先週23日、無事に戻ってきました!!
実施項目、
・タイベル/Wポンプ交換!!
・ヘッドの分解清掃(カーボンの除去など)
・カムシャフトの交換
・Digi-Tec/ECUチューン
から、やっと戻ってきたのでご報告します。
これからご紹介する画像には、
気分が悪くなるようなモノもありますので
あらかじめお断りしておきます。
(ご覧の際は、拡大画像にご注意ください)
車両情報
156 JTS 2.0ℓセレスピード、04年登録 53,000kmほどで
1回目のタイベル・Wポンプ交換車両を中古で購入/ディーラー車
現在、104,500km走行 2回目のタイベル・Wポンプの交換
これまで実施したメンテナンス//
オイル交換は、3,000km毎に 最初はセレニア10w-60
その後アメリルーブ5w-40
セレニア10w-60
イーグルマックス5w-40
JumpOIL5w-50 現在。。
ほぼ毎年 Recsにて点滴洗浄(インポートのカーボン除去の為)
ガソリン添加剤(シリンダー内、インジェクターの清掃の為)//フューエル1、RESPOを使用
みんカラの諸先輩やショップの情報で直噴エンジンのカーボン堆積について
自分なりに学習したつもりですし、
以前の自分のブログにもJTSエンジンについてまとめた事もあり
今回のOHには、秘かな期待がありました。
「ウチのは、大丈夫だろう♪。。。と」
そして画像を見てがっくし! 具合が悪くなりました(笑)
でも良い知らせもありで複雑な心境。
気分が悪くなったのは、へばり付いたカーボンの画像を見て
『どぶ川のヘドロかこれは!』 と目を疑いたくなりました。
インテークのバルブやマニホールドは信じ難いありさまです。
画像1、エンジン上部//バルブ
さぁ~
ここから画像が続きますので、見たくない人はトバしてね。。。。
画像2、ピストン内/シリンダーヘッド//意外に綺麗です(添加剤の効果でしょう)
画像3、シリンダー内/バルブ//左のバルブは2層になって化粧の上塗り状態。。
ギャ~!!出たー気持ち悪る~い
画像4、吸気側です。
画像5、排気側
まさしく煙突のように煤だらけ
画像6、下の方が吸気側(カーボンべっとり)/上の方が排気側(煤だらけ)
もうこの辺で具合が悪くなりました、、、。
画像7、前列の右から2番目は、2層に上塗り状態。。
きゃ~っ!
このテンコ盛りは、嫌すぎる。。。
画像8、吸気バルブ
画像9、排気バルブ//吸気バルブと比べるとホッとします。。。しかし煤だらけ
画像10、上が吸気側、下が排気側
下水道と煙突の画像ではありませんので、あしからず
画像11、もうそろそろ、見たくなくなりますよね。。。
画像12、インジェクションノズルもカーボンでべっとり
画像13、こんな状態で燃料噴射していたなんて、、、、
画像14、左のピストンヘッドには、煤が今にも剥がれそうモノまで、
しかし、内部はほどほどに綺麗な状態です。
と、まぁ知らなければ幸せに暮らせていたかも(笑)
でもこれを今回、清掃して除去するわけなので
気分もスッキリするでしょう♪
良かった事というと、
さんざん見てきた、おぞましいカーボンの画像も
100,000km超を走っているエンジンとは思えないほど
状態が綺麗だと言われた事です。お世辞でも嬉しい(笑)
通常は、カーボンがカチコチに固まり もっとたくさん堆積していて
溶剤に浸してから鑢などで研磨するように
こそぎ落とすらしいのですが、、
今回はジュクジュクと湿っており溶剤は使わず除去できたようです。
(点滴の効果があるのでは、とスタッフの話)
Recsのメーカーの話によると、点滴の効果には
成分がカーボンに浸透して走行中に剥がれてゆくのと、
次に付着し難い作用があるそうですI
やらんよりやった方が良いとは思いますが。
うちの車は、堆積量から50,000km程度の状態?
と変わらないのでは。。。という意見でした(^<^)
『ん?それって
購入以前の問題じゃないの?
俺のメンテは、ベストなんじゃ(*^。^*)』
と勝手に都合良く解釈してしまう私はおバカです(笑)
ただ、一度ついてしまったカーボンはそう簡単には
落ちないことが実証されてしまった訳ですね。。
では、ベストな対応策はどうすれば良いのでしょう!!
『乗り方とマメなオイル交換、それに定期的な点滴』
が最善のようです。
そんなことは、みなさんご存知ですよね。。
ではどんな乗り方か?
一応、良くない例を伺ってきました。
ディラーに持ち込まれる不調なエンジンの共通点など。。
ここでは長くなるのでやめておきます。
次にOILはやはり3,000kmくらいでの交換が理想ですね。
(油膜保持の限界まで)
なぜ、JTSがそんなにOILにシビアなのか!?
そもそもOILは、シリンダー内で一緒に燃焼しますが
当然、燃焼効率が悪くなるので極力 減りの少ない油膜保持の高い
OILが賢明です。。後悔しても遅いですから。。
以前、みん友さんでOILのテスト結果をレポートされてましたので
参考になると思います。→
『オイル選び・・・』
今回OHしてカーボン除去をしたので、定期的な点滴を行い
付着し難い状態を維持しようと思います。
まだまだ、これからも乗り続けるために!!!!
次回は、カーボン除去したエンジンと
Digi-Tecのインプレッションをご紹介します。
Posted at 2014/02/27 22:53:11 | |
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