11月21日と22日の2日間で、稚内まで行ってきました。
高校以来の友達のところに遊びに行くためで、事前に道路状況について聞いたら
路面は凍っているものの雪は積もっていない、とのこと。
すでに旭川などは雪が積もっていたのですが、山側のルートではなく
海岸線側を走るので雪については大丈夫だろう、とタカをくくっていたのですが・・・
今回はホントにエラいことになりました。
今まで生きてきて、ここまでの猛吹雪に遭遇したのは初めてです。
冗談抜きに死ぬかと思いました。
それでは死の彷徨の顛末をどうぞ・・・
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出発当日の朝、今年最後となる長距離ドライブに備えてシャシーのグリスアップ
ワックス掛け、室内清掃と一通りの点検整備を行い、暖かな小春日和のもとで
眩い輝きを放つグロリアの雄姿。
トランクには、ウェイト用の砂を詰めた一斗缶、折畳スコップ、牽引ロープ、ブースターケーブル
エンジンオイル、各種油脂/ケミカル類、スノーヘルパー、工具、シュラフ、毛布、予備バッテリー
などを積んで準備は万端!のハズだったんですが・・・・
夜の9時に仕事が終わり、食事と入浴を済ませすぐに出発。
天気は良かったものの、雨が降ったらしく路面はブラックアイスバーン状態です。
鼻先の重いRWD車らしく、ヒョコヒョコとケツを振りながらワインディングを走ります。
画像はスタンドで撮ったもので、ボディの下半分にかかった飛沫が凍り付いています。
でもこんなのは支障の無いレベルです・・・
北見の郊外から雪がチラつきはじめ、紋別市に入ると既に路面は真っ白でした。
信号で停止するときと発進時に滑るものの、まだまだ問題の無いレベルです。
この時点ではボディもまだまだ綺麗です。
グロリアは大きく湾曲したガラスのおかげで、雪や雨が降っている状態でも
ワイパーを使わずとも、雨粒が自然に外側へと逃げて行って常に視界が確保されます。
今回も猛吹雪に遭遇するまで、唯の1度もワイパーを作動させずとも視界はクリアでした。
リヤガラスも大きく湾曲している為、走行風で雨粒が拭われ充分な視界が確保されます。
その後も順調に走り、眠気が来たので湧別の道の駅で軽く仮眠。
40分程度で起きて、また走り出しました。
日曜日の深夜から月曜日の早朝にかけてとあって、交通量も皆無に等しいです。
追い抜きも数える程で済みました。
その後も雪もそれほどでもなく、快調に走っていたのですが
浜頓別ではかなりの積雪になっていました。
驚いたのは朝の4時頃から除雪が入っていること!
まだ轍の出来ていない新雪の道路を蹴立てて走っていくと、いよいよ天候が悪化してきました。
写真だとわかりづらいですが、実際にはかなりの吹雪です。
フラッシュを焚いて撮影した写真で、これはワイパーが下がった瞬間です。
ほんの一瞬で雪が全面を覆うくらいの勢いです。
しかも雪を拭ったところで、猛吹雪と地吹雪で視界はほとんどありません。
でも、この時はまだ写真を撮る余裕があったんです・・・
この後は、本当の修羅場で写真が一枚もありません!
宗谷岬まで20km地点を越えると、尋常じゃない猛吹雪になりました。
まさに言語を絶する白い嵐です。
目の前は真っ白で、誇張ではなく何も見えません。
中央線も路肩もまったく判別不可能で、頼りになるのは幽鬼の如くおぼろげに映る
視線誘導灯(スノーポール)の赤い光だけです。
橋の上を通過する時には、路面が凍り付いているうえに横殴りの強風で
クルマが横にスライドしていきます。
カーブは、差し掛かる直前までまったく予期できず、対向車のライトは恐怖と共に近づいてきます。
車間距離はもちろん、自分が道路のどこを走っているのかさえまったく見当もつかないのです。
路肩に寄り過ぎれば、ガードレールもない箇所が多いので海か崖に転落します。
かといって真ん中を走れば対向車とぶつかりますし、まっすぐ走るのも覚束ないのに
むやみにハンドルを切れば、そのままスリップしてあさっての方向へ吹っ飛んでいくことでしょう。
ハンドルにしがみついて、眼を剥いて必死に走りながらようやく宗谷岬に辿り着いたのですが
ここで新たな難関が!
信号で停止し、ギヤをニュートラルに入れると静かにエンスト。
泡くって再始動すると、長いクランキングの後になんとか掛かりました。
しかし、市内まではまだ30kmもあります。
エンジンは明らかに不調で、燃料計が異常なスピードでみるみる減っていきます。
1気、また1気とシリンダーが死に、4速ではもはや失速してしまうので3速でなんとか
惰性を保っている状態になりました。
そして市の中央まであと15kmのところで、信号が目の前で赤に変わり停止。
絶望的な気持ちになります。
信号待ちの間、エンジンを煽ってエンストを防ぎますが発進は駄目でした。
いくらやっても加速せず、そのままバス停の窪みに飛び込む形で息絶えました。
早朝5時、まだ暗く、暴風雪の中、とにかくキャブ掃除とプラグ掃除に取り掛かります。
しかしトランクの中に置いてあるヤマハ純正キャブクリーナーは冷えている為か
泡状ではなく、チロチロと液体で出てくるのみ。
パーツクリーナーでプラグの煤汚れを落として、ブラシで磨きます。
横殴りの風によって、あっとういうまに背中は雪だらけです。
長いクランキングの後、なんとかエンジンは掛かったものの明らかに調子を崩しています。
とにかく誤魔化し誤魔化しで、市内へと向かいます。
何度もセルを回しているので、少しでもバッテリーの負担をかけないようにと
ヒーターは切って、ガラスが曇らないように口をマフラーで覆って防寒着を着込んで走ります。
そうしてどうにか市内のスタンドに辿り着いて給油。
本来ならまだ充分走れるだけあった燃料は、不調によって底をつく寸前でした。
まだ具合の悪いエンジンをなだめつつ、友達の家に向かいました。
本当なら友達を職場まで送っていくはずでしたが(正午まで仕事)不調により泣く泣く断念。
友達の家に辿り着いた時の惨状。
ナンバープレートが完全に雪でコーティングされてます。
テールレンズがほとんど隠れてしまっていますが、これでも15分前に一度雪を落としています。
地吹雪と吹き返しで、瞬く間に真っ白になってしましました。
フェンダー内も雪が詰まっています。
友達が仕事に行っている午前中に2時間ほど寝て、最寄りのホームセンター(ホーマック)まで
キャブクリーナーを買いに行きました。
この日はとにかく天気が安定しませんでした。
晴れ間が見えて、青い空が広がりはじめ安堵したのも束の間・・・
ほんの15分程度でこの有様です。
買い物を済ませ、滞りなくエンジンを始動し駐車場を出ると、突然に回転が上がらなくなった!
とにかく歩道側に避難し、道路を塞ぐことだけは回避しました。
プラグを掃除し再始動を図るも、わずかな初爆のみでかからず。
予備のプラグと交換し、始動を試みるも今度は初爆の兆しもなし。
吹雪の中をホーマックまで歩いて戻り、新品のプラグを購入。
純正指定のNGK B6ESはなかったので、やむを得ずBP5ESとBPR6ESで代用。
雪まみれになりながら交換して、祈るような気持ちでセルを廻すも・・・反応無し。
「ついに天は我を見放した!!」
原因はプラグではない。
セルは回っている。
バッテリーの残量もまだある(ただし次第に弱くなってきている!)
燃料も入っている。
燃料も来ている。
詰まってもいない。
もはや自分の浅はかな知識では何もわからない事態に直面するに至る。
積んであるOT誌の「旧型自動車整備要綱」や「山海堂 プリンス グロリアの整備」を
読んでみるも、簡単に素人にわかるなら苦労はしない。
搬送車なら8万円コースかもしれないな、とか、帰るにはレンタカーで1万円か、などと
考えながらも、出来る限りの手を打たないうちには、どのツラ下げて帰れるというだろうか。
それではグロリアに申し訳が立たない。
吹雪の中を歩き、縋るように一番近くのクルマ屋さんに飛び込む。
なんとそこには、プライベートでハコスカに乗っていたという整備の方がいました!
これこそ天佑神助でしょう。
凍える手を合わせて祈るばかりかな。
そこの工場長とメカニックの方が「とりあえず診てみよう」と、吹雪の中で作業をしてくれました。
自分は「お店の中で暖まっててください」という在り難いお言葉に甘えて、ストーブの前で
そわそわしながら待っていました。
しばらくするとグロリアが自走して工場へとやってきました!
不調の原因は、イグニッション・コイルからのリーク(電気漏れ)でした。
どうやら以前からIGコイル本体にヒビ割れがあたようなのですが
幸か不幸か、ここ最近は猛烈な雨や雪に遭遇していなかった為、不調をきたす程の湿気に
晒されてこずにいたのですが、今朝の猛吹雪でエンジンルームの奥まで雪が浸入
。
相当な熱量を持つエンジンルームの中が一部凍り付く程の状況で、湿気に晒されて
リークが酷くなり、始動が困難になったようでした。
クルマを預けて、来週に搬送で取りにくるかと考えたのですが
工場長から、IGコイルのアタマをホットボンドで覆う応急処置ならすぐに出来ると言われました。
もちろん、470km先の釧路まで持つかはまったく保障できない、とのことでしたが
普通の状態でも同じようなものですし、ここは出来る限り自走で行こうと考えました。
搬送で取りにくるにしろ、少しでも釧路寄りの方が有利なのは言うまでもありません
吹雪の中、山中で止まれば命の危険さえありますが、既に「断じて帰るのみ」と
覚悟は決まっていました。
レスキュー代と応急処置代で、あわせてウン万円は覚悟していましたが
なんと「4000円もらえるかな?」という驚きの低価格!
ホント何から何まで助かります・・・なんだかもう申し訳ないくらいです。
その日はまだ吹雪いていたので、グロリアをクルマ屋さんに預かっていただことにしました。
わざわざ車庫の中に置いていただいたうえ、なんと代車まで貸して戴けました。
至れり尽くせりです!
いくら感謝しても感謝しきれません。
次回、稚内に行く際にはお礼を持って伺わなければいけません。
大活躍してくれた代車のスズキkeiです。
AT・ターボ・4WDに、パワーウィンドウ/ミラー、さらに集中ドアロックという高級代車でしたw
いやぁ、現行車って本当に良いモノですねぇ!
夕方からは(ようやく)友達と遊んで、昼飯抜きで右往左往していたのでボリューム重視の
夕食とし、その後はクルマ屋さんに持っていく菓子折りを買いに行って
最後は恒例のカラオケで締めました。
友達は意外にも「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」がお気に入りになったと!
よりによってPV無しを選んでしまって失敗した!
あの曲はマンボウ姉のPVがあってこそです。
朝の8時、友達を職場に送ってからマクドナルドで朝食を済ませました。
代車の給油ののち、グロリアを引き取りに行きました。
菓子折りを渡して、いろいろとお話しとお礼をした後出発。
応急処置の他に、ファンベルト調整、デスビ掃除などの一通りのお手入れもしてくださっていました。
もう足を向けて寝れません・・・
満タンに給油をして(こっち側は極端に給油ポイントが少ない)市内を出る。
一瞬、青空が広がりますが、本当に一瞬で終わりました。
当初は豊富温泉に寄るつもりでしたが、それどころじゃないので次回に持ち越しです。
しばらくは順調に走っていたのですが、次第に吹けが悪くなってきました。
嫌な予感がします。
IGコイルの応急処置の限界がもう来たのか??
やがてエンスト。
なんとか道の駅まで持っていこうとしたものの、入り口付近で力尽きました。
走りながらエンストし、凍った路面で滑る車体を立て直すことも出来ず
出入り口の脇に寄せて止まるのが精いっぱいでした。
交通量は多く、何台ものクルマが横を通り過ぎるも一瞥するのみ。
まぁ最初から助けてほしいと縋るつもりもないですが!
・・・世を恨んでも仕方なし。
プラグを掃除し、セルを廻すとエンジンが掛かりました。
が、アクセル全開でなければすぐに死んでしまいます。
そのアクセルも開いても開いてもイマイチ回転が吹けない状態。
プラグ掃除を2回ほど繰り返したのち、ふと、アクセルロッドが凍り付いているのに気付きました。
吹き込んだ雪がアクセルロッドを凍らせ、踏んでも踏んでも回転が上がらなくなったのでした。
4速で巡航中もアイドリング並の低回転なのですから、燻ぶるもの無理はありません。
むしろ、単純な理由に安堵し、氷を払って再始動するとスンナリと掛かりました。
エンジンが掛かり「やった!」と思ってドアを開けようとすると、レバーがパキンッとへし折れる。
んなぁ~!!
なんだよもう!あっちが直ったらこっちが壊れて!
ちなみにこのインサイド・ドアハンドルは、他のオーナーさんも「折れやすい」と仰っていました。
以前、運転席のレバーを折ってしまった際にリヤドアのレバーを移植し、そのうち交換しようと
思っていたものの、ほとんど後席に人を乗せないのでずっと放置してました。
リヤドアの窓から運転席ドアのアウターハンドルを開けて、なんとかクルマから降りました。
干渉するアームレストを外して、左リヤドアのレバーをさかさまにして装着。
現状でアレコレやろうとしても裏目に出そうなので、とりあえず応急処置で済ませます。
途中、大型トレーラーがジャックナイフしている場面に遭遇。
運転手はその場でチェーンを巻きながら、その前方にいたもう1台の大型に
引っ張ってもらおうとしているようでした。
3台の絡む事故だったらしく、プロボックスと軽が割れたレンズを散乱させ斜めに止まっていました。
普通なら救援の手助けをするところですが、なにせ自分も(が)いっぱいいっぱい。
ヘタすりゃ要救助車輛が1台増えかねません。
すでに多くの方が手助けしていたこともあり、先を急がせてもらいました。
予想通り?ちょっと行った先でふたたびエンスト。
橋の直前で、路肩の広くなった場所に飛び込みました。
橋の真ん中で止まったらえらい事です。
1.4トンのクソ重い車重に、押せども押せどもビクともしない13inchタイヤの組み合わせは
1人ではどうにも出来ません。
雪は降っているものの、風は収まっていたのでプラグ掃除は楽でした。
事故現場に向かっていると思しき警察官が「事故ですか?故障ですか?」と声をかけてきたので
「故障です!」と答えると「直りそうですか?」と返ってきたので「はい!」と答えました。
いや、自信は、まったく無いんですがね。
「雪降ってるので気を付けて!」と言い残してパトカーは走っていきました。
今回の2日間で少なくとも6回くらいはプラグ掃除/交換をしました。
6本×6回なので最低でも36回は廻し続けたことになります。
しばらくは右手が痛かったです。
特に5番プラグは手が入りにくく、苦労します。
その後、またもや不調をきたしたので名寄の道の駅で休憩と掃除をしました。
高速に乗るのに備えて給油も済ませました。
交通量の多い市街地のメイン道路は、スケートリンクのような状態です。
大型の除雪車がゆっくりと進んでいた為、必ず信号にひっかかります。
歩いてたらズルッといきそうな感じのテカリ具合です。
信号が青に変わって走り出すたびに、前のクルマがズルズルとスリップし左右に振れます。
誰も彼もが千鳥足状態です。
これだけの暴風雪の中を突っ切ってきたわりには、ボンネットはわりと綺麗で
くっきりと風景が映し出されいるのが意外です。
高速に乗り始めた時は雪も小康状態でしたが・・・
一瞬で真っ白に。
路肩に並ぶ視線誘導灯の緑色の光が、如何に効果的か伝わりますでしょうか。
高速には中央分離帯があって正面衝突の危険は無いので、それだけでも一般道よりも
かなりの負担軽減となります。
一般道では迫ってくる対向車のライトが怖い事この上ありません。
前の車輛のテールランプもおぼろげです。
街中、霧も無い夜にバックフォグを煌々と灯しながら走っている輩がいらっしゃいますが
本来はこういう時にしか使っちゃいけません。
士別剣淵I・Cから高速に乗り、やや遠回りになるものの網走紋別自動車道を通って
丸瀬布まで出るつもりでした。
高速道路も決して条件は良くありませんが、少なくとも平坦な直線に終始するので
山間部を通る下道よりかは遥かにマシと思ったからです。
しかし電光掲示板には無情にも「上川層雲峡~丸瀬布 事故及び吹雪により通行止め」の文字が。
最後の最期まで波乱に満ちた行程です。
やむを得ず通る層雲峡には、アップダウンとカーブが連続し、山から吹き下ろしてくる強風と
凍り付いた道路という悪条件のフルコースが待ち構えています。
しかし、今を遡ること半世紀、精鋭を誇るプリンス技術陣はS4グロリアの
寒冷地テストを真冬の層雲峡で行ったのでした。
未完成の試作車で、砂利道かつ街灯も数える程であった当時と比較すれば、道路は舗装され
明るい街灯も多い現在の条件は遥かに恵まれています。
かつてプリンス技術陣が走破したルートを、同型車で越えられなかったとすれば
それはひとえに、未熟な運転手の技量の低さに所以するものでしょう。
ならば命を預けたグロリアと、一蓮托生、乾坤一擲の峠越えに挑む他に道は無く!
退くも進むも同じ荒天ならば、断固として躍進するのみ!
ステアリングを強く握りしめ、雪幕を展張する大型トレーラーと距離を保ちつつ
前車の挙動を見て道路の流れを掴み、ドリフトまがいの走りでワインディングを駆け抜ける。
途中、エンジン不調を感じるもなんとか乗り切る。
峠を越えて、北見側に抜けると天候は一転。
吹雪を齎していた低く垂れこめた厚い雲は消え去り、綺麗な星が輝いているのみ。
路肩のどこにも雪は見えません。
途中、旭川側へと向かう大形除雪車の堂々たる車列とすれ違います。
その後は天気も道路もなんら問題なく、多少グズるエンジンをなだめつつ一気に帰投しました。
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涙を浮かべるグロリア。
いつも苦労を掛けてすまないね。
なにはともあれ、人車とも無事に帰ってこれて良かった。
たった2日間の出来事でしたが、やたらといろいろあったので、こんなに長くなってしまいました。
旧車で冬道なんか走る方がバカだ、と仰る方も多いかと思いますが今回の気象条件は
4WDの現行車でも極めて危険な状態だったと断言できます。
そもそも、現行車であっても故障しないという保障はありません。
絶対に事故らないクルマも、絶対に死なないクルマも有り得はしません。
人間が設計し、人間が運転する限り、絶対の安全などは誰も保証し得ないのです。
今では旧車と呼ばれるクルマも、当時は当たり前に悪天候下を走っていたのですから
走れないことはないのです。
もちろんクルマに負担をかけないという意味では極力避けるべきですし
自分もそうしたいと思います。
それでも、これほどの悪条件をクリアできたことには大きな意味があったと確信しています。
如何なることも、経験しなければ対応できないのですから。
解決できないトラブルは悲劇だが、解決したトラブルは喜劇に過ぎず。
プリンス・グロリア斯ク戰エリ
愈々持ッテ、コノ愛車ハ絶対ノ信頼ヲ置クニ足ルモノト認ム