ナカミチの試聴機(MB-K300s)を分解してみる part1
投稿日 : 2013年01月03日
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用意する物
+ドライバー
精密ドライバセット
※作業はくれぐれも自己責任にてお願いします。電気製品なので、感電による事故や壊してしまったり、元に戻せなくなったとしても当方では責任をもちません。
生産も既に完了しているので、保守パーツも手に入るか分かりません。
作業に自信の無い方はやめておいた方が無難です。
まず、ドライブ両脇の固定してあるネジ、左右合わせて4本を+ドライバーなどで取り外します。
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次に各コネクターを外します。画像に写っている4つのコネクタです。
引っ張れば簡単に外せます。無理に引っ張って線を切らないように1つずつ外します。
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そうするとドライブが外せますが、慎重に・・・
ケーブルを切断しないように、線を固定してあるクリップを緩めながら外していきます。ドライブを裏返すとこんな感じです。6箇所黒いネジがあるのでこれも外します。
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6箇所のネジを外したら裏のカバーが外れます。するとメイン基盤の全貌が姿を現します。基盤を外すには基板上にある銅色のネジ1本とフレキシブルケーブルを全て外す事になりますが、作業はくれぐれも慎重に・・・このケーブルはちょっと力を加えただけで紙のように簡単に破けてしまいます。切ってしまうともう修復不可能です。ケーブル根元のピンを手前に引けば外れます。ピンは折れやすいのでなるべく平行に引き抜きます。
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基盤が浮いた状態で、少し持ち上げると裏側にもピックアップ用のフレキシブルケーブルがあるので忘れずに抜きましょう。コレはピックアップ側のケーブルを抜くと元に戻す際に楽です。
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これでメイン基盤が外れました。特に音響用の部品や高級パーツが使われているわけでも無さそうです・・・あの独特な音質は何なのか???
ICは殆どソニー製。日立製のが1つだけありますが謎です(笑
それにしてもドライブもPC用に開発されたCD-ROMチェンジャーを流用しただけ。コレだけで販売当時価格8万弱・・・まぁ、nakamichiブランドと言う事で割り切っておきましょう(爆
(98合格)と印があるので恐らく98年製かと思われます。もう14年も経ってるのか・・・
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基盤を外すとチェンジャー本体の裏側が姿を現します。ピックアップを調べてみると・・・
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kss-450A・・・恐らくソニー製ですね。ググってもあまり情報がヒットしないところを見ると、相当特殊な物のようです。完全業務用として作られたのかな?そりゃ14年も読み込み不良が無いんだから耐久性は余程良いものではないかと推測。ピックアップが壊れたらいくら掛かるのかちょっと恐ろしいwww今でも製造してるかは分かりませんが。
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