2012年10月05日
そのものずばりの題名で恐縮です。
本題を書く前に、
9月の登録車ランキングが発表されていましたのでまずはそちらを。
9月
1 プリウス トヨタ 22,091
2 アクア 〃 22,039
3 ノート 日産 18,355
4 フィット ホンダ 12,511
5 セレナ 日産 8,865
6 インプレッサ スバル 7,278
7 フリード ホンダ 6,230
8 ヴィッツ トヨタ 5,990
9 カローラ 〃 5,972
10 CX-5 マツダ 5,530
11 スペイド トヨタ 5,513
12 ポルテ 〃 4,874
13 ステップワゴン ホンダ 4,826
14 ミラージュ 三菱 4,483
15 デミオ マツダ 4,112
16 スイフト スズキ 3,608
17 パッソ トヨタ 3,345
18 エスティマ 〃 3,325
19 ソリオ スズキ 3,176
20 ヴォクシー トヨタ 3,032
21 ヴェルファイア 〃 2,925
22 86 〃 2,818
23 マーチ 日産 2,753
24 レガシィ スバル 2,480
25 キューブ 日産 2,375
26 ラクティス トヨタ 2,357
27 エクストレイル 日産 2,337
28 ノア トヨタ 2,292
29 クラウン 〃 2,267
30 ジューク 日産 2,265
見難いですが、CX-5まさかの10位です。
そして、まさかまさかのデミオ抜き。
新車効果は当然あるでしょう。
しかし発売から早10ヶ月、このジャンルの車としては快挙ではないでしょうか。
マツダとしては、デミオよりはるかに利益のあがるCX-5でこの売り上げ、
天からの恵みというか、まさに崖っぷちからの起死回生への第一歩であろうかと思います。
後に続く「アテンザ」もかなりの前評判のようで、
このままCX-5からのバトンを受け取れるとよいのですが。
ただし、心配事が無いかと言えばそうでも無いわけで、まあその話は後日にでも。
さて、本題です。
CX-5という車。
もはや「本物」になりつつあるのではないでしょうか?
このジャンルで、このサイズで、誰がここまで売れると想像していたでしょうか?
はっきり言いますが当の広島も想像していなかったと思います。
購入前から気になって評判を見ていましたが、ほとんどが、
「最初だけ。」
的な評判であったような気がします。
ところが、早10ヶ月。
ディーゼル補助金の追い風もあるでしょうが「まだまだ売れている」らしいです。
所有者として、あくまで私個人の感想として語らせてもらえば、
この車の「走り」や「燃費」や「技術」なんてそれはもうほんのおまけであって、
この車は「所有すること」に最大の喜びを感じる車だと思います。
それはすなわち
「たたずまい」
がスバラシイと勝手に思うのです。
これは多分にスキ・キライがありますので、反論もあることと思いますが、
あくまで個人的にこの車の「たたずまい」が私の感性に合致したということですのから、
我が子かわいさということで大目に見て下さい。
BMWだってMBだってAUDIだってようは「たたずまい」じゃないでしょうか?
私のもう一人の可愛い娘「アルファロメオ」だってそうです。
欧州車の素晴らしさは「たたずまい」だと私は勝手に思っています。
欧州車のユーザーはその「たたずまい」に惚れるのです。
駆け抜ける姿も、停車する姿も、いつも何かを語りかける。
それが「たたずまい」ですよね。
そこには「モノ」を超え「魂」が宿っているわけです。
この考えには反論があったとしても、私はあえて反論に反論します。
「だからここまで売れたんでしょ?」
ってね。
広島ではそのデータを持っているでしょうが、もっと活用すべきだと思います。
そのデータはとは、
「CX-5購入者の前所有車、もしくは同時所有車」のデータです。
私は自分がそうであるからではなく、かなりの数の輸入車からの乗り換え、
もしくは輸入車との同時所有者がいるんじゃないかと思っています。
そのデータをうまく使えば、
「マツダ地獄」
などと未だに真顔で語る人々を一旦は黙らせることができると思うのですが。
(あくまで一旦ですが・・・・)
以前にも書きましたが、マツダは「ガラパゴス」からの脱却の第一歩を歩み出しました。
賛否両論の12月の改良にしても、輸入車では良くある「年次改良」です。
(国産ではスバルが有名ですね、俗に言うイヤーモデルです。)
そりゃあ、買ってすぐ変更なの~と思いますが、欧州車ではこれがもう当たり前で、
見た目一緒でも中身は大変身なんてよくある話で。
今回の改良で悩んでらっしゃる皆様。
あなた方は「脱ガラパゴス」に成功したのです。
何にも悩む必要はありません。
誰がここまでみんな「スマートフォン」を持つと思ってましたか?
でもいつの間にかみんな「スマートフォン」です。
それが当たり前になっているではないですか。
CX-5を所有するということは、
「ガラケーからスマートフォンへの変化」
と同じくらい気がつかないけど劇的な変化なのです。
ケーターイなんて6カ月毎にフルモデルチェンジじゃないですか。
誰よりも早く流れを掴んだ事を誇りにしましょう。
(かくいう私もサンルーフは・・(笑))
予言しておきますが、CX-5だけに止まりません。
次期アテンザではもうひとつの「サプライズ」は起こるはずです。
私の周りの人間たちの言動がそれを予感させてくれます。
私は、某4輪マークの欧州車の3割以上安で私の所有欲を満たしてくれる国産車に
出会えたことを心から感謝しています。
そして、そんな国産車がメーカ問わずこれからもドンドン出現してくれることを心から祈っています。
Posted at 2012/10/05 22:56:44 | |
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