
こんにちは!(⌒∇⌒)ノ"
続編で、ございます。
……さて 夕闇せまる山道を、だましだましクーペを走らせる爺ィですが、いつストップしても、おかしくありません
携帯は未だに圏外です…
(嫁)大丈夫?
(爺)なんとか走ってはいるけど、ヤバイな~!
(嫁) あそこ!峠の頂上じゃない?!
(爺)あそこからは、下りかな?
携帯はまだ圏外?
(嫁)圏外!家も見あたらないね。
…数キロ走っても、民家は見あたらない山道です
クーペのエンジンも止まる回数が、ふえてきました…
(爺)なんとか、頂上迄走って、後は下りだと助かるな!
…頂上を目指しなんとかクーペを走らす爺ィです
頂上迄あと数百メートル!…
…しかし!…
…ガクガク!プスッ!又エンジンストップです……
爺ィが、キイをひねります
キュルキュル…………………
かかりません キュルキュルキュルかかりません………
このままでは バッテリーも危ない状況です………
(爺)クソッ!ここまでか!
(嫁)え~!
…爺ィが車から 降りました……諦めたか!
……時計は5時を回っています あたりは薄暗くなって来ました……
爺ィが おもむろに近くの小枝を掴み 燃料ポンプをコンコンと叩いています……
…エンジンは かかるのか?……………………………
…キイをひねります
ブォーン
かかりました 頂上迄あと少しです……
(嫁)かかった!
(爺)でも、この登り坂がヤバイ!慎重に走らすは!携帯は?
(嫁)まだ圏外や!暗くなって来たね。
…爺ィは なるべくアクセルを踏み込まないよう 慎重に走らせます………
登りきる事は 出来るでしょうか………………
(嫁)やったー!
…登りきりました…………しかし……
…ガクガク ガクガク…
…プスッ 止まりました…
……ここからは 下り坂が続いています
しかし 爺ィのクーペには後付けでワゴンRの電動パワステを移植しています……
エンジンが かからないとハンドル操作に支障がでます………………………………
……再び 爺ィは車外で ポンプに振動を あたえます…………………………
…ブォーンかかりました…
(嫁)もう大丈夫?
(爺)イヤ!その場しのぎや!このままで止まらん様にユックリ 走らせてみるけど下り坂が終れば、アウトやな!
…確かに バッテリーも限界が近づいています
携帯の圏外は 脱出出来るのか?下り坂は このまま続くのか?!………
(嫁)あっ~ 民家や!
エンジンも大丈夫みたい?
(爺)だめ!踏み込むと又 止まるで!
…クーペは坂道を下りきり、 まばらでは ありますが 民家が点在するところで 止まりました
…ここからは 又 登りが続きそうです………
(爺)携帯は?
(嫁)あっー 一本立ってる~♪
(爺)JAF JAF!
…爺ィが JAFにかけます
プープープー
(爺)話中?
…又 かけます
プープープー………
何度かけても話中です…
(爺)おかしい?俺にかけてみて!
…プープープー………
(嫁)話中や!まだ圏外でないん!
どうする?エンジンかかっとるし、行ってみる?
………そうなんです
一本立ったり消えたりと電波状況が悪く 圏外のままなんです
爺ィは車外に出て あちこちで かけますが つながりません…………
(嫁)もう暗いね!どうする?
…さいわいエンジンは かかっています
しかし 状況はかわりません
ただでさえ暗くなった山道に 霧も立ちこめてきました………………
「このまま、登り坂を進むのか!
どうするローカル夫妻? どうする117クーペ?!」
……最終章に続く


Posted at 2014/07/31 12:23:41 | |
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