宮城へ！いざ行かん！

東日本・太平洋沖地震を直撃した家内の家族を見舞う為、
救援物資をカングーに積み12日の23時頃に仙台へ出発。


正直な話、被災翌日の12日早朝に連絡が取れた際の明るい対応に
二人(＋二児)して胸を撫で下ろしていた部分があり
当初、不透明だった宮城の被害状況が徐々に明らかになるにつれ
不安が増し、気付いたら夕暮れ時。
家内の動揺を抑える事に努め、二人の子供を風呂に入れて
寝かし付けてからが故の深夜出発となりました。
最初から眠かった…！


道中、必要な物資を買い足しながらの旅。
特にお世話になったのが 『SUPER CENTER PLANT5』 なる
名は体を表した通りのデカいスーパー。合体もしそう。
丁度、大量放出を始めた頃に出くわして
ダースで2Lの水を複数買えたのは大きい。
この場を借りて。ありがとうございました！

また、高速は使えないのでひたすら四号線を北上。
道中、一時停止が必要な程の亀裂は
福島県内で三ヶ所、宮城県内で二ヶ所程度で
帰路にはもうアスファルトで圧着されていたので
マスメディアが言う程の被害は無く、改めてマスゴミめと思う次第。

埼玉、栃木県内は飲食店もスタンドも縮小して営業していたが
流石に福島県内からは…人も居るし店も現存している…けどゴーストタウン状態。
写真は24時間年中無休の看板が暗闇の中、空しく佇む様。

信号も機能停止し優先道路の車両が我が物顔。
また、四号線全域が高速道路と化していたので
側道からの車両は良い間が無い時はｼﾞﾘｼﾞﾘと入ってくるのでデンジャラスでした。


13日13時頃、いざ宮城県太白区青葉区と入っていった際の感想は
不謹慎ながら言わせてもらうと「案外フツー。」
とはいえ外観は良くても内装が壊滅的被害を被っており
復旧・復興まで相当な時間が必要なのは間違いない様子。

家内の実家は仙台駅から車で十分の国見町という中々の良物件(？)。
外観からは地震による被害もあまり無いようでﾑﾈﾑﾈしながらドアを叩くと
家内からの連絡はどうやら(出来)無かったようで突然の訪問という事になり
ちょっとお叱りを受けましたが、不幸は無いようで安心しました。

愛しのカングーの初お披露目が震災時だなんて
最悪のシチュエーションですが積載量を発揮出来て
カングーも喜んでいると思いたいです。

物資搬入後は片付けを少し手伝ってから仮眠後、すぐに東京へ。
持参したパン等で近所の方とホカホカの白米をトレードしたらしく
その白米で晩御飯をご馳走に。立場無ぇッ！
停電時の炊きたてご飯の存在を不思議がりながらも
ヒトの優しさに最近緩くなりっぱなしの涙腺が緩む。


往路は14時間掛かり寝オチで死にそうでしたが
帰りは18時の出発、2時半ばの東京着で約9時間。

総走行距離、823kmの若葉ドライバー初の長距離運転。
燃費も16.5km/Lと記録を塗り替えました。
時期が時期なんで正直どうでもいいんですけどね。燃費。