
高校の卒業文集かなんかっだったと記憶しています。その表紙です。絵は同級生のT.Sくんが描いてくれました。そのタイトルが「夢の中の疾走」。ひとつのストーリーになってます。今、読み返してみると、ほんと恥ずかしいです。その物語の文集の最後に原稿用紙で作文がありました。
最近、あの頃を思い出す機会に恵まれて、大切にしようって思う気持ちが強くなってるんで、思い切って、ここにその作文、公開してみます。
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原文そのまま。
1985年 春 「私の趣味」
私の趣味は自動車やオートバイの雑誌を、読むことです。そのような雑誌をよんでいるときが、今は一番楽しいです。それは夢見ることができるからです。今はそうすることしかできないので、それだけで楽しいです。将来、自分が好きなことをして、オートバイでツーリングなんかにいくことができたら最高だと思います。でも今は夢見ることしかできないけどそんな気持ちが好きです。自動車やオートバイの雑誌を読んでいていろんなことを感じます。それは、かっこいいとか、すごいとかというような幼い感情です。私はその幼い感情がとても好きです。なぜならば、自分の生活の苦しみを忘れることができるからです。そのような雑誌を読んでいるとき、他のいやなことを忘れさせてくれます。そんな雑誌を読んでいて思ったことは、熱中すること、将来を夢見ることのすばらしさを知ったことです。それは他のことを忘れさせてくれる感情からそう思います。自動車やオートバイの雑誌を読んで夢見ること、一番好きです。
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当時は、書籍・雑誌からしか情報は得られなかったんだよね。ネットも携帯もなかったしね。・・・って、あれから何年経ったんだろう。何も変わってない感性が、確かにここにあります。長い長い物語「夢の中の疾走」のほうはもっと恥ずかしいです。実現できているところもあるけど、まだまだなところもあります。もっともっと追求して、今の自分とこれからの自分を楽しんでいこうと思います。それが自分の子供にも伝えることができれば最高ですね。いま徐々に影響されつつあるのかな・・・っていうところです。それってやっぱり、うれしいですね。
Posted at 2011/03/20 22:50:13 | |
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