
フォレスターtS納車から1ヶ月で約1600キロ強を走行しました。 先日、1ヶ月点検と併せて、ATFおよびデフを含めてオイル交換も実施してきました。 これを機に、インプレッションを残しておきたいと思います。
エクステリア
前車のレガシィGT30からの乗り換えですが、車幅は少し広くなりましたが、全長は短くなり、回転半径が小さくなったこともあり、車庫入れ時のハンドルの切り返しが随分楽になりました。 このサイズにして大正解です。 全長は少し短くなりましたが、車高が高く、フェンダーのブリスター部分の迫力も満点で、存在感は十分です。 デザインにも無駄がなく、大変気に入っています。
インテリア
必要にして十分な装備です。 特に、本革+アルカンターラのシートは座り心地が抜群な上、S-Editionのブルーと異なり、黒一色で高級感タップリです。 ヒートシーターはとても便利で、オーディオを重視したい時など、エアコンを切り社内を静かに保った状態でも、ヒートシーターだけで十分に快適なドライブが楽しめます。 メーター周りのデザインもスッキリしており、エンジンスタート時のイルミネーションは、とても気持ちの良い演出です。 後席のスペースも十分で、大人4名乗車でも、天井までの余裕も加わり、まったく狭さを感じさせません。 但し、センターコンソールにあるカップホルダーは、ジュースの缶やペットボトルがガタついてしまうので、もう少し工夫が欲しかったです。(個人的には、その中に市販のカップホルダーを加工して組み込んで使っていますが、その方が快適に使えます)
エンジン性能
慣らし運転時期であったこともあり、インテリジェントモード中心に走行しましたが、坂道を含めてこのモードでも全く不満は感じません。 1500回転以上では、トルク不足も全く感じることはありませんし、パワーについては、アクセルをベタ踏みするのは、正直、恐いとさえ感じる程です。 試しに、高速道路走行の追い越し時に、何度かSモードやS#モードに切り替えてアクセルを踏んで見ましたが、フォレスターはその途端スポーツカーに変身し、シートに体が押さえつけられる強力な加速が体験できました。 モードにより全く性格の違うクルマに変身できる、SIドライブはとても楽しい機能です。 5ATが搭載されているので、ある程度スピードに乗ってしまえば、信号のあまり無い地方の田舎道などでは、燃費の良い運転ができそうです。また、Dレンジの状態でもハドルシフトを使ってシフトダウン(エンジン回転数が勝手に上がるので、クルマの姿勢がギクシャクしない設計になっている)は、エンジンブレーキを効果的に使えてとても気に入っています。
ハンドリング性能
フォレスターtSで、個人的には一番感心させられたポイントは、ハンドリングの素晴らしさです。試乗で乗ったS-Editionもシッカリした乗り味の良い足回りと感じたのですが、実際に納車されたtSの足は全くの別モノでした。 段差を乗り越える際の感触や、実際の路面からのフィードバックがハンドルを通じて伝わる様など、これまで運転してきたクルマが、霞んでしまう程、完成度の高いものでした。 思わず、長距離で出かけたくなる、運転の楽しさを思い起こさせてくれるクルマです。本来、車高の高いフォレスターですが、試しに急ハンドルを切ってみても、起きる筈のロールが感じられず、スット曲がっていくのは感動的ですらあります。
燃費
市街地で8キロ前後、高速道路だと、11キロ以上まで燃費が伸びるので、正直、ビックリしています。但し、インテリジェントモードでの走行です。 平均燃費、瞬間燃費計は、どのように走行すれば燃費の良い運転が出来るのかを学習することが出来、ありがたい機能ですね。 空いた高速道路で、クルーズコントロールを活用すれば、高速燃費はもっと伸ばせるように感じます。
総合判定
素晴らしい車です。 S-Editionから50万円近く高い価格設定ではありますが、間違いなく、その価値は十分にあります。 本当に買ってよかったです。
Posted at 2011/02/20 23:09:33 |
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