
先日、管釣り用の15ルビアス1003と2004をオーバーホールに出しました。しばし、管釣りはお休み… と思いつつ、朝霞ガーデンに1回くらいは行きたいです。
さて、釣りを始めた小学校3年生から、リールはダイワ製を愛用していますが、ハゼクランクをやるために、今回シマノの17アルテグラ c2000sを購入しました。
お金がないので、①大衆向けで、②基本性能がしっかりしているモデルを選びました。ダイワでいうと、15フリームス2004クラスに該当するんでしょうかね。実売価格¥11,000クラスのリールです。
さて、使ってみた感想ですが…。
良かったです、ハイ!
①軽い
205g 強化プラスチックだと思います。フリームス、エクセラーの2004がメタルボディで250gなのでかなり軽いです。
因みに私は小さい時からのクセで、薬指と小指でリールフットを挟んでロッドを握っています。この場合、6ftまでのロッドなら、アルテグラの方がバランスが良く、7ftを超えるとエクセラー2004の重さも気になりません(無論、個人差はありますよ)。
②造りがカッチリ
特にローター周り。ローター単体の剛性は、ダイワもシマノをほぼ同じくらいですが、ベールの両端を持って、力をかけると、17エクセラー2004に比べてアルテグラの方が明らかに変形量が少ないです。
③ハンドルがねじ込み式
フリームスとエクセラーが供回りのハンドルに対し、アルテグラはねじ込み式。緩みません。
ちなみにエクセラーはハンドルを畳まないので、瞬間接着剤で折りたたみ部分を固めてます。
④巻き心地
回し始めはダイワの方が軽い。アルテグラはやや重め。これはローターの設計思想とハンドルの長さが影響している。
ダイワはエアローターで、2004クラスのハンドル長さは45〜50mm。アルテグラのローターはローターの慣性で回るコアソリッドシリーズで、ハンドル長は40mm。この差は大きく、回した感じも大分異なります。
一定巻きでは、慣性力で回るアルテグラの方が巻き易い。ダイワは手の動きにリニア。下手だと一定に巻けない。
性能云々ではなく味付けの違いですね。
⑤メンテナンス
どっちも海水対応で、シャワーで洗えます。
自分でメンテナンス出来る方は、ダイワのマグシールドは邪魔かも。
私は面倒くさがりなので、普段のメンテは自分でやりますが、オーバーホールはメーカーに任せます。
あと、シマノはパーツ代が安いのが良いですね。
⑥ドラグ
巷では、シマノのドラグの方がダイワよりも優秀と聞きます。
で、まだアルテグラでドラグを鳴らすほどの魚を釣ってないので、違いはわかりません…。
スプールを回した感じたと、ダイワがネチョっとしている感じ。シマノは乾いた感じ。
⑦デザイン
ボディがダイワは左右対称。シマノはX-SHIPの構造のため非対称。
個人的には、ダイワが好き。
ベールはダイワ。17アルテグラは古いタイプのベール。巷で批評されているだけあり、カッコ悪いかも。機能は普通なので、実用上はあまり気にならないと思います。けれどもワンピースベールに交換したくなりますね。
ちなみに、ダイワは中空パイプにする事で剛性と軽量化を両立しており、シマノは曲がってもすぐに直せることを前提に細くして軽量化してるそうです。
⑧カラー
◎アルテグラのカラーは落ち着きがあります。しっとり。お手軽価格ですが高級感があります。
ダイワは供回りハンドルのカラーリングがイマイチ。
全部シルバーで良いのに…。
⑨チューニング
アルテグラはベアリングが5個。ラインローラーにも標準で入ってます。ハンドルノブに740サイズが2個入ります。計7個。
フリームスとエクセラーは4個。ラインローラーにベアリングは無し。
ラインローラーに1個とスプールに2個、ハンドルノブに2個、追加可能です。計9個。
箱から出して直ぐ使うのならアルテグラですね。
ツラツラ感想を書きましたが、まとめますと、
17アルテグラは巻きの釣りに向いているかと思います。
ハンドルでアクションを加える釣り方なら、ダイワの方が使い易いと思います。管釣りのデジ巻きとかはダイワの方がやり易いはず。
ダイワもシマノも真面目に設計された良いリールを世に送り出しています(もちろん、アブガルシアも)。なので、リールは使い方で選べばよいと思いますね。
17アルテグラは、気兼ねなく使えて楽しめるリールだと思います。
Posted at 2017/06/20 09:32:10 | |
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