
■ウオームアップレギュレーターO/H
日頃お世話になっている空冷メカ長に紹介していただき、
元MIZWAのメカニックの方にOHしてもらいました。
・ウオームアップレギュレーター(以下WUR)が壊れた時の診断
僕の場合は 突然故障しました。
症状は、
1)冷間時に初爆はあるが 直ぐにエンストする。
2)エンストしないようにアクセルを踏んでも全く吹けない。
3)無理やり合わせて3000回転以上アクセル維持すれば維持できるが 目が痛いほどガスが濃い。
4)3000回転以上で5分間ほど維持すれば 走れるレベルになる。
5)走ると 3000回転付近のトルクが異常に厚みがあり、何故か凄く加速が早い。
しかし5500より上が重い。
この症状から 燃料系と断定した。しかも燃料が濃くなるという症状からすると
WURで間違いないかなと推測しました。
(ボッシュのKジェトロ構造マニュアルを勉強していました・・・)
・WUR新品購入は辛い・・・
これがPJでパーツを取ると27万円、アメリカで25万円するとのこと・・・
「こんな四角い箱で あまり高そうでない部品が・・・」
964時代の他車種でKジェトロのベンツ、AUDI用は 5万~10万円です。
・なんとOHできた。
OHできると聞いたのが幸いでした。
誰に聞いても WURは新品交換としか言ってくれなかった、、、
ショップやディラーさんでは新品交換の方が 世話が焼けず間違いないですから・・・
時間で仕事をしているプロの世界では当然新品交換です。
でも 「機械は壊れても当たり前、仕方ないこと」と付き合い方を心得ている人で、
尚且つ 自分で責任を取る覚悟があるひとが相手であれば
話は別なんですね、きっと。
本当のクルマ修理とは 何でも新品交換ではなく、直せるものは直して使う。
これが本当の節約(≒エコ)と思います。
さすが、空冷を知り尽くした MIZWAメカニック出身の人は いろいろな修理方法を
提案してくれます。
ブログに書けませんが格安で修理出来ました。
■WUR O/H後の組み付け
・WURはスロットルバルブを外さないと外れません。
いつもの 上側全バラシ作業なので インタークラーOリングとスロットルOリングは
ディラーで新品を購入しておきました。(もう5個くらい買いました・・・)
O/HされたWURを組み付け エンジンを掛けると
感動です。始動性が元に戻りました。。。
これで 暫く壊れるところは無いかなー と思っています。。。
と 思っていたら
こんどは足車のパジェロ ミニ号・・・
エアコン飛んで、エンジンオーバーヒート、そしてデフが壊れた。。。
がっくり、、、またお金がかかりそう。。。
「パジェロ ミニ、 たまには かまってあげないと 拗ねてしまったかな・・」
格安修理大作戦 つづく、、、
===noir===
Posted at 2012/08/20 00:44:56 | |
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