機材のお話#2、現在編です。
宅録を再開したいと思い始めた一昨年から、昔の記憶をたどりながらDTM関連の情報を収集し始めました。
当然ながらハード・ソフトともに進化しまくってます。
まずPCで録音するためにはギターをPCに接続するためのオーディオインターフェースが必要になります。
DAWをある程度使い方を覚えているCubaseにしたかったから、同じメーカーのSteinberg UR22Cを購入。
MOTUとかUNIVERSAL AUDIOあたりが欲しかったんだけど、昔のように機材に全額突っ込める訳はなく、エントリーモデルにしました。
妥協はしたけど、UR22Cは昔で言うところの7~8万くらいの音質・性能に匹敵するんじゃないかなぁ。
ハッキリ言って不満点がないです。
しかもこれを買った時期に音響機器の半導体製造工場が大規模火災があったらしく、売れ筋のオーディオインターフェースは軒並み欠品。
今でもSOUNDHOUSEのサイトを覗いてみると主要機種はほとんど販売停止中です。
僕は普通の価格で買えたけど、一時は倍くらいで取引されてたようでラッキーでした。
モニタースピーカーは引っ越してすぐに買ってあったMACKIEのCR3。
これは後ほど書きますがあんまりよくなかったですね。
ボリュームノブの周りがグリーンに光るから買っちゃったんです。
モニタースピーカーとしての性能はいまいち。
DAWはインターフェースにバンドルされてるCubaseAIをとりあえず使ってました。
マイクはヴォーカル用だけどSHUREのダイナミックマイクがあったので、とりあえずPC・DAW・モニタースピーカーが揃い、宅録出来る環境は整いました。
DAW再開後、初めてYouTubeにアップした「弾いてみた動画」はこれです。
ここで問題が出て来ました。
ギターをじっくり弾けるのは子供が寝静まった後くらいしか無いから、夜中にチューブアンプにマイキングして録音するのは当然無理な訳です。
かと言って、ソフトのアンプシミュレーターはなんか好きになれない。
若干のレイテンシーが気になるし、昔より進化しているとはいえ、弾いてて気持ち良くない。
YouTubeなんか見てるとソフトでも良い音してるのが結構出てくるからちょっと期待してたんだけど、BIAS AMP2を使ってみたらやっぱり性に合わず微妙でした。。ソフトのアンプシミュレーターは却下。
という事で、宅録にも使えてライブでも使おうという魂胆で、LINE6のPOD GOを買いました。
HX Stompも悩んだけど、フットスイッチが少ないしエクスプレッションペダルも付いてないし却下です。
POD GOは結果的に大正解だったと思います。
PODXT以来のLINE6製品。
購入前に色んな動画で情報収集をしてたけど、阿部学さんの動画が決め手になりました。
この方は氷川きよしさんのサポートとかやってて、Twitterでも気軽にメッセージを返してくれます。
阿部さんのクリスタルクリーンを出してみたかったし、ドライブサウンドもクセの無い心地よさが僕好みでした。
値段も高くないし、宅録にもライブにも便利に使える。
良いか鋳物が出来ました。
あとはマイクも新しく買いました。
アコギの録音に使うので、マランツのコンデンサーマイクにしました。
コンデンサーは初めて買いました。
入門用の安いマイクだし、音質もそれなりなんだと思います。
というか、マイクの良し悪しは正直よく知らない。
東京で活動してた時はその辺りはエンジニア任せで、あまり興味もなかったので知識も乏しいです。
物足りなくなったらAKGあたりにしようかなと思います。
それと、DAW再開当初はバンドル版のCubaseAIで十分って思ってたけど、いざやり出すとやはりProが欲しくなってしまうんですよね~。
という事で、AI→Proにアップグレードもしました。
Proに変えた恩恵はいっぱいあるけど、プラグインエフェクトのReverenceが使えることが大きいかな。
このリバーブは品質が高いです。
コンサートホールや会場の大きさ等を名称から選んで、どんなホールなのかが視覚的に絵で出て来ます。
例えばベネチアのコンサートホールとか、日本のスタジオとか。
その空間での響きを再現したプリセットが大量に入っているので、あまり細かい設定をしなくても大体良い音になってくれます。
まだProにしてから打ち込みを本格的にはやっていないんだけど、そのうちProの恩恵を実感するはずです。
打ち込みと言えば、MIDIキーボードも揃えました。
ArturiaのMiniLab MKIIです。
ピアノはほぼ弾けないから25鍵で十分、Padとツマミは欲しいのでコレがちょうど良いんです。でも結局Padがカラフルに光るのが決め手なんですよね~。
このMIDIキーボードにはシンセ音源のAnalog Labやグランドピアノ音源のUVI Grandがバンドルされてて、いずれもなかなかのクオリティです。
これも打ち込みを本格的に始めたらもっと真価を発揮してくれる予定です。
最後に、去年末位にモニタースピーカーを買い換えました。
JBLの305P MKIIです。
これも買って良かった機材のひとつです。
それなりのサイズだからPC机は相応の大きさが要りますが、音がすごくいい!
解像度が高く、低音も余裕があってバランスもこの価格からは考えられないくらいいいです。
ギターをPOD GO→モニタースピーカーから出力しても、結構気持ちよく鳴ってくれます。
という訳で、DTM関連の機材の話はこんな感じです。
機材にかけられる金額にも限りがある中で、現状はベストなセットアップが組めていると自己満足しています。
あとはDAWにどれだけ時間を掛けられるか、だけです。
オリジナルインストも1から作ってみたいし、好きな曲を自分なりにインストアレンジしてカバーしたりもしたい。
次回機材の話は、所有ギターの紹介でもしていこうかと考えています。