山形へ

今日山形に行ってきた。

仙台の事務所が駄目になったので、山形の事務所を一時的に
間借りする形になっている。

皆さん疲れた様子も無く、元気にお仕事されているのを見て
一安心した。

恐らく長丁場になるだろうから、体には気をつけてもらいたいものだ。

帰りいくつかの灯りを見た。

まず飛行機の窓から見た闇夜に光る街灯。
東北の山間はまだ雪が白いカーテンをかぶせたように残っている。

その中でほんのり赤みのある光は季節はずれの蛍のように
ちらちらと灯っていた。

そして大阪の夜景の光。
こちらはガラスを叩き割ったかけらが散らばるごとく
広がるところはとどまるところを知らない。

でもどちらもそこに生活する人には無くてはならない灯りなのだろう。

被災地にも生活の灯りが次々と灯ることを念じて止まない。

最後に高速バスに乗っている時、次々追い抜いていく車の
ダッシュボードの光。

ぼんやりと目で追いかけていくだけだけど、疲れた体には何となく心地よかった。