
「動物も、土地も、家も、桜の木も、みんな待っている」
こう書かれた帯の文章とこちらを寂しげに見つめる柴犬?の写真に引き寄せられ手に取った本(写真集)
あるカメラマンが福島原発の避難区域?で撮った動物達の写真集‥
犬や猫、牛など、助けたくても助けられない動物達‥
飼い主さんが帰ってくるのをジッと待つ犬‥
いつ帰って来るかも解らない家を今でも立派に番犬として守り続けてる犬‥
怪我をして、そのままジッと死を待つ犬‥
カメラマンの車に尻尾を振りながら離れない犬‥
とんでもない放射線量の中で生きている犬達‥
捕獲しようとしたが全速力で逃げていくブラックタンのダックスフンド‥
もともと一緒に住んでたのかな?
ニワトリと餌を仲良く食べる犬‥
いきなり固い餌を貰い吐いてしまうも全部たべようとする犬‥
物凄く立派な犬小屋で震災前は物凄く可愛がられてた様子の犬‥
水路にハマり脱け出せず死を迎えた牛達‥
殺処分された豚‥
見てると辛くなるだけの写真集‥
でも本当は見なきゃいけない今現在福島で起こっている事実なんですね‥
涙を堪えながら読んでいくと、最後には運良く飼い主さんと再会できた動物、又は新しい飼い主さんと出逢えた動物‥
ちょっとホッとする内容が書かれています。
大人ならまさに必読しなければならない本なのでは‥?
是非みん友さんには1000円ちょっと頑張って読んでほしいですね‥
そして子供達に伝えていくのが大人の役目ではないでしょうか‥
(追記)
現地で犬や猫などの愛する家族を失った方々の気持ちは同じ動物の飼い主として凄く理解できます。
写真集の中で写された死を迎えた動物達‥
心よりご冥福お祈りします。

Posted at 2011/10/11 21:06:27 | |
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