
■BoxsterSpyderの限界時の挙動
ある場所での仮想ストーリー・・・
猛暑から開放されたこの季節・・・BoxsterSpyderを操るには最高に気持ちいい。。。
空いている高速道を 少々多めにアクセルを開けると トルクのつきがよく感じた。
不安定な天候を告げる空模様・・・路面が所々濡れている。
PSMはONのまま、スポーツクロノは 禁断の「Sportモード ON」
緩い左コーナーを超高速度で進入した。
橋脚の継ぎ目を乗り越えた瞬間・・・・バンプして 縦Gを感じる。
感覚器が感じている横Gと縦Gが一瞬抜ける感覚、、、
同時にステアリングがフッと軽くなりキャスターアクションでステアは右に切れる、
同時に景色が左にゆっくりとながれる。。。
ヨーモーメントの発生、、、慣性ドリフト状態・・・
低い速度のドリフトは
フロントタイヤ、リヤタイヤの状態が ステアと腰に大きく伝わってくる。
超高速域で発生するヨー慣性によるドリフトは
フロントとリヤがほぼ同時に滑り、G立ち上がりが飽和した瞬間に
車体のヨーの発生として挙動に出る・・・
スキッドコントロールで学んだ挙動の超高速域での体感、、、
これが ポルシェ ミッドシップの挙動・・・・
メーターパネルの PSM作動を告げるランプが長く点滅、、、
キャスターアクションで右2時方向にカウンターがあたる
その瞬間に ステアリングは勝手にセンターに戻る、
ほんのわずかな力で右足で軽くブレーキをあてる、、、
これはコントロール可能な速度域に落とすため。
スーッと何事も無いかのように ヨーが収束した。
PSM スポーツモードでの姿勢制御、、、凄い・・・
バイザッハのワークスドライバーが セッティングした 絶妙な制御。
PSM オンであれば バイザッハの師匠のサポートを受けることが出来る。
そっと「バディーとのデート」をサポートする。
主役の意思を尊重したまま。。。
■いつもドライバーを主役にさせる・・・ポルシェ 911turbo、BoxsterSpyder
・964ターボ
音速 ジェット戦闘機を操るパイロットになった感覚。。
超精密レーダー追尾ミサイルを持ち どんな状態からも
すばやく正確にワープが可能な感覚を持たせ、トップクラスの
パイロットを演じさせる。
瞬間 瞬間の判断で 超精密なコントロール可能な
アクセル、ステアリング、ブレーキ、、、
ロックオンした場所に、どんな状態からも ワープできる
最高の戦闘機・・・
・BoxsterSpyder
幅広く融通が利く オールジャンルのアーテストになった感覚。。
アップテンポのリズム、即興演奏、、、、
ジャズ ピアノトリオのライブの演奏者になったよう。
軽やかなリズム、時に熱いソウルを表現することもできる
最高の楽器・・・
■スポーツドライブ・・・≒ デート
クルマを ドライブするのは・・・
最愛の人とデートするのと同じよう・・・
体中のチカラを抜いてクルマから発する情報の全てを受け入れるカラダの準備・・・
そして、、、
バディーには、早め 早めの予定で、 「こっちの方に行ってみよ」と 優しくエスコート、、、
バディーのココロを カラダ全身で感じ、
バディーの行きたいことろに 行かせてあげる・・・・
そうすると バディーは そっと応えてくれる。。。
「これが最高のドライブだよ、次は こうしてみて こういう動きになるよ・・・」
途絶えること無い ココロの会話・・・ バディーとの最高に幸せなドライブ
いつも 最高に幸せなドライブしたい、、、
ドライビングスキル、、、
バディーの伝えてくる情報をよく聞いて、理解して そっとエスコートすること・・・
いつも同じ と言うことがない連続、、それは恋愛のよう
・・・・そこに努力という言葉は似つかわしくない。
僕の最愛の人はいう
「・・・いつもわたしのココロを理解してくれるnoirは 最高だよ」
僕はその言葉だけで 足るを識った。。。
===noir===