
ルマン24時間レースの参戦車両はハイブリッドの四駆だそうです!
トヨタは今のところ、後ろにモーターをつける予定ですから、丸っ切り違うクルマになります。
現在の規定では、前輪タイヤの大径化(F1とかGT500と同じ傾向)によって、前輪より前のグランドエフェクト(フロントディフューザー面積)が不足する懸念も有って、前輪部分を複雑化したく無いというのが童夢→トヨタの考え方です。
もう一つ重要な規定として、ハイブリッドによるアシストは120km/h以上からと決められた為、四駆のトラクションはそれ程、強く無いのではないかと言う考え方があり、軽量なガソリンエンジンを新規に開発したトヨタはリヤモーターとフロントからの綺麗な空気の流れを利用したいし、バラスンスウエイトは出来るだけ低い所に置きたい(アウディはフロントモーターが高く重心が上がると見ているようです)
アウディは四駆で、ブランドイメージを上げて来た会社ですから当然な気がしますが、トヨタと違いディーゼルターボにハイブリッドを後ろに載せると、前後バラスンスが後ろ寄りになって、選択肢が無かったのではないかと思います。
また、もし雨でも降ればいくら120km/h以上からとは言え、高速コーナーでの安定性は抜群!
と、言う気がしないでも有りません。

(2種類作ったアウディR18)
現時点での規定では、まだディーゼルターボの方がガソリンNAよりはハイパワーで有利ですから、ハイブリッドでは無い、ただのアウディR18(左側)が有利でしょう。
日本人としては、童夢ペスカロロジャッドV8に勝ってもらいたいものです。(童夢も2台あれば互角なのですが)
今年はアウディが勝って、来年はポルシェが勝つ気もしますが。。。
Posted at 2012/03/01 23:53:36 | |
トラックバック(0) |
レーシングカー | クルマ