ブレーキホース組み替えとフルード交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ブレーキフルード交換のタイミングで、リアのブレーキホースを作り替えました。
今まではホースの保護チューブがクリアでしたが、フロントのブレーキキャリパー交換時にホースの保護チューブが黒のタイプにしたので、リアもそれに合わせる事にしました。
2
●まずは、リザーバータンクの蓋を開けてブレーキフルードを吸い取る。
●キャリパーのブリーダーボルトからフルードを抜けるだけ抜く。
●キャリパー側のバンジョーボルトをウエスを当てて緩める。
残留しているブレーキフルードが漏れてくるので、ウエスにキッチリと吸わせる。
バンジョーとキャリパーの穴には、丸めたキッチンペーパーを突っ込んでおく。
●マスター側も同じ要領で外して、キッチンペーパーを突っ込んでおく。
●フルードが付着している可能性があるので、周囲を良く拭いておく。
3
外したブレーキホースとバンジョーボルトとリザーバータンクの蓋。
4
ホースをバラす。
5
新たに使う部品と工具の一部。
ホースの切断は、私はグラインダーを使わずにケーブルカッターを使います(あくまでも我流)。
サクッと切れますし、断面も荒れません。
少し詰めたい時でもサクッと行けるので、グラインダーより小回りが効いて作業が捗ります。
6
で、いきなり組んだ状態。
これも我流ですが、ネジ山を2山出た状態くらい迄締め込みます。
ここから捻り角度を微調整していきます。
7
マスターとキャリパーのバンジョー取り付け面は平行なので一旦捻り無しで仮合わせしてみましたが、45゚程ずれていました(^_^;)
ホースを取り回すとねじれるみたいですね…
キャリパー側のバンジョーを締め込んで、仮合わせでピッタリにしました。
写真は捻り角度を合わせ、洗浄したバンジョーボルトと新品のガスケット。
8
●バンジョーボルトを締め付ける。
トルクは2.5kgf-mですが、マスター側はトルクレンチが入らないので手締めで。
キャリパー側はスタンドを下ろせばトルクレンチが入りますが、スタンドを下ろすのが面倒臭いからやはり手締め!
●ブレーキフルード(DOT4)をリザーバータンクに入れてエア抜き。
マスター側は、エアフリーバンジョーボルトがスペース的に取り付けられないので、ズボラこいてキャリパー側からエア抜きを始めました。
一向にエア抜けねぇ(-_-;)
折角締め付けたマスターのバンジョーボルトは緩めたくなかったので、ひたすらエア抜き。
5分、10分と時が流れて行きます…(^_^;)
心が折れたので、仕方なくマスターのボルトを緩めて、そこからエア抜きしました。
アッサリとエアは抜け、タッチが固くなりました。
やはり面倒臭がってはダメですね(^_^;)
キャリパーからもエア抜きし、タッチがしっかりした所でエア抜きは終了。
●ブリーダーボルトのゴムキャップとリザーバータンクの蓋とダイヤフラムは台所で中性洗剤で水洗いしてから水気を拭き取り、エアを少し吹いてから自然乾燥させておきます。
●キャリパーのブリーダーボルトの穴にキッチンペーパーを細く捻った物を2~3回差し込んで、残留しているブレーキフルードをある程度吸いとっておき、金属製の細いノズルを付けたパーツクリーナーを穴に差し込んで洗浄。
当然、ウエスを当てておきます。
そしてそこをエアブロー。
当然、ここもウエスを当てておきます。
これを2~3回。
そして、ブリーダーボルトのゴムキャップを取り付ける。
●リザーバータンクのフルードの量を調整し、ダイヤフラムを取り付けてから蓋を閉じる。
ダイヤフラムにはシリコングリスを少し吹いておくと取り付けが楽です。
●ブレーキペダルをフルパワーで押し、30秒保持の後にホースのバンジョーの根元、バンジョーのガスケット、ブリーダーボルトからのフルード漏れが無いか確認する。
まぁ、漏れる場合はエア抜き時に既に漏れて来ますけどね。
漏れも一切有りませんでした(^_^)v
●リザーバータンクを車体に取り付けてリアの作業は終了。
フロントは、フルード交換だけでリアと同じ作業なので省略♪
あと、ホイールやスイングアーム回り等、フルードの飛沫が付着していたらあまり良くないので、濡れ雑巾で拭いておきました。
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