
ヴェルのドライブも兼ねて、GWお出かけ第一弾!三重県まで行ってきました。
趣味で海釣りをやってまして、それもかなりコアな筏釣り!
と言ってもご存じない方が多いでしょうから簡単にご説明しますと、比較的岸近くで波の穏やかな湾内に木とフロートで作ったいかだを浮かべてあり、そこに船で渡して頂いて釣りをすると言うものです。
もちろんいかだは流されないようにアンカーが入れてあります。またカキや魚の養殖いけすに小船をくくりつけてそこに渡してもらう『カセ』と言うものもありますが、総称して『筏釣り』または『かかり釣り』などと言います。
日本海や太平洋、また釣り場釣り場のポイント状況にもよりますが、総じて岸から少し離れた場所にありますので、波止釣りなどに比べてややサイズの大きめな五目釣りが楽しめます。
なかでもメインのターゲットになってくるのが『チヌ』と言う魚です。
『クロダイ』と言ったほうがなじみのある方も多いかと思います。
主に磯場に生息する魚で、専門に漁をすることも難しく、内陸部の鮮魚店やスーパーの店頭ではめったにお目にかかれない魚です。
またタイとは言ってもその生態特有の磯臭さがあり(独特の臭みがあります)、食用としての価値はマダイとはずいぶんと違う魚です。
ではなぜそんな魚をターゲットとして狙う釣りがあるのでしょうか?
それはその釣り難さにあります。
チヌという魚は他魚種と比べて非常に知能が高く、釣り難い魚とされています。
実際に多くの魚種は、天候・潮・時間帯が良く、そこにその魚がいればえさを食わせる事自体は難しくないものが多いようですが、チヌは違います。
上記のような条件があっていても、えさを選ぶようなしぐさを見せたり、すぐに食いついたりせず、ジーっと見定めたりするような生態があることが確認されています。
そんな気難しい魚をあの手この手を使って何とか釣り上げる難しさ、これがこの釣りの一番の魅力だと自分は考えています。
なんて長々とえらそうに書きましたが、タイトル写真は今回行った三重の釣り場から見た風景です。
そうです、そうなんです!魚の写真がありません!
だから言ったでしょう・・・
その難しさがこの釣りの魅力なんです・・・
次回は載せられるよう頑張ります・・・
Posted at 2011/05/01 23:11:57 | |
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