
PCVバルブって知ってますか?
ガソリンエンジンのタペットカバーに付いているワンウェイ、一方通行のバルブです。

これがPCVバルブ。上のが付いてたやつ。
下が新品です。
比べると形状が違う。
タペット側、刺さるほうね、突起がある。
品番から出してもらったから、物は間違いない。あー…トヨタさんあるあるのマイナーしたやつや。笑
もうですね、、ブローバイでえらいことになってましたよ。真っ黒!!

こんなんですもん…見た瞬間固まりましたよ。笑
エンジン内部の燃焼ガスは排気を通って排出される訳ですが、一部はクランクケースに入ってしまうのね、どうしても。
そのケースに入ってしまったガスを排出するためのバルブが、このPCVバルブ。
このバルブがないと、溜まったガスが暴徒化し圧力でクランクシールなんかが吹っ飛んでしまい、大変なことになります。
イコール、詰まったり汚れたりしてて機能していない場合…お察しつきますね?!笑
PCVバルブの反対側はインマニに入ってます。良くあるのが中のバルブ損傷でワンウェイの機能を果たしてない場合…
シールやパッキン類の破壊、それによるオイル漏れ、アイドル不調など…いい事ないです。
ずっと交換したい部品でしたが、今回決意して交換です。
なかなか踏み出せなかったのは…
タペットカバーに付いてるPCVバルブを固定しているグロメット。これの交換に自信がなかったから。笑
グロメットはゴム製なんですけどね…
もう…
…
カッチカチなんですよ!!ゴムなのにプラスチックみたいに!!
上手く外せなかったら…中に落ちる!!
落ちたらえらいことになる…
こんなで。笑

なんとか、かんとか外しました…
粉砕しています。左のが新品グロメット。

こんな形状しています、、本来。

カッチカチのグロメットをなんとか外したタペットカバー。
実際…中に落ちました。:( ;´꒳`;):
が、そこは区切られた空間になっていてバルブ側、ヘッドの奥深くにカスが落ちていくような形状ではなかったので、一安心…
しかしながら奥行きはあるので、先のほっそーいノーズプライヤーは必須!ですよ。
30分くらい除去に費やしました…

新しいグロメット取り付けて〜

新しいPCVバルブ取り付け!!

PCVバルブ〜インマニ間のホースも新品に交換しました。

こんな感じで取り付けて完成。
今回は予防整備的なところがあったけど、いざバラしてみたらえらいことになってたので、逆によかったなと思ってます。
あの汚れ方でしたからね。
振ったらカチャカチャ言ってたから完全に閉塞していたわけではないけれど、あれならいずれ…逝ってましたね。
タペットカバーの中にグロメットのカケラが落ちた瞬間…5年くらい寿命縮まりましたね。笑笑!
Posted at 2019/09/17 14:42:00 | |
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