昨日、4月17日は三女、明日香の誕生日でした。
無事に2歳を迎える事が出来ました。
バタバタしていて写真を撮りませんでしたが、ちょっとしたごちそうとケーキでお祝いしました。
私と妻からのプレゼントはアンパンマンの三輪車です(^^)
さて・・・・・
あと2,000kmちょっとで20万キロに到達する我がアコードワゴンCM3君。
エンジンは載せ替えてるし、マフラーは交換しているし、ショックアブソーバーは車高調を取っ換え引っ替えしているけど、根本的な足回りのブッシュやハブベアリング、エンジンマウントなどは何も手を付けていません。
ずっとハブベアリングの劣化は気になってきましたが、そろそろ少し若返らせてやりたいと思って準備しました。
とは言っても、いつもの中古部品ですが・・・。
左右ナックルは同一車両のCM2(走行距離6万キロ程)の物で、左右ロアアームは同じく同一車両のアコードセダンユーロR用です。ロアアームは走行距離表示が無かったのですが、左右で3千円という破格値だったのと、まあ20万キロに比べればどれも良いだろうという事で落札しました。届いて確認したら、やはりそこそこにブッシュにヒビが見られますが、今まで使っていた物に比べれば上物です。
とりあえずはこれと交換して外したロアアームに新品ブッシュを組み込むまでの代用品という事ならば十分です。
今まで使ってきたロアアーム・・・
酷いものです・・・。
まあよくここまで耐えました。
という事で、先日、一気に片を付けてしまおうと始めたのですが、
右側から始めてナックルをドライブシャフトから外して取り出したところまでは良かったのですが、ロアアームのリア側の接続ボルトが固着して全く動かず、無理をして頭を舐めてしまいました・・(TT)
*ここで一転び(謎)
仕方ないのでナックルのみ交換し、ロアアームは後日左右まとめてと決めて、
左のナックル交換を始めました。
すると・・・なんとナックルからドライブシャフトが抜けません(TT)(TT)(TT)
プラスチックハンマーが無かったので当て板をして金槌で軽く叩いて出そうとするも、全く動かず・・・。
もう最後はやけくそになって金槌でそのまま叩いても全く抜ける素振り無く・・・。
さらにイライラして思い切り叩きまくったらドラシャの先っぽが変形しちゃいました(^^;)
でも抜けない・・・。
あ、ちゃんとATに刺さっているインボード側は軽く抜いて叩きました。
仕方ないのでとりあえずねじ山はまだ十分にあるという事で、グラインダーで変形を修正してスピンドルナットを戻し、せっかく外したナックルも3か所のボルトと回り止めのピンを全て戻しました。
*ここで二転び目(謎)
この時、右側は24Tの大径ブレーキローター&キャリパー、左側はもともとの24E小径ローター&キャリパーの状態です(笑)。。。って笑ってる場合じゃありません。
ドラシャがヤバい事になったし、この状態で走らせる事は出来ないので、急遽ドライブシャフトを物色しました。
ちょうど北海道の業者さんがCM2用をrecoパーツにて販売していたのでそれを購入。道内からの発送でしたので発送翌日には到着しました。
で、到着した夜、早速交換。
今度はドラシャごとナックルを取り外し、CM2用同士のナックルとドラシャを接続して取り付けるだけなので簡単です。
今まで付いていたナックル&ドラシャを取り外してATの内部が露出。
生まれて初めて見ました(^^;)
ここまで簡単にいけたので、つい欲が出てきてロアアームの取り外しをし始めてしまいました。
だって、リア側接続ボルトが右側では頭を舐めてしまうくらいに硬かったんですが、左側はそのボルトが簡単に回ってしまったんですもん。
残るフロント側の円状が上を向いた部分(?)のボルトは左側では簡単に回ったので、右側も同じく簡単に回ると思い込み、「これは楽勝だ」と思った訳です。
で、夜中の11時過ぎてからの作業にも関わらずロアアーム交換まで始めてしまった結果・・・・
右側では簡単に緩んだフロント側接続ボルトが固くて、なんとか延長棒を使って無理やり回したら、
なんと・・
なんと・・・・
なんと・・・・・・(写真あれば良かったのに、ショックのあまりここから先撮影無しです)
ブッシュ内部のゴムが周囲の金属の輪から外れてボルトと一緒に回り始めました。
(ToT)×100万回くらい
*ここで三転び(謎過ぎ・・)
もうやけくそになってゴム部分にゴツいドライバー差し込んで回り止めにしてみたり、ボルトを熱してみたり、考えられる事を全てやりつくしても何も解決せず・・・。
でもそのままなら完全に廃車状態みたいなもん(T~T)
仕方ないのでボルトをぶった切る事に。
でもボルトが差し込んであるブッシュの内輪がボルトと固着しているので、
ただボルトの頭を取ってもナックルは出て来ない。
フロントメンバーのボルトの受け(ナット)部分からボルトをほぼ抜き終わってから、ボルトの頭を切断して、さらにボルトの先端を切断してナックルを差し込んでいる厚みを減らして手前にスライドさせて抜き取る。
という考えにまとまるまでに約1時間。
しかし上記の作業をするにはグラインダーなど電動工具が必要です。
時間は午前2時過ぎ。
まあ田舎で隣家が何百mも離れた場所だからできるのですが、なんとその時間におもむろに延長リールとグラインダーを持ってきて火花を散らしながら作業開始です。
でもグラインダーの切断用の刃って半径5cm程度でボルトを切断できる位置まで届かないんですよね(TT)
そこでまた茫然と真夜中の車の横で対策を考えます。
俗に言う丑三つ時・・・お化けが出てきてもこの私の姿を見たらお化けの方が逃げてしまいそうな状況です。
グラインダーが無理なら・・・うちにある工具で何が出来る・・・
という事でおもむろに電動ドリルと金属用ビットを持ってきて、狭い位置にあるボルトの側面に穴を開けていきます。
とにかく穴を繋げて切っちゃえと言うことで頑張るのですが、なんせ足回りのボルトなので丈夫で、ドリルビットが直ぐにダメになっちゃいます。1セット分を全てダメにした当たりでボルトの直径は約半分くらいに。
「あとはどうする?」という事で金属用ノコギリを持ってきて頑張ってみたり、最後はラチェットのお尻部分をドリルで開けた穴に当てて、思い切りハンマーで叩いてトドメを刺しました。
なんとかこれでナックルも引っ張り出せましたので、同サイズのボルトが無かったのですが、一回り小さい径のボルトとナットで切断した部分を仮止めする形で新しいロアアームを取り付け、ナックルとドラシャも取り付けてこの日は作業終了。
終わった時間はすっかり夜が明けた朝の5時前でした(笑)
切断したボルトの純正品は今日の夕方、帰宅途中の部品屋さんで受け取って帰って取り付けます。現在は同サイズ(M14・・1.5ピッチ×約10cm)のステンレスボルトを仮付けしています。
という事で、フロント左右のナックル&ロアアーム交換だけで7転びならぬ3転びもしてしまいましたが、今晩には右側ロアアームのリア側ボルトの残して3起きまでしてるので、なんとか来週中には右側ロアアームも交換し終わって3転び4起きにしたいと思います。
いやいや、本当に勉強になります。
これでまた出来る事が増えたかな。
(ドラシャのインボード側への差し込みのコツもなんとなく分かりました)
次回、ぶった切ったボルトとロアアームブッシュの写真をお見せします。
それ見ただけで、かなり苦闘した事が分かってもらえそうです(^^;)
思い出しながら興奮してこんな訳の分からないブログを長々と書いちゃった(^~^;)
失礼しました~~。