
CX-5 やりました。
わたし、ダイエーホークスが大好きでした。
大阪生まれですが九州育ちなのでダイエー球団ができた頃はうれしくてうれしくて。
学生になり埼玉西武球場の近くに住んでいました。
ダイエー×西武戦 によく足を運んだものです。
当時のダイエーは本当に弱かった。
田淵が監督でした。
3塁側の外野席にヘンテコリンなヘルメットをかぶって陣取っていると、
気がつけば周りはなぜか、水色の西武軍団に囲まれていました。
3塁側なのに。
「田淵!!お前が打て!!」
などとよく野次を飛ばしたものです。
それから何年過ぎたでしょうか。
忘れもしない1999年ダイエーホークスは優勝しました。
王監督です。
優勝決定の瞬間。
仕事で運転中だった私は路肩に車を留めて、
ラジオに聞き入りました。
そして・・・・・
号泣。
本気で号泣。
その時と同じ気持ちです。
http://www.ustream.tv/new#/recorded/27361002
ユーストリームのアドレスです。
マツダの藤原清志執行役員のスピーチが後半に入っています。
たんたんと喜びを語り、
最後に私の想いをそのまま代弁していただいていました。
VW、BMW、ローバー、スバル、そしてトヨタ
共に争った相手に勇気を貰ったと語られています。
古きよき時代のNIPPONのスピーチだったと思います。
敵を称えるその姿こそ昔ながらの本当に美しい日本サラリーマンの心です。
車を作っている人はみんな車が好きなんですね。
車が好きな人はライバルも好きなんですね。
みんな戦友なんですね。
私、チェロキーを買いました。
CX-5はマツダの車です。
アルファロメオはマツダと提携を発表しました。
チェロキーのクライスラーはアルファの親会社フィアットの子会社です。
このチェロキーを売っていたのはホンダZを売っていたホンダのディーラーです。
一見、何にも関連が無い車達が、
全く個性も時代も違う車達が、
どこかで繋がっているのです。
私の車たちはみな兄弟みたいなものです。
私にとって車が好きな人たちは兄弟みたいなものです。
おとなしい兄もいればやんちゃな弟もいます。
でもみんな大切な兄弟です。
車好きの兄弟がいっぱいいっぱいできて、
車好きの人たちがもっともっと良い車を切磋琢磨して作って、
世界中の人たちが言葉はわからなくても車の楽しさが分かり合えて、
私たちの両親が夢見てたようにマイカーをまだ持てぬ国の人たちにも
すばらしい車を安価で持てる時代がいつか必ず来てくれれば、
世界はもっと平和になるのでしょうね。
そんな時代が来るといいなあ。
「世界は一つ人類みな兄弟」
by笹川良一
Posted at 2012/11/30 01:08:29 | |
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CX-5 | 日記