今日は、静岡で80~90年代グルマのイベント、「ハチマルミーティング」が行われたんですよね(*^_^*)
ネオヒス好きとして、いつかは行ってみたいイベントです♪
そのハチマルミーティングを主催しているクルマ本「ハチマルヒーロー」、先月購入した最新号VOL.16をまだ飽きずに読んでいます(^_^;)
そのハチマルヒーローの中の1コーナー「ハチマルヒーロー外伝」、今号でとりあげられているのは懐かしのローレルスピリット。
時代背景や、周りの他車との比較で、ローレルスピリットを解説・・・
小型車がなかった日産モーター系ラインナップ充実のため、サニーをベースに誕生したローレルスピリット。庶民層にも豊かさの実感が与えられた80年代、勢いと豊かさの谷間で咲いた庶民の素朴な高級願望のあだ花、ローレルスピリット。
しかしなぜ、「ローレル」? 「セドリック」や「プレシデント」まで飛ぶ勇気はなかったのか(@_@;) この瞬間が、日産車(@_@;) 当時のローレルの「いいクルマなんだけどなぁ」という嘆きも、ローレルスピリットにまで持ち越されたのが寂し(T_T)
片やラングレー。「スカイライン・ミニ」こと、スカイライン風に仕立てられたパルサーの兄弟車。ローレルスピリットと違い、スカイラインという車名を用いず、イメージだけを投影する事に成功(*^_^*)
そして大先輩、イギリスのバンデンプラ・プリンセス。成り立ちはローレルスピリットに似ているが、こちらは貴族様にも愛されたとの事。階級制度を背景に生まれた小型高級車ですからね、バンプラは(^_^;) 高級願望を背景に生まれたローレルスピリットとはまた別(^_^;)
ローレルスピリットがフェードアウトする頃誕生したのが、初代A31セフィーロやBe-1らのクラスレスカー。クルマで威張ろうとは思わない、隣のクルマとの比較はダサい、的なクラスレスカー。真逆なコンセプトのクルマの登場で、ローレルスピリットはフェードアウト。時代は90年代に。クルマは飾りじゃなくなりました(*^_^*)
「高級車=大きい」が根強く残る日本のクルマ文化の中において、小型高級車作りはとても難しく、トライ&エラーの繰り返し(*_*) 多くの小型高級車が出ては消えていきました。ローレルスピリットもその一台。
クルマのダウンサイジングが進行している現在、成功する小型高級車が日本から出てくる可能性はあります・・・現にレクサスCTは売れてるらしいし(*^_^*)
成功する小型高級車が現れたら、その時はローレルスピリットをはじめとする、たくさんの先輩らを改めて思い返してみますか(*^_^*)
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勝手に語るクルマ本レビュー | クルマ
Posted at
2011/11/03 23:01:48