100,000年後の安全
春頃に関東で公開が始まり
ようやく地方にも回ってきました。
浜松シネマイーラで観てきました。
10万年後とは途方もない未来ですよね。
その時代までの安全をどう確保するか。最早「狂気」だと思います。
ファンタジーのようなドキュメンタリーでした。
埋葬地オンカロの映像は、Nスペなどでも公開されたことがありましたが、
映画として成り立つように、かっこよくも寂しく演出されています。
そして関係者へのインタビューを進めていくうちに見えてきたのは・・・
帰りのクルマの中、日本において考えると、最早八方塞がり。
土地、カネ、法、モラル・・・それらの考えられる範囲での行く末。
薄いながらも考えられる、100年後くらいまでの日本の手筋は2つ
人口減少に沿って、経済規模を縮小または構造改革。
経済規模を小さくすれば、消費エネルギーも減ります。
放射性廃棄物の量も減るでしょう。廃棄問題はとりあえず先送りできます。
ビンボーヤダヤダならば虚業を推し進めます。日本は下手で嫌がりますけどねw
経済効果は低いですが、少人数で大きな利益を出すには最適です。
貨幣に価値があるうちは何とかなるかなと。
どこかの砂漠でも開発権利買い取って、石油掘りますといいつつ
オンカロ作っちゃいましょう。どう管理するかはまた別問題ですがw
もう一つは技術開発を進めます。
現在既に言われている代替えエネルギーも大切ですが、
とりあえず現存し、まだ増える放射性廃棄物を廃却する技術を開発します。
こうのとりに乗せて太陽に放り込むのがいいかもww
ただ原発一つ管理できない日本にやらせるのは、世界が許さないでしょうけどねw
安全な廃却が出来る技術を確立すれば、ウランが尽きるまでは
原発ならびに廃棄物処理は大きなビジネスになるでしょう。
学問として原子物理学とかって人気無いですよねぇ・・
国策として進められないと、大学や研究所に人もカネも回らないです。
結局日立や東芝などの企業頼みになってしまいます。
企業として利益を出しながら、100年後のイノベーションを探るような体力。
日本にあるでしょうか。。。
あ、地元のミニシアターへ行くのは実は初めてで、映画マニアばかり居たら
ニワカな私は浮くなーどうしよう~って、ドキドキでしたw
人の良さそうなスタッフと、ちょと年配が多めのお客さん、
小さいけれど立派なスクリーンと座席で、とても楽しめました。
上映中、エアコンのかすかな音が気になりましたがw
ラインナップもメジャーではないけど興味を引いた作品があり、
趣味としての映画鑑賞も、ちょとディープな境地に引き込まれそうですw
あと浜松の街中、駐車料金が安くなりましたね。
日中500円ぽっきりも多く見掛けました。っていうか駐車場多い・・値下げ競争?
まあ集客が見込める商業施設がないですけどorz
Posted at 2011/08/15 02:00:15 | |
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