
休日の街角で見かけた1台のAlfaromeo
存在は勿論知っていたけれど、
その生い立ちや、写真で見た限りのなんとなくボテっとしていて
野暮ったいような印象から
全く気にも留めていなかった車。
休日のホームセンター駐車場で目にしたソレは左ハンドル
フロントマスクに強い意志を持って深く切り込まれた伝統のグリルに
どことなく哀愁の漂うヘッドランプ、サイドからテールへ向けて一気に駆け上がる美しいウエストライン
色っぽい曲線で描かれたヒップラインとそこに埋め込まれた小ぶりなブレーキ灯。
おそらく全くのノーマルで乗っているように見受けられたソレは
冬の茜空を背にして深いグレーのボディを艶かしく光らせて圧倒的な存在感で佇んでいました。
それはそれは一目惚れでした。
一瞬にして私はその車に強く惹きつけられていました。
しばらく舐めまわすように眺めた後(不審者だー!不審者がいるぞー!)
すぐ近くに停めてあった自身の156に乗り込んで走り出した時には決心していました。
「あの車を手に入れたい。」
そこから先はあっという間でした。
156をどうこうする前に新たな車を即決。
着々と受け入れ態勢を整え、2月も半ばを過ぎた頃
無事、我が家の駐車場には2台のAlfaromeoが納まることとなったのです。
一時的に。
思えば156を飼うことにした時も同じでした。
持っているPuntoへの愛着もある
が、156はどうしたって欲しい。
じゃぁ156はとりあえず増車ってことにしよう。
Puntoは大切に乗ってくれる引き取り手が見つかるまで手元に置いておこう…
結果、156を増車した後、知り合いで乗り継いでくれる者が見つかるまで
の1年ほどはMTの伊車2台体制というなんともなカーライフ。
今回も156の里親探しにしばらく苦労するかな…
などと考えていたら、先日職場の上司が名乗りをあげてくれ、
あっさり156は彼のもとへと旅立っていくこととなったのでした。
さよなら156。ありがとう156。
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Posted at
2011/02/21 15:37:28