
今日は4Cの2年目点検にDへ行ってきました。
やっと8000キロ走破。
※できるだけ毎週乗ってます。
今回はオイル類を交換です。
作業は4時間かかるとか。
何やら、外すものが多いらしい。
実は、、、
最近はエンジンオイルの質も良くなっているので、特に気にしていなかったのですが、久しぶりに添加剤など考えてみたくなりました。
特にエンジンオイルは各メーカーで研究を重ねているので、良いものを選んでマメに交換するのが良さそうだと認識し実行してきました。
自分の中で、「高年式エンジン」と「長年付き合ってきたエンジン」ではオイルの扱いを変えています。
特に高出力エンジンが好きなので色々と試しました。
40年位前からバイクでスタート。
250、400、750、1100。。全てインライン4。
そのころからインライン4、多気筒の高回転型が好きでした。
少しして欧州の旧車系を手に入れて、いじくって。。。
その時にモリブテンの添加剤に出会い、即効で旧車が蘇って信者に。
モリブテンの滑りが良い感じで。
ただ、バイクはクラッチがエンジン・ミッションと一体なので、湿式のクラッチは滑るというのでモリブテンは使えず、バイクのみ遅延型効果の添加剤を使いました。
それは5000キロ位走ると圧縮率が上がったのか、もの凄いパワーが出るようになったんですよ。
ただ、そのパワーにミッションがついていけなくなって、ミッションが壊れてしまい・・・。
次のバイクはミッションをいたわったら、カムが破損・・・。
つまり、下手なチューニングを含め、知識不足で機械のバランスを崩すと壊れることを知るわけです。
一回も事故はないものの、無知ゆえに沢山のエンジン類を破壊してしまいました。
スポーツカーはもっと酷い。
ポルシェはエンジン回しすぎてクラック入って交換、ランボは冬の暖気不足でタイミングベルトが切れて最悪に。
フェラーリV12は意味不明のパワーダウン・・・などなど。
マシンはNAのマニュアル、左ハンドル2シータばかりでした。
独身時代の社歴の殆どがイタ車で、当時のそれらはどこかが必ず壊れた。
結婚してから、ベンツとトヨタ。
トルコンの右ハンドル4ドア。
これ、全く壊れない・・・。
そして、今回(4C)は2ペダルのターボです。
妻の説得に成功したわけです。
ただ、乗り心地が悪いからと4Cの横席に乗ってくれません。
自分的は4Cは比較的乗り心地が良くて、乗りやすくて大好きなんですけどね。
ターボなので、高回転は捨てているものの、なかなかパワーバンドの出方(どっかぁーーーーん型)が好きです。
さて、今回の整備で最初に確認したかったことがあります。
車高が低くてたまに底を擦っている感じがあったので、下回りを見せていただきました。
実物をじっくり見て安心、とっても綺麗。フロント下も◎!で上出来。
整備の皆さんにも、4Cでは凄く綺麗で珍しいと評価を受けた次第です。
また、下から覗くと、4Cはサス周りがレーシングカーですね。
サス設定のキャパがデカい設計です。
特に驚いたのはリアサス。
エンジンが横置きだからか形状がストラットサスなので、調整枠が無いと勝手に思っていたら、凄い凄い。
特に上部のジョイント部というか取り付け部など、なるほど、さすがアルファ、設定調整のことを良く考えていて手抜きしていないと思った。
さらに、4Cが好きになってしまった。
サスへのこだわりを理解したら、動作のダイレクト感がよいのも理解できた。
ベースのシャーシが良い感じでしっかりしたつくりです。
過去に乗ってきたイタ車の全ては、どこか剛性が弱くて、ハンドリングのレスポンスの機敏さに欠けていた。
ハンドリングはポルシェ(昔の小さくて軽量だった油冷エンジンの時代)が最高だったけど、それに比べて4Cは負けていない気がしている。
※アバルトの595コンペも良くできているのですが、4Cはレベルが1段階上です。
整備アドバイザーの方に教えていただいたのですが、4Cで街乗りを重視するなら、インチダウン+タイヤをミシュランにするのが一番とのこと。
トルクステアも消えて、相当素直になるらしい。
ただ、自分なら街乗りを望むとしたら、アバルトを追加購入(※駐車場確保が課題)するでしょう。
4Cはアルファのレーシング魂が沢山で、これが自分のベスト!
マセラのMC20が発表されるみたいだけど、仮に4CのカーボンモノコックでMCが出てきても、そんなパワーを使いこなせないし、自分は4Cがベストですね。
整備アドバイザーの方に余談でアバルトの124と595の裏話を沢山教えていただいた。
124はもう受注していないので残念だけど、自分は595が大好きなので、裏話は面白かった。
124と595は同じ系列の1.4マルチエアターボエンジンだと思っていたら、どうも違っているとのこと。
124だと、下のトルクが相当細くてマニュアルだとエンストする人が多いらしい。
半クラ使いすぎて、4000キロ位でクラッチ交換とかもあるとか。
色々と説明を聞いていると納得、二台を乗った感じは595コンペが好みだったのは、つまりエンジン特性の違いってところなのか。
チューニングの奥の深さを知るわけです。
あと、レコモンの音の秘密、そしてアクラボとの違いがわかった。
あの「フュェーン」という、不思議な音の秘密を教えていただいた。
たまに、アルファのジュリエッタなんかも、レコモンつけていると同じ音がするけど、マフラーの音とその設計も面白いと思った。
595は4Cとは違う魅力が沢山(特に横幅無いのは日本では走らせやすくて好き)ある。
今のD、最近はアルファを販売していない。
アバルトばかり。
というより、メーカが条件出していてアルファを普通に販売させてくれないみたい。
ジュリアを販売できたのは、最初の1年だけみたいだし、どうもマセラみたいな独立ブランドにアルファをもっていきたいのか。
F1に復帰したしね。
※自分はジュリアの500馬力オーバー後輪駆動ってのは、トラクション考えると怖くてアクセル踏めない・・・。特に雨の日とか。
あと、良くできたトルコンだけど、そのあたりも感覚では??、そしてフェラーリV8の2気筒切ったV6の音が・・・?
バンク角はV8のままなんだろうなぁ、だからどこか音に違和感。
昔のアルファのV6の音とは違う・・・。
とにかく、日本(特に地方)ではアルファを販売できる店が極端に減っているってことなのだろう。
さて、横道にそれたけどオイル添加剤の話に戻そう。
整備アドバイザーの方、自分からみて大先輩になるのだが、凄く車のことを理解しているので、その人に色々と相談している。
今回、久しぶりのオイル交換とともに、昔の悪い癖が蘇って添加剤を少し試してみたくなったのだ。
※邪道で否定意見が多いことも理解している。
モリブテン、それも有機ではないやつ。
今更、そんなの時代遅れってやつ。
エンジンオイル用、ミッション・デフ用、ガソリン添加用の3種をセレクト。。
その昔に丸山モリブテンを使って、凄く良い印象があった。
※和歌山ではない京都のほうのブランドです。
それを今回は購入したので、入れてみたいとアドバイザーの先輩に相談した。
結論!
あっさり、ターボ車にはエンジンオイルにモリブテン系添加は進めたくないといわれた。
NAには良いかもしれないけどという前振りで。
どうもターボの軸受け(オイルを潤滑させているが・・)に問題が出てくる可能性が高いのだとか。
説明聞いたけど、難しい。
高性能になると、このあたりはシビアらしい。
まぁ、モリブテンは旧車NAでは相応の効果があったものの、高年式でターボは初で知識なしということもあった。
過走行車だとエンジン内の傷にモリブテンが入り込み効果としてよくなる印象があるものの、エンジン自体が新しいとモリブテンが逆にエンジンを傷つけるのかもしれない。
それと、昔に聞いた話だけど、一度モリブテンを使うと、ずっと使い続けないと、使わなくなった時から逆に性能が下がるということ。
特にターボの軸は非常に高回転を受け止めるのだが、そこに固い金属粒が入るとマイナス作用になるのかもしれない。
確かに、記憶ではモリブテンを入れているエンジンオイルを使ったことも何度かあるが、その時にガソリンとディーゼルはOKだけど、ターボ車とバイクは適用外って注釈に書いていて疑問だったのを思い出した。
昔の話だけど。
多分、低負荷時はターボでも問題なさそうに思うものの、高負荷が継続したら良くないことが起こるのかもしれない。
1750排気量だと、高負荷を使うケースが多いし。
ただ、・・・想像です。
もし、どうしてもエンジンオイルに添加剤入れたいならと勧められたのが、ワコーズのもの。
ガソリン添加剤も聞いてみたら、そっちもワコーズのものが良いといわれたので、ともにアマゾンで買って使うことにした。
ガソリン添加剤にアルコール(内部洗浄目的では意味有)が入っているどこかのメーカーの添加剤も昔にみたことあるけど、ゴム類がダメになるんだよねぇ。
逆にモリブテンのはゴム系を保護しそうな感じがあるので、そこは◎。
どこかのタイミングでモリブテン入りのガソリン添加剤を使ってみたいものの、今回はやめておこう。
ということで、今回はミッションのみモリブテン添加剤を入れていただいた。
さて、京都の丸山モリブテンの実力と効果はどうか。
まだ長距離を走っていないので何とも言えないものの、実は即効で効果を理解した。
ミッションが物凄くなめらかに動いている感じがする。
気のせいではないように思う。
実はアルファのTCTは癖があって、4Cとジュリアでも特性が違うみたい。
アドバイザーの話では4Cのほうがよりダイレクトな設定らしい。
まぁ、4Cはサーキット走りまで気にしている設計デザインだしね。
その癖を理解して走らせているのだが、その癖が出にくくなっているように思う。
つまり、極めてスムーズ。
特にエンジンが低回転のときのギクシャク感がなくなり、スルスルと転がっている感じがする。
信頼性の低いイタリアの気分屋精密機械が、日本製みたいな上品的良い感じになっている。
これが良いかどうか置いておいて、何だか性能が上がったような、そんな感じになった。
あくまで個人的な感想なので、この丸山(和歌山の製造ではないよ!)を試すときは自己責任でお願いします。
さて、次はワコーズのエンジンオイル添加剤、これ、どんなものなのか。
また、時間があったら感想を書いてみたいと思います。
では。