
汚い言葉で恐縮です。
お若いカップルの話ではありません。
写真を見れば、もうおわかりですよね。
あの忌まわしきイタ車のベタベタの話です。
イタ車にベタベタはつきものです。
ついでにNAロードスターの一部グレードにもつきものです。
なんでも、
「プロテイン塗装」
とか言うらしいです。
新車の頃はツヤ消しで独特の高級感を醸し出しますが、
イタ車では早い車は1年もすればそれはもう、
「ベタベタ」
になります。
絶対なります。
確実になります。
200万のフィアットだろうが2000万のフェラーリだろうがなります。
プロテインってくらいで所詮ドーピングってとこでしょうか。
※プロテインはたんぱく質でドーピングでは無いとご指摘いただきました(汗)
失礼しました・・・・・・・
アルファロメオで特にコレがひどいのは、
166 と 前期916スパイダー
166などにいたってはダッシュ下部からコンソールまでほぼ全面
「ベタベタ」
になります。
以前166を所有していましたが、このベタベタが嫌で嫌で、
当時はどうして良いかわからず、とりあえずシンナーで拭きまくったものです。
この「ベタベタ」がどうにも性質が悪いのは、
お若い2人のように何をやってもなかなか離れないのです。
シンナーで拭いても拭いてもベタ~っと塗装が伸びるだけ。
それでも気の遠くなるような作業を繰り返せば一応綺麗にはなるのですが、
私の経験で言えばその作業の間に、どこぞの不良の一生分位のシンナーを
吸い込むことになってしまいます。
ですので、逆説で言えば166に乗っていた私は遅れて来た不良です。
さて、我が家に来た156、はたまた過去乗っていた147では
このやっかいな塗装をドアのパワーウインドウ廻りにご丁寧に施してくれています。
特に手が触れる場所ですから、気がつけば指は道路舗装でもしたかのように
「真黒」
になってしまいます。
これ冗談だと思われる方いらっしゃるかも知れませんが、
166など絶対に白いスカートやパンツをはいた女性をナビシートにエスコートできません。
フラレます。
そんなおちゃめなアルファファミリーなのですが、
我が家の156はどうやら前オーナがPW廻りは対策を施したようす。
「ベタベタ」
は綺麗に剥がれて下地のプラスチックが出ていました。
このプラスチックでも十分なのになんで余計なことするんだろうと思ってしまいます。
どうせなら完璧にやってくれりゃよかったものを、
なぜか目の行く写真のシフトノブ廻りはそのままでご覧のありさま。
拭けば拭くほどご覧のように布の糸がからみつくありさま。
どうにも気持ちがよろしく無いので面倒ですが暇なので自分で施工します。
シフトノブ廻りは、まずシフトノブを慎重にそれでいて大胆に引き抜いてあげれば
わりと簡単にはずせました。
裏に配線が来ていますので、カプラーを外してコンソールから外してあげます。
裏側にはご覧のように配線がついていますので、ネジをはずして取り外し。
これで準備は完了です。
さて、人間は考える葦であると言います。
私も人間のはしくれ、同じ間違いは繰り返しません。
これ以上シンナーを吸うと歯が溶けます。
そこで秘密兵器登場。
↓下の写真の右側にひっそり写っているのがそれです。
実はこれ家の奥さまがレンジフードなどの油汚れに使っていた洗剤。
ヤシの実が主原料とかなんとか。
とにかく天然由来で人体や、環境にも優しいのだとか。
以前NAロードスターで威力を発揮したしろものです。
ロードスターの時は多少塗装が残ったのですが、今回もこれを使用しました。
↓これでもか!!ってくらいにスプレーして、しばらく放置したところ、
まるで私の腹の中から流れ出たような「どす黒い」何かが溢れだします。
これを適当なスポンジで拭き拭きしてあげると、
はいこんな感じになりました。
アップにも耐えられるお肌を得ました。
どこぞのジャニーズにも
「アクティブやなぁ~」
と言って貰えるレベルです。
組み込んで完成。
コツは、はやる気持ちを抑えて溶けるまで辛抱強く待つこと。
NAの時はその我慢が足りなかったようです。
魔法の液体の残りが少なくなってきたので奥さんに聞きました。
「ねえ、これなんて洗剤??」
奥さんは答えます。
「あ~あ、それね、忘れた。」
嫁よ頼むから思い出してくれ、いや下さい。
奥さんが思い出したら皆様にもご紹介します。
Posted at 2012/10/19 10:00:52 | |
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アルファロメオ156 | 日記