
2002年登場した三菱コルト
散々だったディンゴ(野犬)やディオンいくら内容がミラージュだとしてもデザインが余りにも、、、とほほで起死回生!で名前を捨てて登場したのがCOLT
しかし、ここで疑問三菱の形式命名法則は不思議な番号をつけるけれど、最初にでたのがZ25A、Z26A、Z27A、Z28A、、、、MC(マイナーチェンジ)でエンジンがG系からアルミブロックのA系へ変わりZ21,22,23,24とZ27AG(ラリーアート)となる。
通常数の数え方からすると21~始まるはず!途中番号から始まる理由は?
さらに当時はわからないかったが、これだけ時間が経過すると気が付くのは、25,26、27,28は短命であり、2004年後期以降現在の2011年まで形式は変化無し。7年対2年随分短命である。
これは私が想像(思い込み?)であるが、25,26,27,28は、当初計画には無かった可能性がある。
しかし、新型エンジンである4A9系が何らか間に合わないとなり、急遽手持ちの4G1系を持ち出ししかも、要求スペックを満たすために4G19なる過去に無かった排気量でNEWモデルを発売したのでは?
たった2年間の為だけに4G19を作ったのは驚きであるが、、、。そこには無駄が無い様に4G15ターボ用の開発パーツを流用したと想像する。
4G15は確かに過去からあるエンジンであるが、G15(4が付かない)にターボを付けたミラージュではOHCエンジンであり、以外ターボはこのエンジンでは無い。
また、4G15MIVECでは、それまでのディンゴ等に搭載していたエンジンと異なり、同じDOHCでもMIVEC化とクランクシャフトの鍛造化を行っているようである。
4A9系でターボ開発することは耐久性の問題が発生した場合、ちょうど三菱バッシングされていた時期でもあり、冒険過ぎる。それより過去にターボ化したG15の過去データを元に開発した方が信頼性はあがる。そして想像であるが「何らかの納期遅れ」により、マイナーチェンジ辺りに発売予定のターボベースのエンジンを急遽モデルデビュー時に出すことになったのでは?
エンジン形式としては4G19は4G1シリーズの最後の型式。
私は全く自動車関連の仕事ではないので、その事情はわからないが、どなたか?知っているなら教えてほしい。
いずれにしても、4G19エンジンも非常に良いエンジンであり、4A90と比較してもレギュラーガソリンRON90では90PS対92PSしかも発生回転数は4G19の5600rpmに対し6000回転である。
仮に4G19があと400rpmの回転で何馬力上がる可能性がある。
ちなみにヨーロッパのオクタン価95(RON95)では4A90が95PSで3PS上がっている。
これも想像の域であるが、4G1の方が出力では上回っている可能性がある。
新しいエンジンがすべて良いとは限らない。
確かにA系は三菱新世代エンジンで世界最小V6エンジンであった6A1からアルミブロックエンジンが搭載されギャラン、ランサーに搭載されていた。アルミにより軽量化と冷却特性を生かしトータル敵に優れているが、どこかの世界一メーカーのように何度も作り変えているメーカーと違い4G1型はヘッド以外基本設計は1977年(30年前)から現在まで現役を担っている。
まるでポルシェのような話である。いくら新しく作り変えても、作り変える理由が無ければそのまま道具として使える訳で、4G1型エンジンの設計者はすばらしい。
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コルト疑問 | 日記
Posted at
2011/02/11 17:39:15