■交換作業開始
エンジンルームを見ると・・・狭くてメンテナンス性が・・・エンジン下ろし前提なんだなと
つくづく思います。。。
さすがにエンジン下ろしはDIYではできません。
今度「オヤジ」に教わろう。。
最新911と空冷911のエンジンルーム比較です。

最新911はDIY整備は必要ありません。全てお任せください。。。
という感じです。20年後どうなるのかなー。
空冷は上から作業できるので、自分でイジル系の人には好まれると思います。
写真は大きいインタークーラーは外したあとです。
今回メンテナンスするのはクランクセンサーとエンジンルーム左側と右側に分かれます。
先にフロント下側のフュエールポンプを交換とクランク角センサーを交換したので、この時点
で少し疲れています。
今日は左側のフュエールフィルターとフュエールアキュムレーターの交換だけにしよう。
■クランク角センサー取り外し
リフト上げてフライホイル付近にあるセンサーを外します。
ボルト外れてよかった・・・結構固着しているクルマが多いようです。
硬化してガチガチです。コネクターのハウジングは欠けてしまっています。
シャキッと新品交換です。
■フュエールフィルターとアキュムレーター外し
手が入り辛く、、力が入りません。
知恵を使い 工具を組み合わせて・・・冶具を作りました。
何とか外して、新品部品をきちんと組み付けます。
外したアキュムレーターとフィルターにエアーを噴いてみると・・・

アキュレーターからカスがいっぱい、フィルター入力側から 真っ黒いカス、、、
これは凄いです。。。
茶色くなっていないから大丈夫です。
ターボは直列2機掛けの燃料ポンプです。それは凄い燃圧かけているので
ポンプの削り粉が もの凄く発生します。「FD3Sも凄かった・・・」
これがフュエールデスビに入ったら・・・と思うと 背筋が寒くなります。。。
Kジェトロのデスビ プランジャー部分は 燃料の膜だけでクリアランスとっている
超精密部分です。ここがかじったりすると 一気に不調になります。
おまけにKジェトロは凡人は分解整備不可能部分とされています。。。
一旦バラスと、慎重に組んでも、燃料が漏れ出し、危険になります。
みなさん 燃料フィルターは定期メンテナンス怠らずに行いましょう。
ここから茶色のガソリンが出てきた場合・・・残念ながら燃料系フルO/H必要になります。
燃料タンクもしくは燃料タンク入り口部分にさび発生しています。
964系はタンクが樹脂でさびないと思っていたのですが、、、甘いようです。
あまり乗らない個体、満タンにしない固体はさびが出る場合があるようです。
特にKジェトロの場合は、錆びは禁物です。
ボッシュ社の黄色い教本で構造知るとその意味が理解できました。
■一旦終了のはずが・・・トラブルが・・・
今日は疲れたので一旦 インタークーラー組み付けて作業終わりにしようと思ったら
なんとも組みつけが難しいインタークーラー、、、スロットルボディに入らない。
ガチャガチャしていたら、、Oリングが切れてしまった。。
「がっかり」
大きいOリングです。内径85φの太さ5mm
何とか代用品探して、組んでみて、、、
クランキングして空っぽの燃料系にガソリンをまわして、、、
エンジン始動、、、かかりました。。。
感動です。
冷間、温感供に エンジンの掛かりが劇的に善くなりました。
今までが冷間3秒まわしが0.5秒。
温間が時に全く掛からなくなっていたのが、、、1秒まわしで掛かります。
走り出すと・・・アクセルのつき、トルクも違います。。。
今日はOリングが純正でないから、ブースト掛けていませんが
違いがわかります。
高速域で違うだろうな・・・楽しみです。
■新規パーツ発注
次回フュエールポンプ後ろ右側交換するので、その際純正Oリング交換します。
ついでに、、、点火系も整備しようと イグニッションコイルとディスビキャップとローター
も発注しました。
定価5万円相当です。。。
エンジンの基本は
・よい燃料
・よい点火
・よい圧縮
いつか やるんだろうな、エンジン フルO/H・・・
その日のために 懸命に働こうと想う僕に
「夢のために躍進するnoirのこと、、、好きだよ」
と、僕の最愛の人はいつものように微笑んでくれた。
===noir===