手彫りウッドシフトノブできますた　造形編

さかのぼること数ヶ月前、なんやかんやあって純正オプション風ウッドシフトノブを作ることを心に決めたわけですが、そいつがこの度完成いたしました。実は塗装を残して数ヶ月前に完成していたのですが・・・
その塗装も先日完了しましたので記憶を辿りながら書こうと思います。


材料の要となるのはこの１円中古シフトノブです。たしかミラL５００？のだったかな。
コイツのゴム皮を剥いで、プラスチックで出来た骨部分をとりだします。

次に木材を用意。今回は木目が美しく、やわらかめの木をチョイス。厚さ１cmほど。

先ほどの「骨」の余分な出っ張りをそぎ落とします。そして木の板を彫刻刀でがしがしくり抜いて骨がはまるようにします。

まわりのいらない部分を大体カット。
右側は木の厚さが足りなかったので、うらにもう一枚ボンドで貼ってあります。

こんなかんじ。

骨を挟み込んで両面テープで仮止めします。

シフトノブの形に近づけるべくざくざく彫ったり削ったり。
まだまだでかいですね。

さらにヤスリでほいほい削りまして、８０％完了。
この段階で穴をあけました。
ノブボタン部とネジ穴２つですね。

あなの周囲は写真のようにドライバー等に紙ヤスリを巻いてごしごしするときれいになります。参考までに。

実際に取り付けてみました。ここで握り心地や諸々のチェックをします。
面倒ですが、これは省いてはいけない行程ですね。いろいろ問題を発見しました。

このあとさらに微調整を重ね、満足のいく形になったらボンドで完全に接着です。

塗装編につづく。