S660の納車を前(まだ、3か月はありますが・・・)に、
SPOON リジカラを考えております。
既にS660に装着されている先輩方のご意見もお聞きできればっ!
と思っております。
よろしくお願いします m(-.-)m
ショップサイトの詳しい説明があったので、学習しております。
フロントの装着ポイントです!
片側2ヶ所ずつの合計4ヶ所になります。
このクルマはミッドシップなのでフロントにエンジンがありません。
そのためフロントにはサブフレームが無いんですよね。
ロアアームはボディーに直接固定される構造になってます。
その固定部分が装着ポイントになります。
フロント用のリジカラです!
3種類が2個ずつの合計6ピースです。
両側突起タイプが1種類と片側突起タイプが2種類の構成です。
片側突起は大きさが異なる2種類になってますね。
まずは A 部の図解です!
ロアアーム前側の固定部分になります。
ここはボルトを軸にしてアームが回転方向に動く構造です。
リアのトーションビームアクスルと同じような構造ですね。
ですのでリジカラの装着方式も同じタイプになっています。
ボディーの穴とボルト径に差があるので、スキマが出来ています。
リジカラの突起がこのスキマにハマることでボルトとボディー穴のセンターが揃います。
これによりロアアームが正しい位置で固定されることになるんです。
ボルトとボディー穴のスキマです!(矢印部分)
トーションビームと同じようなスキマが出来ていますね。
装着中の写真です!
リジカラの突起がスキマにハマった状態です。
そのためリジカラのフランジ部はボディーに密着していますね。
ここはブッシュを固定している部分になりますので1G締めが必要です。
リフトアップしたままの状態で本締めしてしまうと、
ブッシュにヨジレが発生してリジカラ効果が台無しになっちゃいます。
これもトーションビームと同じですね。
続いて B 部の図解です!
ロアアーム後部の固定部分になります。
サブフレームがありませんので、ロアアームがボディーに直接固定されています。
この固定部の締結強度を上げてやるんです。
上側のリジカラは両側突起を使います。
上向きの突起がボディーのガイド穴にハマリ、
下向きの突起がブッシュのインナーカラーにハマリ込みます。
下側は片側突起がインナーカラーにハマリ込みます。
ここはブラケットが共締めになっています。
ブッシュのインナーカラーとボディーの締結強度を上げることで、
ロアアームの余分な動きが減り、足廻りがちゃんと動くようになるんです。
装着中の写真です!
上側のリジカラはいつものようにボディーに貼り付いています。
両側突起ではお馴染みのパターンですね。
この状態っていうのは上向きの突起がボディーの穴にしっかりハマっているんです。
下向きの突起の先端もインナーカラーにハマっています。
下側の突起もインナーカラーにハマっていますね。
このまま締め付けていけば突起のテーパーに沿って上がりますので、
ボディーのガイド穴・ボルト・インナーカラーのセンターが自然と揃うことになります。
そして締結強度がアップするんです。
ここもブッシュを固定していますので1G締めが必要です。
タイヤを付けてクルマをリフトから降ろして前後させます。
足廻りが落ち着いたところで本締めをします。
この工程を怠るとロアアームが正しく動かなくなってしまいますので、
とても大事なポイントなんですよね。
続いてはリアです!
今回はいつもと違うパターンでまずはリア用のリジカラです。
なんと4種類で14ピースという超豪華版!!
やはりホンダ車はエコ贔屓されてますね~。(笑
両側突起タイプが2種類8ピースと片側突起タイプが1種類4ピース、
そしてワッシャタイプが1種類2ピースの構成です。
突起のゴツイほうのリジカラ1と2がワンセットで使用します。
で残りのリジカラ3と4がセットになります。
S660のリア用は発売されてすぐに改良版になりました。
発売当初はリジカラ3と4は無く、8ピースの構成だったんですよね。
改良版になって6ピース追加されて14ピースになったんです。
その理由は後ほど・・・
今回さらに改良が加えられた第3世代バージョンになりました。
じつは第2世代バージョンが入荷していて装着直前にスプーンさんから連絡が!
「改良版に見直すので装着しないでください!!」
今までで初めてのパターンでしたね。
より効果の高い仕様に変更するとのことでしたので、
オーナーさんにもご納得いただいて新発売を待つことになりました。
で、このたび新製品が入荷したので装着となったわけです。
新旧を比較してみました!
上が第2世代バージョンで下が第3世代バージョンです。
リジカラ1が変更されていました。
フランジ部分の径が大きくなってより密着度を上げるようになってます。
突起の角度も変更されていますね。
先端を細くして作業性を良くし、根元は太くしてよりキツくしてあるようです。
これにより以前の物よりも締結強度が上がります。
他にも変更点があったのかもしれませんが、
目視ではっきり確認できたのはこの部分だけでした。
それではリアの装着ポイントを・・・
まずはサブフレームの固定部分です!
片側2ヶ所ずつの合計4ヶ所になります。
サブフレームはアルミ製の豪華な造りです。
補強バーもいっぱい装着されていて、ホンダさんの本気度がうかがえますね。
A 部の図解です!
サブフレーム上側に両側突起を使います。
例の改良された径の大きくなったリジカラですね。
上向きの突起がボディーのガイド穴、下向きの突起がサブフレームにハマリます。
下側は片側突起がサブフレームにハマる、オーソドックスなパターンです。
装着中の写真です!
いつものように上側のリジカラはボディーに貼り付いています。
下側の突起もサブフレームにハマっていますね。
このまま上げていけば自然とセンターが揃うことになります。
締め付けた状態です!
上側のリジカラはフランジ部が大きく、いかにも密着度が高そうですね。
それでは第2世代で6ピースが追加になった理由を・・・
トーコントロールアームが別体のフレーム?ブラケット?に固定されており、
これがサブフレームに固定されている構造なんです。
そこでこの固定部分にもリジカラを装着することで、
さらに締結強度を上げようという改良だったんですよね。
コントロールアームブラケットはボルト6本でサブフレームに固定されています。
そこで6ピースが追加になったというわけです。
コントロールアームブラケットの固定部分です。
4ヶ所ある B 部はフレームの穴径が大きくスキマがあります。
2ヶ所の C 部は穴径が小さくスキマの無い構造になっています。
まずは B 部の図解です!
両側突起タイプが上下の穴に各々ハマることでスキマを埋めます。
ここは突起の小さいタイプを使うようになりますね。
もちろんフランジ部がサブフレームとブラケットに挟まれることで、
密着度も上がるようになっています。
装着中の写真です!
両側突起タイプでしたので上側に貼り付けてあります。
もちろん下向きの突起も先端がブラケットの穴にハマってますよ。
ただ突起が小さかったので狭いクリアランスでの作業になりますが・・・(笑
続いて C 部の図解です!
ここはスキマがありませんでしたので、突起の無いタイプになります。
ブラケットの位置を他の4ヶ所と合わせるためのディスタンスワッシャと、
密着度を上げるためのワッシャの役目を兼ねています。
突起がありませんので装着も簡単です。
何も考えずにハメておけばOK!(笑
ボルトを本締めしたら完了です!
最後の仕上げにアライメント調整をして終了です。