
FIAT PANDA
ご多分に漏れず、あまり乗ってません。
しかし、たまにハンドルを握るととても楽しいクルマであることを実感します。
実は私の人生でパンダに乗るのは2回目です。
ブログのテーマに過去愛車について語るコーナがあるのですが、
最近全く筆が進まず、とても最初のパンダまで追いつきません。
そこで2台目パンダとまとめて語ります。
最初のパンダは1000ccの4×4でした。
色は赤。
でも赤というより朱色。
初めて買ったゴルフもそんな色でした。
もしかしたら塗料メーカーが同じだったのかも知れませんね。
当時の赤は大体朱色っぽかった気がします。
さて、1台目のパンダが何年式であったの思い出せません。
多分88年式あたりではなかったかと思います。
ゴルフより新しかった気がしますので。
イタリア風に言えば「セリエ2」ってとこでしょうか。
この1台目パンダ今思えば、2台目なんかよりずっと硬派な仕様でした。
特に内装関係。
確か、2台目パンダの時代では4X4ではWキャンバストップが標準
(というよりこの仕様しか日本では選べない)だったはずですが、
一台目パンダは通常のスチールルーフです。
シート生地は黒の合皮シート。
厚手の生地でツヤもほどほどでとても良い感じでした。
ダッシュ関係も全てシート生地と同じだったと思います。
今でもできることならこの仕様にそのままスワップしたいくらいです。
途中からの日本仕様パンダはどうしてもシート生地が傷みますからね。
今となってはこの時代のパンダは何匹くらい生息しているのでしょうかね?
リヤの「1000」ってエンブレムも格好よかったなあ。
当時は重ステがとても重く感じられたのですが、
今あらためてステアリングを握るとどうってことないですね。
人生の経験を積んだからでしょうか(笑)
1台目パンダとは1年ほどお付き合いしてお別れしました。
なぜ別れたのかはっきり思い出せません。
多分他のクルマに代替えしたんではないかと思います。
わずか1年のお付き合いでしたが、パンダはずっと大好きなクルマでした。
理由はウンチクが語れるから(笑)
以下パンダの小ネタです。
1、パンダがパンダって名前なのは中国での輸出生産を目論んだため。
2、パンダのデザイナーは言わずと知れたジウジアーロ。
3、パンダのガラスは全部面、板ガラス、曲面一切なしの潔さ。
さて、4番目が一番好きな小ネタです。
4、パンダの四駆システムを作っていたのはシュタイヤー・プフ
シュタイヤー・プフはオーストリアの言うならばコーチビルダーでした。
でしたと言うのは今はマグナ・シュタイヤーという会社になってしまったからです。
シュタイヤー・プフ時代はダイムラーグループの会社であったと記憶しています。
ですので、メルセデスの四駆関連はこの会社が作っていたような。
特に有名なのが、
ゲレンデ・バーゲン
を作っていたこと。
そうです。
パンダとゲレンデ・バーゲンは兄弟みたいなものです。
マグナ・シュタイヤーでもメルセデスの四駆を今でも作っているようです。
面白いじゃないですか。
さあ、パンダ四駆乗りの皆さん。
これからは、ゲレンデが横に並んだら、
「よぉ!兄貴!!」
と声をかけましょう。
そして最新のメルセデスの四駆が並んだら、
「よぉ!ひよっこ!!」
と声をかけましょう。
もちろん心の中で(笑)
Posted at 2012/06/03 04:47:46 | |
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