さて、巷やみんカラでもCT200hの試乗や見学をされてる方もだいぶいらっしゃるみたいで、私もそういう方々のブログを楽しく拝見させていただいています。
好印象、悪印象、いろいろな意見がありますが、ネガティブなイメージを持たれている皆さんの共通の意見としては・・・
「高い」
「この車に400万以上の価値があるのか?」
といったところではないでしょうか。
実際、私もCT200hが安いかと言われれば「安くはない」と答えると思います。
コミコミで400万前後の乗り出し価格も、価格だけ見たら高いですよね。
CT200hは、エントリーモデルとはいえレクサスのエンブレムを背負っているためか、従来の車ではオプション設定の装備も標準装備となっています。
ではもし、その標準装備となっているものがオプションだったら・・・
CT200hの本体価格が果たしてどれくらい高いか、オプションなどを外した本体価格を出してみたいと思います。
まず、従来の車種ではほぼオプション設定の、一番お金がかかりそうなHDDナビ。
参考価格としてプリウスの7インチワイドEGAのHDDナビから算出すると
308,700円。
ちなみにEGAは640×350ピクセル、CT200hの7インチVGAは640×480ピクセル。
CT200hのナビのほうが少し画面が大きいです。
次にG-BOOK mX Pro用専用DCM+オートアラーム
54,600円。
G-BOOK mX Pro利用料金(2年目~3年目)
24,000円。
ETCユニット
10,500円。
VICSビーコンユニット
15,750円。
レクサスが通常で保証している3年間のメインテナンスパックは
96,400円(参考価格)。
要らないかもしれないけど、車両接近通報装置
12,600円
(ここまでプリウスを参照してます)
これらのオプション金額を合計すると
512,050円。
CT200hのベースグレード3550,000円からこれらを引くと
3037,950円。
ざっくり見れば304万円てところですか・・・。
ここからさらに、私がオプション価格を調べられなかったシートヒーターやらプラズマクラスターエアコン、リアスポイラーなんかを外せたとしたら・・・
車両本体価格299万円!
なんてことも可能だったのかもしれませんね(笑)
300万円以下から始まるベースグレードで、しかもハイブリッド、もし実現していたらレクサスのエントリーモデルとしてはかなりお安い印象になってしまいます^^;
ちなみに
プリウスのG“ツーリングセレクション”が、
270万円。
ゴルフVIハイラインが、
315万円。
レクサスCT200h(妄想ベースグレード)、299万円(笑)。
どうです?
これでもまだ高いとお思いますか?
散々高い高いと言われていますが、もし上記のオプションレスのベースグレードがあったとしたら、CT200hの価格は結構適正だと思います。
オプションには換算できない、ボディ剛性、足回り、フロアアンダーカバー、塗装品質、内装クオリティ、10スピーカー、遮音材、温湿度管理、選べる内外装色、ディーラーのおもてなし(笑)・・・などなど、これらも考慮してみると、むしろ買い得感さえ漂ってきそうな・・・^^;
とは言うものの、そんなCT200hが販売されてしまっていたら、レクサスのブランドイメージ的にどうなんでしょう???^^;
割安感のあるベースグレードだけど、オプションなんだかんだ付けたら結局高くなっちゃったぃ!ってほうが販売的には良いんでしょうけど。
エントリーグレードとは言え、355万円スタート。でも装備は充実、という打ち出し方を選んだわけですね。
販売実績優先より、ブランドイメージを大切にしたレクサスのマーケティング、私は応援したいと思います^^
まぁ、実際にはオプションレスは選べないので、ベースグレードでも355万から、バージョンCはコミコミで400万前後、FスポーツやバージョンLはそれ以上!という価格設定しかないわけで、安くない値段なのは確かだと思います。
しかし、ただ額面だけを見て、「高い」とか「400万の価値は」とか判断するのはちょっと早計かなぁと思ったわけです。
CT200hの車両だけの価格は300万! セットオプションで55万、合計355万円から!というのが私の解釈です。
それでもやっぱり高いよ!とおっしゃる方は、CT200h以外の車を選べば良いだけですからね^^
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レクサス CT200h | クルマ
Posted at
2011/02/25 13:36:28