2013年09月03日
「柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君」
与謝野晶子さんの短歌です。
最近TVを見ていたらこの短歌が耳に入りました。
トヨタ SAI のCMでした。
トヨタハイブリッド兄弟の鬼っ子全く売れないSAIです。
今回思い切ったマイナーチェンジを施したようです。
最近のトヨタファミリーフェイスになった感じでしょうか。
初めてこのCMを見た時はてっきりオーリスのCMかと思いました。
マイナーチェンジ成功するといいですね。
レクサス版も泣かず飛ばずですし。
さて、こんな朝っぱらから私が書きたかったのはそんな事では無く。
「柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君」
この短歌を私は過去にどこかで聞いた記憶があったのです。
CMでね。
しかも車の。
う〜ん・・・・
と今まで思案しておりました。
そして思い出しました。
RX−7ですよ。
サバンナRX−7。
確か昭和62年頃のCMだったと思います。
Youtube で見事にヒットしました。
こんな物が残っているなんて本当に良い時代です。
「4輪操舵感覚(4WS感覚)」
なるキャッチが今一つというか全くピンと来ませんが、
(そもそもRX−7は4WSでは無いはずで・・・)
CMとしては非常にまとまった今見ても格好のいい部類のCMだと思います。
26年を経て車のCMで与謝野晶子が復活ですか。
何とも感慨深いですね。
この短歌。
簡単に言ってしまえば、
「こんなに綺麗な(妖艶な)私に触る事もしないで、
まじめな事ばかり言っているあなたは本当にかわいそうな人ね。」
という短歌でありまして。
車に置き換えるなら、
「こんな素敵な車に乗る事もせず、
ウンチクばかり語るあなたは本当にかわいそうな人だ。」
と言ったところでしょうか。
「とりあえず乗れ。」
これが両CMに共通するテーマではなかろうかと思います。
と、言う事はですよ。
同じ短歌で、同じ車のCMで、同じテーマ。
トヨタよパクっとるやんけ・・・・・・
いやいや、きっとお若い方が作られて、
FC3SのCMなんぞ見た事もなかったと信じましょう。
きっとそうです。
Posted at 2013/09/03 06:08:48 | |
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