少し前の話になりますが・・・
先週、うちの奥さんのゼストスパークの初回車検に行って来ました。
新車から3年目ですし、当然のごとくユーザー車検です(^^;)
しかし、走行距離が5万キロ近く、交換の必要な部分がありそうだったのでジックリと数週間掛けて確認していきました。
ブレーキに関してはパッド・ローター共にまだ問題なしで、フルードが要交換な色合いでしたので近いうちに奥さんと協力してもらって交換する予定です。パーキングブレーキの遊び、シューの状態、パイプの亀裂等も問題なかったので今年中に予防的にフロントパッドとリアシューの交換をする事で良しとしました。
足回りは以前、奥さんからの突っ込みで直線でもハンドルが傾いているという事があったので、トー調整をしました。現状では走っても特に問題を感じないのと、サスペンション全体、ブッシュ類の目視での異常も見当たらなかったので、底周りと一緒にシャーシブラックを塗装して終わりにしました。
エンジン関係は先日、オイルとフィルターを交換、CM3君と共にエアフィルターの交換をしています。ベルトに関しては劣化や伸びも無かったのですが、予防として今年中に交換しておこうと思います。クーラントはCM3君と一緒にもう少し暖かくなった休みの日に一気にやろうと思います。
あとはATも含めて油脂類は問題無しでしたので、事前準備(確認)としては光軸が合っていれば大丈夫かなという感じでした。
光軸も車高を弄っている訳では無いし、まあ大丈夫でしょう(^^;)
なんて思いっきりDIYな感じですが、前日に洗車をした上で軽自動車検査協会まで持ち込みました。
実はうちから検査場までの距離、約100km(^^;)
往復で200kmです。
燃費の悪い車だったら、業者に出してしまった方が面倒も無くて良いかもと思ってしまう距離です。
しかしスパーク君の燃費は4WDだけど14km/hは確実なので、ガソリン代が掛かっても2,000円ちょっと。
格安車検代行の手数料の1万円くらいを考えればまだ得するかなという感じです。
さて、当日はターボの付いていないノンビリした走りを強要されるスパーク君で、若干ストレスを感じながら検査場まで向かいました。
検査場まで残り2~3kmというところで、
なんとちょうど
5万キロを達成!
10kmくらい手前で気付いて、慌てて途中のローソンに入って撮影しました(^^;)
検査場に到着すると、初めての場所なので全くどうすれば良いか分かりません(TT)
総合案内のお姉さんに尋ねてなんとか検査を受けることが出来ました。
事務所には待っている人(ほぼ全員が業者さんだと思います)が20人くらいいて、「これは時間掛かるなあ・・・」と思いましたが、ラインに並んで車検を受ける方は少なくて、変更届などの手続きをしに来た人が多かったようです。
ラインに入った時は前に一台だけしか無くて、後ろも私が受検している途中で1台入ってきただけでノンビリした感じでした。
さてさて・・・
ここからが問題です(^^;)
実は思いっきり大きな失態を犯してしまいました・・・
検査場のラインでは自分で車から降りて検査用紙を機械に差し込んだり、排ガス検査のプローブを持ったりする事はまだ経験がありませんでした。
ですが、私が入ったとき、検査員は一人しか居なくて、その検査員は前車の下回り検査をしていたので私の所には来てくれません(TT)
しかも、じっと何もせずに待っていたら後ろに誰か来るかもしれないと思うと待っている訳にもいかず・・・・
車から降りて案内板に書かれてある説明書きを読みながら、一人で排ガスチェックしました。
ちゃんと測れているのか不安なまま前方にある電光板を見ていると、
“排気ガス 〇”
(^^)/
そして検査用紙を機械に差し込んでチェックの判を押してもらうところまでは無事に行きました。
次のサイドスリップのチェックも一人で指示板を見ながらやって“〇”
そしてスピードメーター精度とブレーキのチェックになりました・・・・
スピードメーターのチェックも無事に“〇”
ブレーキのチェックも一度だけパーキング(フット式)の踏込みタイミングが合わなくてやり直しになりましたが全部“〇”
しかし、なんだか外で騒がしい警報音が鳴ってます。
“ピーポー、ピーポー、ヒュ~ン、ヒュ~ン・・・・”
「そういえば、私がブレーキチェックの場所に入るあたりから鳴ってるかも・・・」
「検査ラインだから危険防止の為に車が入ってるときは警報が鳴ってるものなんだろうな~」
な~んてノンキに前車の下回り検査が終わるのを待っていたら・・・
なんだか前車を検査していた検査員のお兄さんが怖い顔でドスドスを歩いてきます。
「なに?なに?どうしたの?ここに居たらダメ??何か悪いことした???」
と少しうろたえていると、
スパーク君の真横に来た検査員のお兄さんが大きな声で
「音を止めてくださいっ!!」
私は突然の事で
「へっ?!」という感じで、検査員のお兄さんの怖い顔に比べると非常に間抜けな顔をしてたと思います(^^;)
するとまたお兄さんが・・・
「自分の車でしょう?止められないんですか??」
と怒鳴ってます・・・・(TT)
そこで私、やっと気付きました・・・
“この警報音、この車から鳴ってる・・・・”
(><;)
実は以前、自宅に
“車上荒らしのうろつき事件”があった時、万が一を考えてセキュリティを付けていました。
泥棒さんもやる気を失くしてしまうくらいに寒い冬が続きましたし、最近はセキュリティを付けた事もすっかり忘れてしまってました。
そのセキュリティが突然、忘れられた事を怒ったかの如く、車検を受けている最中に発報してしまったのです(^^;)
おそらく、リモコンキーをポケットに入れている時にボタンが押されてしまったのだと思いますが、キーONにした時に強制解除されるようにして取り付けていなかった私も失敗でした・・・・。
「今更気付くな!」って感じですが。
検査員の心象を思い切り悪くしてしまった私・・・(TT)
もしかしたら合格しないかも???という不安を抱きつつ下回り検査に向かう事になりました。
しかし、ここで
救いの神様が・・・
それまで居なかった年配の検査員の方がラインに入ってきて、その方が私の検査をしてくれました。
優しく・・・「じゃ、前に行って~(^^)」
「もう少し右~~」
もう本当に神様のように思えました(T~T)
この後、何事も無かったかのように年配の検査員の方が下回りの検査までやってくれ、全てのチェックが終わった時には
「はい、おつかれさま(^^)、じゃあこれを窓口に出してね」
と優しく仰ってくださりました。
最後には「珍しいね~、ぴったし5万キロだね~(^^)」とも仰ってくださって、それまで慌てて、そして怯えていた私は本当に気持ちが安らぎました。
その後ろで「走行中に鳴ったら問題あるんじゃないですか」と、若い検査員のお兄ちゃんが年配の検査員の方に言ってましたが、特にそれを取り上げる事なく送り出してくれました。
この年配の検査員の方には、感謝感謝で一杯です・・・。
しかし、実際に走行中に鳴ったら大変な事ですので、駐車場に移動したらすぐにセキュリティの配線を一時的に外しました。
近いうちにキーON時には電源供給されないようにリレーでもかまそうと思います。
というか、セキュリティが必要な状況がまた来るのでしょうか??
と、大失敗で慌てふためいてしまいましたが、窓口に行ったら無事に新しい車検証とステッカーをもらえました。
大変だった事ほど、終わった後の解放感は大きいものです(^^;)
車に戻った私はかなりウキウキしていました(笑)
で、掛かった車検費用は以下のとおり・・・
検査手数料:1,400円
重量税(24ヶ月):7,600円
書式用紙:35円
自賠責保険(24ヶ月):21,970円
合計31,005円
ガソリン代:約2,000円
少し浮いた車検代で、うちの奥さんと次女と共にお昼ご飯を食べて帰りました(^^)
さて、あとは暖かくなったら来月あたりにブレーキフルードとクーラントベルトとベルトの交換をしようと思います。
まずはそろそろ部品の取り寄せを始めたいと思います(^^)
お騒がせしてしまった検査場の皆さん、
本当に申し訳ありませんでした!(^^;)