけど、どうしても無理筋にのごり押しにしか見えない。例えば欠陥隠しの挙句2人を死なせて会社が傾いた自動車メーカーは確か資金繰りのために本社ビルを売却、買い手に賃料を払う形にして施設を継続使用しているけれども、この売買取引のときに契約発効と実際の金銭授受にタイム・ラグがあったからとか、買い手側法人の支払い能力に疑義があるからってことで架空取引の疑いアリとは、普通ならない。

 法益の問題まで考慮したとしても、強制執行妨害の状況が発生してからそちらの線で押せば十分な話。限りなく「予防拘禁」に近いことをやってるとの印象を激しく受ける。で、多分、今回の強制捜査を受けて買い手ペーパーカンパニーの出資者の一部は、資金提供を尻込みするようになるだろうし、そうなれば取引そのものが頓挫する。
 地検特捜が強制捜査にまで着手して公訴提起できませんでしたとか、公判維持できませんでしたなんて恥ッさらしなことする筈は(彼らの面子にかけても)ないだろうから行くところまで行くんだろうが……なんてのか「お国の意向に沿わぬ振舞いは、あらゆる手を講じて潰す」みたいな感じがして気色が悪い。

 ついでに思ったのだけれども、特捜のメンツが潰れることを度外視して、イラクに結局WMDがなかったのと同様に「被疑事実は確認できませんでした」みたいなことになっても、商取引を遅延させたりツブしたり、取引当事者の社会生活を困難ならしむることは可能なわけで、例の「共謀罪」が成立したらこれと似たようなことは幾らでも起きるように(起こせるように)なるんだろうなぁ。
 「共謀してるっぽいぞ」ってだけで家宅捜索も身柄拘引も、場合によっちゃ逮捕勾留も自在だもんなあ。そういう目で見ると、なんか今回のは『リハーサル』ぽい感じがするし、動いたのが警視庁捜査2課ではなくて東京地検の特捜部だったのも納得がいくような気も。

 なんかこう、M.ニーメラーになった気分だ。
Als die Nazis die Kommunisten holten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Kommunist.
Als sie die Sozialdemokraten einsperrten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Sozialdemokrat.
Als sie die Gewerkschafter holten, habe ich geschwiegen, ich war ja kein Gewerkschafter.
Als sie die Juden holten, habe ich nicht protestiert, ich war ja kein Jude.
Als sie mich holten, gab es keinen mehr, der protestieren konnte.

いま、何行目あたりまで来たところだろうか。
Posted at 2007/06/15 12:04:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記
2007年06月13日 イイね!

動機が知りたい

動機が知りたい一般の刑事事件の場合、新聞でもテレビでも犯行の動機が記事に出てくるのがお約束だ。猟奇的な事件が起きたりした場合にはなおのこと、犯人がどういう動機で犯行に至ったのか各界の識者と称する人たちが、あーでもないこーでもないと自説を述べ立てる。ところがコトが行政処分案件なんかだと、違反事実はともかくとして「なぜ違反なんかしたのか」が語られないような気がする。

 たとえば、そう。今回のコムスンの問題だ。六本木ヒルズに本拠を置くグッドウィル・グループの一員にして民間介護サービス会社大手のコムスンが介護報酬を不正に請求し受け取っていたこと、そのことが露見すると行政処分を逃れるため処分前に当該事業所を次々自主閉鎖していたこと。
 要介護者をだしにしてインチキしやがってと僕だって腹が立つのだけれども、同時に「なんで介護報酬の不正給付に手を染めることになったんだ?」と言う疑問も持っている。なんとなーく想像はついているのだけれども、当事者や周辺関係者の口から、その辺の動機について明確に語ってくれないかなー、なんて思っている。

 それと言うのも、僕はそもそも論として「民間介護サービス事業なんて、民業としてはまっとうに成り立たないカテゴリーなんじゃねえの?」と思っているからだ。介護に限らない。医療もそうだ。福祉関係の分野は、収益事業(つまり、民業)では成立しない――させようとすると利用者にすごい負担を求めることになるもんじゃないかと思っているからだ。
 コムスンの財務諸表を開いてみたら、普通に商売してご利用のお客様から御代をいただくだけじゃあ事業支出分にも満たない、自治体から支払われる分を乗っけても正規の請求だけじゃ利益が出ない、そんな収支バランスになってるんじゃないかって気がしている。

 だって、介護サービスへの民間参入が図られたのは、官業でやってた介護事業が破綻しちゃったから――採算が取れないからなんだから。利益が出ないんで民間は手を出さない、でも存在しないと困っちゃうような事業分野を補うのが再三度外視の官業ってもんでしょと僕は思うのだが……。

 診療報酬なんかでも、時々水増し請求をした病院や医師が処分を食らったりしているけども、それだってガメつく稼ぎたいからインチキしてるのかって言えば、一概にそうとばかりも言い切れない気がする。……そういえばこっちの問題も、水増し請求を何でやったのか動機が解説されることはまずないなぁ。

 対症療法的に、申請内容の審査を厳格化するとか提出させる証憑の数を増やすとか、罰則を強化するとかの対策を打つことはすぐに思い浮かぶ。多分、今回のケースを受けてお役人もそういう動きに出ると思う。でも「どういう動機でそれをやったの?」ってところまで掘り下げて考えないと、問題の根本解決はできないんじゃないのかなあ。――もしかしたら、問題の本質はそのままうやむやにして置きたいって事情があったりするのかも知れないが。
Posted at 2007/06/13 20:42:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記
2007年06月12日 イイね!

自動車たけのこ生活

自動車たけのこ生活つい先だって傘下のアストン・マーティンを売りに出したフォードが、今度はボルボを手放すらしいという話があるらしい。フィナンシャル・タイムズが伝えたそうなので、そこそこ信憑性があると思っていいのだろう。
 手持ちの財産を小出しに切り売りして資金繰りするなんてまるで「たけのこ生活」だなぁなんて思っていたら、ボルボだけじゃなくジャガーとランド・ローバーのブランドも買い手を捜している最中だとかなんだとか。うわぁ、ジリ貧じゃないか。

 前世紀の終わりごろ……と言っても精々10年に満たない昔に過ぎないのだけれど、ダイムラー・ベンツとクライスラーの合併に端を発した合従連合の嵐の中、ナッサーのフォードが買い漁ったブランドは結局散逸してしまうことになるわけだ。
 そういえば当時はしきりに『400万台クラブ』なんて言葉が喧伝されたっけ。ナッサーに限らずピエヒのVWアウディも、ピシェッツリーダーのBMWも、落ち目になった同業他社なんかを世界中からかき集めていたが、結果論でいえば上手いこと行ったのは特別法で守られたポルシェ博士の孫の会社だけってことになりそうだ。BMWもローバーでは味噌つけたからね……。

 「次はマツダの番か?」とか「いまのフォードはマツダ抜きじゃ持たないだろ?」とか本邦企業への波及についても色々観測があるようだけれども、会社同士の親子関係はともかくとして、今後の開発には影を落とすんだろうなと思っている。
 と言うのも、03年の12月に聞いたアクセラの話を思い出すからだ。マツダ3(アクセラ)は基本構造を共有するフォードとボルボの車があるからこそ、スケール・メリットを前提にして高価な部品や構造を投入できた。そこからボルボが抜けて生産規模が縮小するとなると、やっぱり影響ナシとはいえないだろう。

 まあ尤も、3社での共同プロジェクトは大変な難産で、衝突安全性の要求水準(原動機の大きさや搭載位置・方法、車体のつぶれ方等々)が滅法高いボルボの技術者に対しては「お前ら人種差別主義者じゃねーのか!?」と言うほどの破局寸前の衝突もあったらしいから、もしかすると現場レベルでは縁が切れてホッとする部分もあるかも知れない。
 それに、モジュラー構造に近いシステムになっているマツダ3系の3社のモデルでは、ボルボは「弊社の顧客は限界を攻めるような走り方をしない」とかで限界性能の低いコンベンショナルなサスペンションを選択した(逆にフォードは、自信満々だった自社設計のサスペンションよりもマツダのほうが優れた特性を示したため「うちにも教えてくれ」と言ってきたらしい)経緯もあったそうだから、バリエーションを削減することでコストの問題を吸収できる可能性も、あるのかもしれない。

 そういえばあと半年でアクセラは4周年だから、モデル・チェンジの噂もボチボチ聞こえて来る頃だ。だとすると開発は終盤にかかっているだろうから、ボルボが抜けたことの影響が出始めるのは「次の次」である3代目アクセラ(仮名)ってことになるのか。
 その時どうなってるか想像してみようと思ったが、僅か10年で世紀の大合併が無残な破局に終わったくらいだから、このあと4年とか8年のスパンを見るときに「いま・ここ」の状況から将来を占うのは僕なんかにはとても無理だ。
 ただ、同じくらいの時期に結婚した三原じゅん子の離婚(予定)は、なんとなーく予想してたけども。……まあ、これは誰でも同じような予想をするか。
Posted at 2007/06/12 13:39:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 海外の車 | 日記

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