やはり、モデムの電波が届かない。そもそも、隣がアフリカで、この砂漠地帯からインターネットが
接続できて日本と交信できること自体が不思議です。
モデムの接続に疲れてしまいました。
繋がるかな~?
以前の記事で、私のジムニーの故障を紹介しました。
初めて自分で修理したのはエキマニの交換でした。
この作業をしただけでも、異常なほど愛着心が高まってしまいました。
まるで、機械ではなく、彼女という感覚です。なんか変態と思われる程、
ジムニーを愛してしまいました。
実は一時期、アイドリング時にマフラーから白煙がモクモクと出てしまい。エンジン本体が
とうとう逝ってしまいした。
修理工場に相談したら・・・担当者から・・・
「そんだけ走ってたら、流石にエンジンはもたないですよ。オーバーホールや
リビルトエンジンに乗せ替える方法がありますが、なんだかんだで20万円~30万円
はかかってしまいますよ。それほど、御金をかける車ですかね~?」
「そのお金が有ったら一台丸ごと、買えるんじゃないですか?」
私はショックでした。
とうとう、ジムニー(彼女)と別れる時が来てしまったのか?・・・悩みました。
『ジムニー(彼女)が病気になったから手放す?』
『彼女が年を取ったから手放す?』
『彼女が71ブスで不人気だから手放す。』
『彼女の心臓(エンジン)が止まったから・・・・・?』
私はそういう理由で彼女を見捨てることは絶対に出来ませんでした。
決断しました。・・・・半分逆ギレしてしまいした。
「よしっ! 自分で直してやろ!! もう他の者には彼女を触らせない」
次の日から帰宅後と休日の時間は全て彼女に費やしました。 やり方をネットの整備記録なんかも
参考にしました。
そして低走行の中古エンジンをオークションで¥30.000で購入。・・・もう後戻りできない。
私は車の修理については素人なんですが、エキマニ、クラッチ交換、ブレーキパットはなんとか
自分で修理出来たのでエンジンの取替も出来るだろうと安易に考えてしまいした。
エンジンには沢山の接続パイプ、ケーブルが接続してあり、ヘタすると何のパイプなのかサッパリ
解らない箇所もありましたが、外した場所にテープと番号で表示して組立時に間違えない様に
しました。
エンジン乗せ替え作業をしている間、彼女への愛情が益々深まるのに気付き始めました。
いよいよエンジンの接続も完成させ、いよいよエンジンのスタートの日となりました。
緊張の一瞬でした。
セルモーターを回しました。・・・・「キュル~、キュル~・・バコバコスコン」
何度も試し、セルモーターが焼ける寸前までトライしてみましたが残念ながら
彼女は息を吹き返すことが有りませんでした。
『なぜだ!!』その時私は気付きました。私はエキマニ、クラッチ程度ならまだしも、エンジン乗せ替えなど全くやったことの無いド素人です。・・・やっぱり甘かったか~?
点火タイミング?キャブ? 圧縮洩れ?
彼女に対して私のやれることは全てやったつもりでした。 悩りました。
・・・これで本当に別れの決断をしなければならないのか?
それから1か月程経ちました。 整備士の友人と世間話しの中、エンジンの話題となりました。
『3気筒エンジンは1.2.3発有るけど燃焼順番は1→2→3じゃなくて、1→3→2の順番なんだよ。』
・・・・・・?『ゲッ知らなかった!!』>>>まるで中学生の技術の時間に習った様な話しでした。
私は、いや~~な予感がしました。
私はその日まるで職場を早退するかの様に帰宅し、ジムニーのボンネットを早々に開けてみました。
予想どうりエンジンのプラグコードが1→2→3の順番で接続してありました。早々に1→3→2の順番に
接続し直し、セルモーターを回してみました。
彼女は何も無かった様に、何気なく・簡単に息を吹き返した。
その後の彼女の調子と言えば白煙もなくターボタービンの軸もよろしく、エンジンもかなり静かに
なり絶好調です。
今から考えるとジムニーだからド素人の私でもエンジン乗替えが出来たのだと思います。
まだ、まだ沢山修理する場所は残っていますがユックリ全て自分で修理するつもりです。
「彼女♡はもう誰にも触らせない!」
おしまい
Posted at 2011/01/28 15:00:51 | |
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ジムニーJA71C | クルマ