
BoxsterSpyderの納車延期・・早く乗りたい・・・さみしげな僕のことを 気遣い、店長のTさんは優しく声をかけてくれました。
T店長:「noirさん、止まらないで走り続ければいいんです」
僕:「それは、人生走り続けていこうってことかなー」
T店長:「そうではなくて、走っていれば雨は入ってこないですよ」
僕:「そうか、って、おいおい・・・」
「T店長、僕は986Sも雨の日乗らなかったのを知っているでしょ、工事で泥だらけの道路があれば迂回し、迂回いできない場合は対向車線に出てバックで戻ることも 知っているでしょ」
T店長:「そうでした」
結構、意地悪です・・・
■ポルシェ911 MY2011 カレラ3.6PDK インプレッション
悪魔のささやきの後、天使のささやきが聞こえました。
T店長:「NOIRさん、変わりに911&ケイマンSを乗ってきていいですよ」
僕:「嬉しい、、久しぶりにポルシェに乗れる」
僕は997後期のベーシックいわゆる「素のカレラ」に乗ったことがなかった。
乗ったのは
911系「MY2010 カレラ4S」「MY2010 カレラS」「MY2008 カレラS HPキット付き」
987系「ケイマンS 前期、後期」「ボクスター前期、後期」です。
今日は初の「素のカレラ」の試乗です。
早速インプレッションを書き残してみました。
■ボディーの感触
クルマに乗り込みドアを閉めると「ドス」っと閉まります。
空冷とは違うドアの閉まり方です。
こちらも高級感というか剛性感があるように感じます。
シートの位置を調整し、エンジンをかけます。
■エンジン動力性能、加速
「キュン、キュン、、、バオンッ、、ドーーッ」
結構、硬質な振動が伝わります。決していやな振動ではありません。
マウント系が結構硬く感じます。
PDKをDシフトし、マニュアルモード「SPORTプラス」で走行開始。
信号が青になり、フルスロットルを与えると、、、
カタパルトスタートです。
「バー パオーン、パオーン」
パドルシフトが忙しくなるほど レスポンス良く吹けあがります
雨なのにトラクション バシッツと効いて、クルマが前に前にと加速していきます。
あっと言う間に、法定速度を超える勢いです。
■ステアリング
ステアフィールは「路面を触りながら走る感じ」というくらいに
ダイレクトな接地感があるのですが、キックバックは伝えないです。
パワステのワンウェイバルブの調整とアライメントのバランスが上手く
いっているのでしょう。
■姿勢
加速中の姿勢は「加重の溜め」を持たせながら、リアから蹴り出すように
走っていきます。これは凄い・・・。
少し運動させてみます。
左右に転舵しても車がふらつくことは一切ありません。
PSMも介入させるのは、相当なスピードレベルに達しないと
制御は入ってこないのでしょう。
■ブレーキ
これぞ、ポルシェのブレーキです。スピードを一気に熱変換エネルギーに変えています。
減速感もリニアで、減速Gも市販車 世界一レベルの減速Gです。
後期型は 僕の964並の減速感です。前期型3.8Sは いまいちだったのですが・・・
■全体
雑誌でよく見るフレーズ「素のカレラでも十分すぎるほど速い」という言葉に
嘘偽りはありませんでした。
カレラS系とは同時比較できなかったのですが、速さ感は似ていて
僕は3.6Lでもパワー不足など一切感じません。
でも・・・やはりカレラ系は身体への入力の刺激が強すぎるような気がします。
987系は 軽やかに速い 現代的と感じます。
買って損無し、ながく乗れそう・・・と想います。
だけど・・・新車で買うと大変です。
なぜなら最新の911は 永遠にメニューが更新されていきます。
きっと・・・気になります。最新モデルは どこが改良されているのか
知りたい・・・ってなること間違いなしです。
Posted at 2011/05/29 00:28:05 | |
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ポルシェ | 日記