◎ パドルシフトを使った走り ◎
これが、案外難しい。
あくまでもMT車との比較であるが、機械が余計なお世話をしてくれることがある。
それも手伝って、時々何速に入っているかがわからなくなる。
どういうことか説明しておく。
シフトダウンボタンを押してマニュアルに切り替えると、
まず、それまではいっていたすぐ下の段に固定される。
7速あるうえに、まるまる1段落ちるわけではないので、思ったほどのシフトダウン感はない。
それはわかっているので、通常は、2回ボタンを押す。
これで、5速MT車の1速ダウン相当である。
ここまでは、特に問題ない。
そして、立ち上がりでは、そのまま、アクセルオンすると、パワフルに加速する。これも良い。
しかし、実際にはシフトダウンするときのスピードによって、最初に入る段が異なる。
そのため、2回ボタンを押すと、進入スピードが速いときには4速
に入り、スピードが遅いと3速に入る場合がある。
MT車の場合には、このコーナーなら2速かな、3速かなと決めてシフトダウンするが、
それが、デミオCVTのギア比で言えば、3速もしくは4速に相当する。
だが、メーター内のインジケーターを見ないとそれがわからない。
ボタンを押すだけなので、MTのようにゲートの位置で何速かが判るというものでもない。
その確認をせずにコーナーに飛び込んで、加速をしようとすると、
パワーが不足したり、回転が上がりすぎたりで、気持ちのいい加速感が得られないうえ、頻繁にシフトアップしたり、シフトダウンしたりすることになる。
とはいうものの、何度かトライするうちに、
通常のスポーツ走行では、常用段(3から5速)の速度下限値を下回ることはなく、
回転数と、音のイメージで、シフト操作するだけで、かなり気持ちよく走れることがわかってきた。
6000回転近くまで回してみたが、吹き上がりも良く、気持ちが良い。。
現在、2500km程度走行したので、3000kmまで、最後の慣らしの仕上げとして、ちょっと回し気味での走行をしてみようと思う。
ひとつ納得いかないのは、
スポーツ走行とは直接関係ないのだが、
マニュアルモードで走っていて、対向車を待つためにほとんど停車しそうな速度になったとき、勝手に1速に入っていること。
これから加速しようとすると、すぐに回転が上がりすぎ、
あわててシフトアップしなくてはならない。
意識して1速まで落としたつもりがないので、戸惑ってしまう。
この対応として、一旦停車してしまった時は、積極的にSSモードスイッチをカチカチッと2回操作しSSモードに戻す方法をとっている。
折角の無段変速なので、マニュアルの段固定ではなく、
変速タイミングをマニュアルで調節できる(DとSSモードの切り替えはこれに当たるが)という方がよい。
マニュアルシフトダウンしたときは、1速落ちるし、
シフトアップ速度が高くなり、ローギヤ傾向でパワフルに走れ、
シフトアップしたときには、1速分上がるとともに、シフトアップ速度が低くなり、ハイギヤード傾向になるというのが、
これからのATの姿ではないだろうかなどといろいろ考えてしまう。
このようなこともあって、SSモードに入れて、基本ATで走る方が気持ちいいと感じることも多い。
一般の人に勧めるときは、シンプルで、かつ、燃費の良い13C-Vがベストセレクトだと思う。