ﾁｮｰｸﾜｲﾔｰとｱｸｾﾙﾜｲﾔｰに注油

動きの悪いチョークワイヤーとアクセルワイヤーに注油しました。

私的にワイヤー類は動きが悪くなった時点で既に要交換状態なので、注油はワイヤーを交換する迄のその場しのぎの延命、対処療法になります。

まずはチョークワイヤーから。

左ハンドル側のスイッチをバラして、チョークレバーからチョークワイヤーを取り外します。

キャブ側に接続したまま油を差すとキャブに汚い油が回りそうなので、プランジャーごと外しておこうかと思ったんですが、キャブを外さないと外れなさそうだったので、手抜きで引っ張ってワイヤーを出しておきました(笑)
ワイヤーが白っぽい感じがするので、水分が回って白錆？みたいになってる感じがします。

ワイヤーのハンドル側から注油します。

ワイヤーインジェクターは使えるかな？と工具箱の奥から引っ張り出して来て取り付けてみましたが、サイズが合わず使えませんでした…

ワイヤーインジェクターがまともに使えた事って、数える位しかありません。
ワイヤー側の形状だけでなく、スプレーのノズルの寸法も合いませんでした。
最近のスプレーのノズルは金属製の細いのか、半透明の樹脂の太めのが大半で、どちらにも合いませんでした。

使えねぇ(｀Δ´)=3

ビニール袋に穴を開けてワイヤーの先端を突っ込んで輪ゴムで縛って、中に油を貯めて点滴状態にして注油しようとしたんですが、劇的に久し振りにやったせいか上手く行かなかったので止めました(^_^;)

そして、ワイヤーの入り口に油を差してはストロークさせるのを繰り返す地道な方法でやりました( -_-)

因みにワイヤー用を謳うグリスは持ってるんですが、チェーンルブみたいに固くて浸透し難いタイプなので、CRC5-56的なサラサラのタイプのグリスを使用しました。

差してはストロークさせるを繰り返し、反対側からグリスが染み出して来たら終了としました。

染み出して来た油をある程度拭き取り、組み直してチョークレバーを操作してみると、相当スムーズになりました(^o^)
やっても無駄かと思ってましたが、これなら一時的な回復は期待出来そうです。

次はアクセルワイヤー。

やはりハンドル側のワイヤーを取り外します。

写真だと分かり難いですが汚ない(-_-;)
メンテした痕跡が感じられない…

やはり、ワイヤーインジェクターは使えないので、手作業で地道に根気良く注油しました(^_^;)

キャブ側から油が染み出して来ましたが、戻し側はグレーっぽい色でしたが、引き側は錆び色でした(-_-;)
なんかスレッドコンパウンドみたいでした(^_^;)

アクセル周りも掃除してタイコにはグリスを塗って組み直し、キャブ側はアクセルを開閉させて染み出して来た油を拭き取って、大方染み出して来なくなれば終了。

アクセルもスパンスパンと戻るようになりました(^o^)v

ここで、再び燃料タンクを取り付けて、エンジン始動。
アイドリングも下がり、アジャストスクリューを緩め過ぎると回転が下がってエンストするようになったので、1500回転弱くらいに調整しておきました。
スナッピングしてみても、回転落ちは良くなりました。

やっとまともになって来ました。