
昨日の続きなわけですが…
ツーリング帰還時の大雨でワイパーが劣化
してたため、走行中は相当悩まされたのと
そんな雨さらしなままの車を日干しと乾燥
させたいのもあって、天気が良かった日曜の
午後、車を急遽出して買い物に出向く。
でもせっかくなので先日デルタS4を見に
来ていいよとお誘いを受けてた某秘密基地へ
場所も近いのもあっておじゃますることに。
カーショップで汎用品ゆえ合うかどうかもわからないワイパーブレードだのを購入後
そこから近くの某秘密基地へ出向くと、突然にもかかわらず主氏は歓迎してくれ
早速整備中なデルタS4ストラダーレを見せてもらう。
おお~いますよいます。ウマに載ってエンジン剥きだしなエッセクアトロが(笑)

やはりGrB最強マシンを目の前にするとGrBや4時代が好きな人間にはたまりません。
ここからだとターボとヴォルメトリーコが仲良く並んでるのが見えますね~。
左右のダクトが水平配置なインタークーラーに直結してるところなんかも。
もう一台をこちらに持ってくると主氏は倉庫へ出かけたので、その間に
滅多に見れない車の滅多に見れない細部をあちこち撮影などさせてもらう。
おとなしめのカウルの内側はいきなりコンペティションカーの本性むき出しに。
パイプワーク上に収まるエンジンや補機類。そして、ストロークが長く、いかにも
ラリーホモロゲといった感じのツインダンパーや強力そうなブレーキ周り。
エンジンはランプレディではなく、クラウディオ=ロンバルディによる新設計1759cc。
従って、そのランプレディエンジン搭載の131ラリーや直系兄弟である037のヘッド
周りとは全然似てないヘッドカバー。それでもアバルトの刻印はしっかりと(笑)

ただ、4WDからEVO2に至る2リッター版GrAデルタは再びランプレディユニットに回帰
しているので、このS4エンジンだけが後にも先にも唯一の鬼子だったんですね~。
こういう目に見えない部分にもちょこちょこメーカー刻印が入ってるのがいかにも
アバルトというか、そこに痺れるわけですが~(笑)もちろんうちのにも入ってます(笑)

上の画像のインタークーラー下部の水色なホースにもアバルトマークが入ってたり。
そうこうしているうちに、聞きなれない独特のエンジン音が響き、もう一台のS4が到着。

やっぱりかっこいいね。その音の元は主にヴォルメトリーコの動作音なわけですが、
もはや車のエンジン音と言うよりは250cc4気筒バイクのギヤ音のような、
ギュイーンという高周波音。同じヴォルメトリーコ搭載な037と比べてもその音は大きく
実際エンジン音自体は低周波のみであまり聞こえませんね。例えるならHR/HMでいうところの
リード&リズムギターがヴォルメトリーコでバスドラやベース音がエンジン音…みたいな?(笑)
037もですが、131ヴォルメトリーコやトレヴィVXあたりとも並べて音を聞き比べてみたいところ。
131との2ショット。 以外かもですが131と遜色ないくらいでかい車です。

037よりはあからさまに大きく、もちろんインテグラーレEVOよりも大きい。
フロント部より。

ミッドシップゆえかボンネット高がかなり低いので、ボリュームたっぷりな
テール部とのギャップも相まって前のめりのような、まるで獣が襲いかかるような
雰囲気もあったり。
コックピット部はパッと見アルカンタラでおおわれてラグジュアリーな雰囲気だけど、
その実サイドシルはグッと座面くらいまでせり出しているし、窓はスライド式。
シフトはレーシングパターンだし、ペダルもスパルタンな作りで、大元の素性は
隠しきれないという感じ。

ドア部はさすがにケブラー系で出来てるらしくすごく軽かったなぁ。
アルミ製で内張りスッカスカなうちのと比べても軽い。
ほかにも個体ごとに細部でちょこちょこ差異があるらしく、この二台を比較しても、たとえば
共通なはずのボディカラーも微妙に違ってたりと、いくつもの仕様の違いがあったりで
なかなかに少数生産らしい手作り感が見え隠れもしていましたね~。
そういえばもう一台のS4…主氏のS4はと聞いてみると、先のS4二台へ応急的に
部品回すためにパーツかっぱいだりした(笑)ので、今は倉庫に逗留中のこと。
もし見れていたら総生産数の3/200が集結してるわけで凄かったのかも。
まあ、これらS4も、もしかしたら来月のランチアランチに出向いてるかもとのことなので、
そちらに行かれる方は是非ご覧になって特に微妙なボディ色の違いなどを
見られると面白いかもですね。
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イタ車 | クルマ
Posted at
2011/10/18 07:08:09