■聖地巡礼
あてなきドライブの行き着いた先は・・・
空冷時代の第2の故郷と言われる ミツワ自動車 富士小山デポ・・・
予約もせず突然訪問にも関わらず、整備工場案内までしていただいた。
広い整備工場、多数のリフト、PDIセンター、4輪アライメントテスター・・・
「空冷時代、日本へ運ばれた新車ディラー車は全てここでチェックを受けていました。。。」
それはとても厳しい品質チェックだったと云われる・・・
・・・職人の妥協なきポルシェへの拘り・・・
ユーザーは完璧状態のポルシェを手に入れ、
ドライブフィール、高品質感に魅了され、、
そして、、、リピーターになっていく・・・
もう戻れない世界に ユーザーは導かれていった・・・
水冷になったポルシェ整備も その職人魂はポルシェジャパンにも引き継がれた・・・
Used空冷ポルシェも MIZWAの整備を受けると 新車の味に戻ると云われる・・・
当時のこだわりを受け継ぐ 職人魂・・・
それを知る本物志向のユーザーは 愛機の魂をより輝かせるために
ここを訪れるらしい・・・
僕は幸せ、、、
すぐ近くの場所に その「MIZWA」の拘りを今も受け継ぐポルシェセンターの
メカニックが見守ってくれる。。。
ポルシェへの妥協なき拘りと愛情は引き継がれている・・・
ポルシェセンター・・、そして今のミツワ自動車も・・・
■911Turboで箱根を攻める・・・
気温2度、晴天、乾燥したキーンと張り詰めた空気・・・
Turbo車には絶好の条件
フルブースト掛けるその加速は勾配を全く感じない異次元の加速を見せる
トルクをかければかけるほど路面に食いつくトラクション・・・
そして強力無比なブレーキが一気に熱エネルギーに変換し、
フロントタイヤをも路面に押し付け強力なコーナーリングフォースを発生させる・・・
慣性に負けるリアは 外側にスライドをするが、LSDとエンジン荷重の押さえつけで
車を前に前にと進めながら 横運動を収束させる。。。
911Turboはどんな状況下でも 前方向への推進力を強力に発生させ続ける・・・
「景色の流れが速すぎる、、、しかし・・・安心して踏んでいける」
この感覚は ポルシェであるからこそ 強烈に感じるのか・・・
安心して自分のカラダを預けることができると感じた・・・
■車高セッティングとアライメント

現状の仕様は フロント車高が低くすぎて、伸び側の押さえつけが足りていない動きが出た。
それにキャンバー-3.0度、トー-30分ではフルブレーキで度々のABS介入している状態でした。
フロントタイヤを使えていないので急遽セッティングを変更
・車高フロント+25mm、リア+15mm(現状のペタペタ状態からの変更量)
■車高変更後のドライブフィール
車高は低いとカッコよいが、一般道の走行フィールは悪くなっていきます。
適切の伸び側(スプリングプリロード)、縮み側ストローク確保し、
「動く足」の方が ロードホールディングはよくなり、結果乗り心地や
乗り味もよくなるようです。
コーナーリング中の接地性変化(突起乗り上げ時)も減り
素直な動きになりました。
車高を変えると 必ずホイルアライメントに狂いが生じます。
そこでキャンバーゲージと、トーテスターを使い 簡易的にアライメントセッティングを
しました。
このホイルアライメントの簡易ゲージは、結構よく出来ています。
車高セッティングなどの頻度が高い人は
持ち運び可能な小型トーインゲージと、キャンバーゲージを購入し
DIYでの簡易アライメント調整、及びフィーリングチェックをするのもいいかも知れません。
勉強になります。
もちろん!その後必ず整備工場で4輪アライメント調整をしてもらうことが重要です。
<ホイルアライメント:変更前⇒変更後>
・キャンバー フロント:-3.0度⇒-1.5度
・フロントトー :-0.30分⇒+0.05分(ほぼゼロmm)
結果、強力な運動性能を自由自在に発揮できるようになった感覚・・・
また 箱根で解き放ちたい・・・
===noir===