交通は舟のみのヴェネツィアの最終日。水上バスで他の小さな島を巡りました。
まず15分ほどで渡ったのは、ムラーノ島。訳ありです。
以前にここで書いたかどうか忘れてしまいましたが、実は私、”60の手習い”ということで3年前ほどから”吹きガラス”なるものを習っているんです。イタリアで有名なのはヴェネチアン・グラス。で、それを造っているのがムラーノ島なんですね。
ガラス器制作には1,200~1,400℃の高温の炉を使うので、その昔、火事が起こるのを恐れて、島に工房をまとめた、ってのはタテマエらしい。ほんとは技術が他に伝わるのを恐れて、ガラス職人さんたちをこの島に幽閉したんだとか。
工房のひとつを見学してきました。
ご覧のとおり、完全手作りです。作品はけっこうお高いです。
私の東京での師匠も、ここムラーノ島に住み込みで修業してきたそうなんです。近くまで来て行かなくちゃバチがあたります! それで娘に許可をもらい(?)行程に入れました。
娘が行きたかったのは、ムラーノ島からさらに30分のブラーノ島。ややこしい。
前述の師匠、ヴェネツィア本島で飲んで、最終船でムラーノ島に帰るとき、間違えてブラーノ島に行っちゃったことがあったんですって。
この島のウリは、カラフルな家並み。その昔、漁師さんたちが沖からでも自宅がわかるようにしたんだとか。
派手ですよね。
プラス、この島の教会の尖塔、派手に傾いちゃってます。近くで見るとなんだか怖かったです。
あ、ちなみに私の最近の作品です。
難しくて苦労してます・・・
Posted at 2014/10/06 03:14:13 | |
トラックバック(0) |
その他 | クルマ